精神看護学(2):精神障害と看護の実践 第5版
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発行 : 2022年1月

サイズ : B5判 376頁

ISBN-10 : 4-8404-7542-3

ISBN-13 : 978-4-8404-7542-6

商品コード : 308014914

在庫 : 在庫あり(申込可)

看護基礎教育テキスト

ナーシング・グラフィカ

精神看護学(2):精神障害と看護の実践 第5版

発行 : 2022年1月

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改訂のポイント

 ●第1部では、精神症状と精神疾患、検査、治療について、精神医療の基礎知識を学べます。 

●第2部では、精神科看護の実践として対象理解やケアの方法、治療的環境を整える看護などについて解説しています。 

●「入院医療中心から地域生活中心へ」の流れを汲み、地域生活(移行)支援のための社会資源や多職種連携、看護の視点などを手厚く解説しました。

 ●臨地実習でも「地域」の視点を盛り込み、実習への準備や目標の立て方、実習先での人間関係や感情表出の考え方まで学べます。 

 本書のポイント

 ●精神科病棟に入院している患者の生活状況をアセスメントし、日常生活行動の援助を通して治療的環境を整えていく看護師の役割を理解することができます。

 ●精神障害者が地域で生活できるように、社会資源やその活用方法、支援のあり方を事例を交えて解説しています。

 ●「統合失調症」「パーソナリティ障害」「被虐待児症候群」ほか7つの事例の看護の実際を通して、精神障害患者への理解が深まります。

 ●10章では精神科の看護実習を取り上げ、実習先で経験するであろう出来事、実習の振り返りとなるプロセスレコードの活用など精神科実習への心構えを学びます。


「シラバス・授業計画案」


旧版はこちら

著者

東京医療学院大学保健医療学部看護学科教授 出口 禎子 編集

日本赤十字看護大学看護学部教授 鷹野 朋実 編集

元 東京医科歯科大学大学院心療・緩和医療学分野教授 松島 英介 医学監修

3,520 円(税込)

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目次

<ARコンテンツ>
「メディカAR」の使い方はp.2をご覧ください.
● 精神科看護を学ぶにあたって〈動画〉
● 多職種とのつながり〈動画〉*
● SSTの一例〈動画〉
● 精神科看護におけるケアの方法〈動画〉
● 治療の場としての精神科病棟〈動画〉
● 社会資源の活用〈動画〉
● 地域へつなぐ:多職種連携~退院支援〈動画〉
● デイケア活動〈動画〉
● 地域で生きる:働く場所〈動画〉
● 「飲まないで生きてゆく」アルコホーリクス・アノニマス(AA)〈動画〉
● 精神障害者とともに生きる~NPO法人陽だまりの会に集う人たちPart1〈動画〉
● 精神障害者とともに生きる~NPO法人陽だまりの会に集う人たちPart2〈動画〉
● 精神疾患患者へのかかわり〈動画〉
* 複数ページで同一のコンテンツが表示されます.



・はじめに
・本書の特徴

<第1部 精神疾患とその症状・検査・治療>
【1】精神症状と精神疾患
◆1 精神疾患総論
1 精神疾患と精神症状
2 主な精神症状
■1 意識の障害
■2 注意の障害
■3 知覚の障害
■4 記憶の障害
■5 知能(知的能力)の障害
■6 思考の障害
■7 感情の障害
■8 意志や意欲の障害
■9 自我意識の障害
■10 身体的訴えや行動面に現れる精神症状
3 精神疾患の診断
■1 診断の重要性
■2 精神疾患の分類
■3 精神疾患の診断手順
4 精神疾患の好発年齢と性差
■1 精神疾患と好発年齢
■2 精神疾患と性差
5 精神疾患が身体疾患と異なる点
■1 精神疾患は社会生活や対人関係の基盤を損なう
■2 精神障害者は疾病と障害を併せもつ存在
■3 「障害」の様相が身体疾患の場合と異なる

◆2 神経発達症:成人期の自閉スペクトラム症(ASD),注意欠如・多動症(ADHD),限局性学習症(SLD)
1 (成人期の)自閉スペクトラム症(ASD)
■1 診断
■2 症状
■3 治療・支援
■4 看護の視点
2 注意欠如・多動症(ADHD)
■1 診断
■2 症状
■3 治療・支援
■4 看護の視点
3 限局性学習症(SLD)
■1 診断
■2 症状
■3 治療・支援
■4 看護の視点

◆3 統合失調症スペクトラム障害および他の精神病性障害群
1 統合失調症の診断と特徴
2 統合失調症の症状
■1 妄想
■2 幻覚
■3 思考と行動の障害
■4 陰性症状
3 統合失調症の治療
■1 ドパミン仮説
■2 NMDA受容体機能低下仮説
4 統合失調症の看護の視点
5 妄想性障害
■1 症状・診断
■2 治療

◆4 抑うつ障害と双極性障害
1 抑うつ障害の診断と特徴
■1 特徴と有病率
■2 症状
2 抑うつ障害の検査・治療
■1 検査
■2 治療
3 抑うつ障害とライフステージ
■1 小児期
■2 青年期
■3 成人期
■4 老年期
■5 女性のライフステージ
4 抑うつ障害の看護の視点
5 双極性障害の診断と特徴
■1 特徴と有病率
■2 症状
6 双極性障害の検査・治療
■1 検査
■2 治療
7 双極性障害の看護の視点

◆5 不安障害
1 限局性恐怖症
■1 特徴
■2 症状
2 社交不安障害
■1 特徴
■2 症状
3 パニック障害
■1 特徴
■2 症状
4 広場恐怖症
■1 特徴
■2 症状
5 全般性不安障害
■1 特徴
■2 症状
6 不安障害の検査・治療
■1 検査
■2 治療
7 不安障害の看護の視点

◆6 強迫性障害(OCD)
1 強迫性障害(OCD)の診断と特徴
2 強迫性障害(OCD)の症状
■1 洗浄
■2 物の配置・対称性へのこだわり
■3 禁断思考
■4 加害
3 強迫性障害(OCD)の検査・治療
■1 薬物療法
■2 認知行動療法
■3 検査
4 強迫性障害(OCD)の看護の視点

◆7 ストレス因関連障害
1 心的外傷およびストレス因関連障害群の診断と特徴
■1 反応性アタッチメント障害,脱抑制型対人交流障害
■2 心的外傷後ストレス障害,急性ストレス障害
■3 適応障害
2 心的外傷およびストレス因関連障害群の疫学
■1 反応性アタッチメント障害,脱抑制型対人交流障害
■2 心的外傷後ストレス障害,急性ストレス障害
■3 適応障害
3 ASDとPTSDの症状
■1 侵入症状(再体験症状)
■2 回避症状
■3 認知と気分の異常
■4 過覚醒
4 PTSDの治療
■1 薬物療法
■2 認知行動療法
■3 EMDR
5 PTSD患者に対する看護の視点

◆8 解離性障害
1 解離性障害群の分類と定義
■1 解離性同一症/解離性同一性障害
■2 解離性健忘
■3 離人感・現実感消失症/離人感・現実感消失障害
2 解離性障害群の疫学
■1 解離性同一症/解離性同一性障害
■2 解離性健忘
■3 離人感・現実感消失症/離人感・現実感消失障害
3 解離性障害の病理と症状
■1 解離の病理
■2 解離の症状
4 臨床経過
■1 解離性同一症/解離性同一性障害
■2 解離性健忘
■3 離人感・現実感消失症/離人感・現実感消失障害
5 検査・診断・治療
■1 検査
■2 診断
■3 治療
6 解離性障害の看護の視点

◆9 身体症状症および関連症群
1 身体症状症
■1 診断と特徴
■2 症状
■3 検査・治療
2 病気不安症
■1 診断と特徴
■2 病態・経過
■3 治療
3 変換症/転換性障害
■1 診断と特徴
■2 症状
■3 治療
4 身体症状症および関連症の看護の視点

◆10 摂食障害
1 摂食障害の定義と分類
2 摂食障害の疫学
3 摂食障害の症状
■1 体形や体重へのこだわり
■2 食事摂取を制限する行為
■3 むちゃ食い行為
■4 食事摂取を代償する行為
■5 身体症状
4 摂食障害の検査・治療
■1 検査
■2 治療
■3 神経性やせ症
■4 神経性過食症
■5 入院治療
5 摂食障害患者への看護の視点
■1 心理的要素
■2 身体的要素

◆11 睡眠−覚醒障害
1 睡眠−覚醒障害の分類
2 睡眠−覚醒障害の検査および症状評価
3 不眠障害
■1 症状
■2 治療
4 ナルコレプシー
■1 症状
■2 治療
5 呼吸関連睡眠障害
■1 症状
■2 治療
6 概日リズム睡眠−覚醒障害
■1 治療
7 睡眠時随伴症群
■1 レム睡眠行動障害
8 睡眠関連運動障害群
■1 むずむず脚症候群(レストレスレッグス症候群)
■2 周期性四肢運動障害
9 睡眠−覚醒障害の看護の視点

◆12 物質関連障害および嗜癖性障害群
1 物質関連障害の分類と定義
2 物質関連障害の疫学
3 物質関連障害の症状
■1 物質使用により発生する精神および行動の障害
■2 代表的物質とその症状の特徴
|1| アルコール
|2| 覚醒剤(アンフェタミン,メタンフェタミン)
|3| 大麻
|4| 揮発性有機化合物(吸入剤)
|5| 市販薬および睡眠薬・抗不安薬など
4 物質関連障害の治療
■1 中毒症状,離脱症状
■2 有害な使用・依存からの回復
5 物質関連障害の看護の視点
6 嗜癖性障害
■1 ギャンブル障害
■2 ゲーム障害

◆13 神経認知障害
1 認知症
■1 認知症のタイプ
|1| アルツハイマー型認知症
|2| 血管性認知症
|3| レビー小体型認知症
|4| 前頭側頭型認知症
|5| 軽度認知障害(MCI)
|6| 認知症と意識障害
■2 認知症の評価
■3 認知症の治療
■4 認知症の看護のポイント
2 せん妄
■1 せん妄の診断基準
■2 せん妄の病因
■3 せん妄の評価
■4 せん妄の治療と看護のポイント

◆14 パーソナリティ障害
1 パーソナリティ障害の定義と分類
■1 定義
■2 分類
2 パーソナリティ障害の症状と特徴
3 パーソナリティ障害の治療
4 パーソナリティ障害の看護の視点

◆15 身体疾患と精神症状
1 精神症状が生じ得る身体疾患
2 膠原病(全身性エリテマトーデス,ベーチェット病)
■1 精神症状との関連
■2 治療上の注意
3 心疾患(冠動脈疾患,心不全)
■1 精神症状との関連
■2 治療上の注意
4 糖尿病
■1 精神症状との関連
■2 治療上の注意
5 甲状腺疾患
■1 精神症状との関連
■2 治療上の注意
6 がん
■1 精神症状との関連
■2 治療上の注意
7 看護の視点


【2】医学的検査と心理検査
◆1 医学的検査
1 臨床検査における看護師の役割
■1 臨床検査に臨む患者への看護
■2 臨床検査にあたって
2 脳波検査
3 画像検査:脳検査
■1 脳の形態を知るための脳検査
|1| コンピュータ断層撮影(CT)
|2| 磁気共鳴画像法(MRI)
■2 脳の機能を知るための脳検査
|1| SPECT
|2| PET
|3| f-MRI
|4| MRS
|5| NIRS
4 脳脊髄液検査

◆2 心理検査
1 知能検査・発達検査
■1 個別式知能検査
|1| ビネー式知能検査
|2| ウェクスラー式知能検査
■2 集団式知能検査
■3 発達検査
2 性格検査
■1 質問紙法
■2 投影法
■3 作業検査法
3 神経心理学的検査
4 その他の心理検査
■1 うつや不安など
■2 認知症や軽度認知機能障害
■3 発達特性など


【3】精神科での治療
◆1 精神科における治療の特徴
1 治療契約と治療構造
2 多職種によるチーム医療
■1 社会復帰支援チーム
■2 精神科リエゾンチーム
■3 緩和ケアチーム
3 治療におけるリスクマネジメント
■1 医療一般におけるリスクマネジメント
■2 精神科におけるリスクマネジメント
|1| 自殺
|2| 暴力行為
|3| 無断離院

◆2 薬物療法
1 抗精神病薬
■1 抗精神病薬の特徴
■2 抗精神病薬の有害反応
|1| 錐体外路症状
|2| 性機能障害
|3| 多飲・水中毒
|4| 心循環器系
|5| 乳汁分泌
|6| 糖・脂質代謝異常
|7| 悪性症候群
|8| 白血球減少
2 抗うつ薬
■1 抗うつ薬の特徴
■2 抗うつ薬の有害反応
|1| セロトニン症候群
|2| 離脱症候群
|3| アクティベーション症候群
|4| 性機能障害
■3 抗うつ薬のその他の適応
3 気分安定薬
■1 気分安定薬の特徴
■2 気分安定薬の有害反応
4 睡眠薬
■1 不眠への治療
■2 睡眠薬の特徴
■3 睡眠薬の有害反応
5 抗不安薬
■1 抗不安薬の特徴
■2 抗不安薬の有害反応
6 抗てんかん薬
■1 抗てんかん薬の特徴
■2 抗てんかん薬の有害反応
7 抗酒薬
■1 アルコール依存症治療薬
8 ADHD治療薬
9 薬物療法の課題

◆3 精神療法
1 支持的精神療法
2 認知行動療法
■1 ABC理論と認知のゆがみ理論
3 精神分析的精神療法
■1 こころの防衛
■2 精神分析療法・精神分析的精神療法の進め方
4 家族療法
5 集団精神療法

◆4 社会療法
1 社会療法とは
■1 社会療法の始まり
■2 社会療法のモデル
■3 社会療法の意味するもの
2 病院内で行われる社会療法
■1 作業療法
■2 芸術療法
■3 社会生活技能訓練(SST)

◆5 電気けいれん療法
1 電気けいれん療法の現状
2 電気けいれん療法の適応
3 電気けいれん療法の実施方法
4 有害事象と実施時の注意点



<第2部 精神科看護の実践>
【4】精神科看護における対象の理解
◆1 精神科での援助におけるアセスメントの視点
1 ヒストリーを読む:家族背景と生活体験・生育歴の把握
2 精神・情緒状態の把握
■1 外見および印象
■2 現在の精神・情緒状態
3 セルフケアレベルの把握
■1 セルフケアの六つの領域:オレム・アンダーウッドモデル
■2 セルフケアのアセスメント
4 対人交流のパターンの把握
5 事例にみるアセスメントの視点
■1 アルコール依存症と診断されたAさんの事例
■2 Aさんの語りから見えてきたこと

◆2 治療の場の人間関係
1 患者同士の関係
2 家族関係
3 援助関係
4 患者−看護師関係のプロセス
■1 援助関係の四つのパターン
|1| 相互性
|2| 相補性
|3| 代償的
|4| 対立的
■2 関係性の四つの局面
|1| 方向付けの局面
|2| 同一化の局面
|3| 開拓利用の局面
|4| 問題解決の局面


【5】精神科看護におけるケアの方法
◆1 「治療的関わり」の考え方
1 コミュニケーションとは
2 コミュニケーションに影響を与える要因
■1 精神症状
■2 薬の有害反応
■3 インフォームドコンセントのありかた
■4 対人関係の体験の少なさ
3 日常生活におけるコミュニケーションのかたち
■1 訴えの背後にある要求を知る
■2 強いひきこもりの状態にある患者たち
■3 精神障害者との会話に伴う困難さ
4 信頼関係を築くためのコミュニケーション技術
■1 受容
■2 共感
■3 傾聴
■4 話しやすい環境づくり
■5 聞き手としての看護師の存在
■6 患者の意思表示を支えること
■7 そばにいること

◆2 日常生活行動の援助
1 入院患者の日常生活
2 セルフケアレベル低下の背景
■1 向精神薬の影響
■2 自己イメージの変化
■3 個別性を奪われた生活環境
■4 閉鎖的環境の影響
3 治療としての生活援助
■1 生活指導の難しさ
■2 生活療法,生活臨床の考え方の見直し
■3 看護の精神療法的意味
4 看護師によるケアの精神療法的な意義
■1 日常的ケアの中にある象徴的な意味:「母なるもの」の体験
■2 身体的ケアが患者に働きかけるもの
5 社会学習への援助
■1 生活学習状況
■2 社会学習の機会

◆3 服薬治療に関わる援助
1 精神科における薬物療法の特徴
2 抗精神病薬
■1 抗精神病薬の有害反応と看護のポイント
|1| 急性ジストニア
|2| パーキンソン症候群
|3| アカシジア
|4| 遅発性ジスキネジア
|5| 悪性症候群
|6| 抗コリン作用に伴う症状
|7| 内分泌・代謝系症状
|8| 精神症状
|9| その他の症状
■2 抗精神病薬の種類と特徴
3 薬物療法における看護
■1 観察の大切さ
■2 薬物療法をめぐるインフォームドコンセント
■3 服薬拒否の理由
4 薬に対する患者の思い


【6】入院環境と治療的アプローチ
◆1 治療の場としての精神科病棟
1 入院する精神障害者がもつ特徴
■1 病識が十分でない
■2 コミュニケーションの困難さ
■3 ストレス耐性・環境への適応能力の低下
■4 多くの疾患が慢性疾患である
2 精神科病棟での入院治療
■1 入院に至るプロセス
■2 入院治療の利点
■3 入院治療によって生じる危険性とその問題点
3 入院生活における環境調整
■1 保護室
■2 閉鎖病棟・開放病棟
■3 精神科病院における災害時の安全管理

◆2 治療的環境を整える
1 治療的環境とは何か
■1 治療的環境
■2 治療的環境と看護
■3 規則や制限
■4 治療共同体

◆3 精神科病棟での語りの場:ミーティングの事例から考える
1 ミーティングの枠組み
2 50代女性のAさんのケース
3 30代女性のBさんのケース
4 語りの場を創造する


【7】「地域で暮らす」を支える
◆1 日本における精神障害者と精神病床の現状
1 精神障害者の増加
■1 5 大疾病に精神疾患が加わる
■2 精神科外来患者の傾向
2 日本の病床数・平均在院日数の特徴
■1 日本の精神病床数の特徴
■2 平均在院日数の海外との比較
■3 民間の精神科病院が多いため在院日数の短縮化が進まない

◆2「入院医療」から「地域社会」での生活へ
1 精神科リハビリテーション
■1 リハビリテーションとは
■2 精神科リハビリテーションの概念の変遷
■3 医学モデルから生活モデルへの転換
■4 精神科リハビリテーションの基本と援助の視点
|1| 心身機能・身体構造に関する支援の視点
|2| 活動に関する支援の視点
|3| 参加に関する支援の視点
|4| 障害や因子が相互に影響し合うICFモデル
2 地域における保健・医療・福祉への転換
■1 長期入院が減少しない日本の現状
■2 なぜ社会的入院患者が退院できないのか
■3 長期入院の解消に向けて
|1| 精神保健医療福祉の改革ビジョン
|2| 長期入院精神障害者の地域移行に向けた具体的方策の今後の方向性
|3| 精神障害にも対応した地域包括ケアシステム
|4| 診療報酬における地域移行支援
3 長期入院患者の退院を困難にしている要因
■1 本人の要因
■2 家族の要因
■3 社会の要因
■4 精神科病棟という環境要因
■5 精神科看護師として,長期入院患者の退院を促進する

◆3 地域生活を支える社会資源の活用
1 ケアマネジメント
■1 ケアマネジメントとは
■2 ケアマネジメントの考え方と支援プロセス
2 自立支援給付と地域生活支援事業
■1 障害者自立支援法から障害者総合支援法へ
■2 自立支援給付
■3 地域生活支援事業
■4 就労支援事業
3 地域生活を支える医療サービス
■1 外来通院(病院・診療所)
■2 精神科訪問看護
■3 精神科デイケア/ナイトケア/デイ・ナイトケア/ショートケア
■4 ACTとアウトリーチ
|1| アウトリーチとは
|2| ACTとは
|3| 精神障害者アウトリーチ推進事業から精神障害者地域生活支援広域調整等事業へ
4 地域生活を支えるサービス
■1 地域の相談窓口
|1| 行政の相談窓口
|2| 障害者総合支援法における相談支援
|3| 精神障害にも対応した地域包括ケアシステム
■2 地域活動支援センター
5 就労支援
■1 ハローワーク
■2 障害者就業・生活支援センター
■3 地域障害者職業センター
■4 障害者総合支援法における就労支援サービス
|1| 就労移行支援
|2| 就労継続支援A型(雇用型)
|3| 就労継続支援B型(非雇用型)
|4| 就労定着支援
6 当事者・家族による相互支援(ピアサポート)
■1 患者会・当事者団体
■2 家族会
■3 自助グループ(セルフヘルプグループ)
■4 ピアサポーターの活躍の場

◆4 地域生活(移行)支援の実際
1 地域生活への移行に必要な支援体制
■1 入院医療機関
|1| 地域移行の支援を重点的に行う病棟機能
|2| 外来作業療法(外来OT)
■2 行政機関
|1| 市町村
|2| 保健所
|3| 精神保健福祉センター
■3 地域生活支援センター
■4 社会福祉協議会
■5 訪問看護ステーション
■6 地域包括支援センター
2 地域生活(移行)支援における多職種連携
■1 精神科医師
■2 歯科医師
■3 保健師
■4 精神保健福祉士
■5 作業療法士
■6 精神保健福祉相談員
■7 ピアサポーター
■8 薬剤師
■9 栄養士
■10 臨床心理技術者(臨床心理士,公認心理師)
3 長期入院患者の退院支援
■1 患者の自己決定を支えることから退院支援は始まる
■2 自己決定を実現させるためのマネジメント
■3 入院患者を対象とした退院支援プログラムの提供
4 訪問支援(アウトリーチ)による地域生活支援
■1 訪問支援の対象者の生活
■2 地域生活の継続を阻む精神症状
■3 地域生活継続のためのアウトリーチ

◆5 事例で学ぶ長期入院患者の退院支援から地域生活支援
1 61歳で精神科病院を退院するまでのBさんの経過
■1 61歳までの生活歴
■2 入院生活の様子
2 長期入院患者であったBさんの退院支援
■1 出張講演会への参加
■2 通所施設への体験通所
■3 多職種カンファレンスの開催
■4 地域生活移行を見据えた具体的な支援
■5 退院に向けた最終調整
3 社会資源を活用して地域生活へと移行したBさん(退院から1年まで)
■1 グループホームでの生活と施設通所
■2 再入院
4 地域での生活に根付いていったBさん(退院から5年後)

◆6 家族への支援
1 家族のケア負担
2 家族心理教育
■1 家族心理教育
■2 家族教室
■3 その他の家族支援プログラム

◆7 災害時の支援
1 災害時ストレスケアの始まり
2 災害によるストレスの影響
3 災害時のこころのケア
4 悪化・再発を防ぐための支援
■1 安心感と正確で現実的な情報の提供
■2 配慮を必要とする人へのケア
■3 災害の修復期以降の支援
5 災害支援者へのサポート


【8】救急医療現場における患者支援と精神的関わり
◆1 自殺企図により救急搬送される患者
1 自殺企図者に対する救急医療機関の役割
2 自殺未遂者への初期対応
■1 救急医療現場での身体的治療・検査
■2 救急医療現場での精神科的対応
|1| 情報収集
|2| 自殺企図の鑑別
|3| 再企図の可能性の確認
3 救急医療現場での自殺未遂者に対する看護
■1 看護師の役割
■2 再企図の予防の援助
■3 自殺未遂者へしてはならないこと
|1| 具体性を欠く励まし
|2| 患者を批判すること
|3| 一方的に説き伏せること

◆2 急性薬物中毒で救急搬送される患者
1 急性薬物中毒の救命率
2 急性薬物中毒と精神障害
3 急性薬物中毒の初期対応
■1 薬物中毒の原因物質と摂取量の確認
■2 自殺企図との鑑別
■3 他疾患との鑑別
4 原因物質の特定
5 治療
■1 全身管理
■2 吸収の阻害
|1| 活性炭の投与
|2| 胃洗浄
|3| 腸洗浄
■3 排泄の促進
■4 解毒薬・拮抗薬の使用
6 看護の留意点


【9】事例に学ぶ看護の実際
◆1 統合失調症(急性期)患者の看護の実際
1 事例の紹介と経過
■1 入院までの経過
■2 入院後の経過
2 アセスメントと看護目標
3 看護の実際
■1 患者が示す表現,非言語的なサインを観察する
■2 服薬管理
■3 日常生活行動の援助
■4 多職種との連携
■5 家族への関わり
4 事例からの学び
■1 Aさんと母親に何が起こっていたのか
■2 看護師の関わりの可能性

◆2 統合失調症(慢性期)患者の看護の実際
1 事例の紹介と経過
2 アセスメントと看護目標
3 看護の実際
■1 グループの集いとBさんの言動
■2 Bさんへの日常生活援助を通して
■3 看護学生との関わり
4 事例からの学び

◆3 パーソナリティ障害患者の看護の実際
1 事例の紹介と経過
■1 パーソナリティ障害患者の特徴
■2 入院時~その後の経過
2 アセスメントと看護目標
3 看護の実際
■1 グループの運用方法
■2 「娘グループ」の集い
4 事例からの学び

◆4 うつ病患者の看護の実際
1 事例の紹介と経過
■1 入院までの経過
■2 入院後の経過
■3 退院後の経過
2 アセスメントと看護目標
3 看護の実際
■1 休養できる環境の整備
■2 身体的ケア
■3 感情の容器としての役割と看護師のストレスマネジメント
■4 服薬管理
4 事例からの学び

◆5 パニック障害患者の看護の実際
1 事例の紹介と経過
■1 入院までの経過
■2 入院後の経過
2 アセスメントと看護目標
3 看護の実際
■1 患者の苦しい思いに共感的に関わる
■2 安心できる環境を提供する
■3 自助グループへつなぐ
4 事例からの学び

◆6 摂食障害患者の看護の実際
1 事例の紹介と経過
■1 入院までの経過
■2 入院時
■3 入院後の経過
2 アセスメントと看護目標
3 看護の実際
■1 観察項目
■2 受け持ち看護師が行うこと
■3 医療チームで行うこと
4 事例からの学び

◆7 被虐待児症候群,解離性障害患者の看護の実際
1 事例の紹介と経過
■1 入院までの経過
■2 入院後の経過
2 アセスメントと看護目標
3 看護の実際
■1 観察項目
■2 実施
4 事例からの学び


【10】臨地実習から学ぶ
◆1 精神科の看護実習とは
1 精神科看護実習への準備
2 精神科病院の看護実習で学習すること
■1 実習の目標
■2 実習指導者が学生に学んでほしいこと
3 患者の生活史の理解
4 実習生と患者との関係性の変化
5 地域におけるリハビリテーション施設での実習
■1 実習の目標
■2 実習で学んでほしいこと
|1| 多職種チームによって支援が行われている場であることを体験から学ぼう
|2| 精神科病棟での治療で精神障害者へのケアが終了するわけではないことを理解しよう
|3| 支援アプローチの医学モデルと生活モデルの違いを,具体的な支援の場を体験して理解しよう

◆2 患者からのさまざまな感情表出
1 セクシュアルな感情
2 秘密の打ち明け
3 拒否や無視

◆3 カンファレンスの意義
1 不安や疑問を表出し支え合う場
2 グループのダイナミクスを学ぶ
3 カンファレンスの形態
4 教員・臨床指導者の役割

◆4 実習の記録
1 看護場面の再構成
■1 患者と看護師の関わりのプロセスを振り返る
■2 患者と看護師の相互作用をケアに活用する
2 プロセスレコードと再構成
3 再構成の場面を選ぶ
4 再構成の活用
■1 患者のニードを見極めるために応答能力を訓練する
■2 会話を発展させるために自己の一致を意識する


・看護師国家試験出題基準(平成30年版)対照表
・索引