看護基礎教育テキスト
ナーシング・グラフィカ
基礎看護学(3):基礎看護技術Ⅱ
看護実践のための援助技術
発行 : 2022年1月
サイズ : B5判 504頁
ISBN-10 : 4-8404-7537-7
ISBN-13 : 978-4-8404-7537-2
商品コード : 308014906
在庫 : 在庫あり(申込可)
正誤表●第1部で環境整備、安全・安楽、感染予防といった看護に共通する重要な援助技術を解説しているので、土台を固めてから、第2部以降の日常生活行動や治療・処置などの援助技術を学べます。
●援助技術を実践する前に必要なアセスメント、さらに基本となる各部位の構造と機能も学べ、基盤を培ったうえで実践につなげられます。
●具体的な援助技術は、必要物品・準備から援助の実際、後片付けまで一連の流れがわかり、実習・臨床をイメージできます。
●豊富なイラスト・写真を用いて、各技術の手順を細かくコマ送りで解説し、さらに動画も充実しているので、視覚的に理解できます。
●患者の個別性に考慮した留意点や手技の細かな注意点が随所にあり、実践で役立つ視点を養えます。
3,740 円(税込)
目次
【ARコンテンツ】
●ベッドメーキング〈動画〉
●シーツ交換〈動画〉
●ベッド周囲と廊下における危険な状況〈アニメーション〉
●トルクを利用した体位変換〈動画〉
●作用・反作用の利用+摩擦力の軽減による患者の移動〈動画〉
●上方移動→水平移動→側臥位の体位変換〈動画〉
●感染症~冷静な対応のために〈動画〉
●手洗い〈動画〉
●アルコール製剤による手指消毒〈動画〉
●無菌室の一例〈動画〉
●滅菌手袋の着け方・外し方〈動画〉
●ガウンテクニック〈動画〉
●滅菌ガーゼの渡し方〈動画〉
●消化器系〈3D人体映像〉
●呼吸と嚥下〈アニメーション〉
●食事の援助前のアセスメント〈動画〉
●食事の援助〈動画〉
●経鼻経管栄養〈動画〉
●胃瘻〈動画〉
●注入の手順〈動画〉
●ストーマ装具の交換〈動画〉
●膀胱留置カテーテルの管理〈動画〉
●体位変換〈動画〉
●仰臥位から直接端座位へ〈動画〉
●起立・着座の介助〈動画〉
●自然な立ち上がり動作〈動画〉
●関節可動域訓練(ROM訓練)〈動画〉
●移動・歩行前のアセスメント〈動画〉
●好ましくない介助方法〈動画〉
●車椅子への移動〈動画〉
●立ち上がる際の足の位置〈動画〉
●車椅子での移送〈動画〉
●足の爪のケア〈動画〉
●口腔ケアの一例〈動画〉
●義歯のケア〈動画〉
●入浴介助前のアセスメント〈動画〉
●手浴〈動画〉
●足浴〈動画〉
●ケリーパッドを用いた洗髪〈動画〉
●洗髪方法の一例〈動画〉
●各部位(顔面・上下肢・背部)の清拭〈動画〉
●呼吸と横隔膜〈アニメーション〉
●腹式呼吸〈動画〉
●体位排痰法〈動画〉
●スクイージング〈動画〉
●気管カニューレの交換〈動画〉
●酸素供給装置〈動画〉
●褥瘡の実際〈動画〉
●褥瘡処置の手順〈動画〉
●経口与薬〈動画〉
●静脈内注射〈動画〉
●点滴静脈内注射〈動画〉
●静脈血採血(滅菌真空採血管使用)JCCLS標準採血法ガイドライン(GP4-A1)準拠〈動画〉
●心肺蘇生〈動画〉
●AEDの技術〈動画〉
・はじめに
・本書の特徴
【序章 看護技術とは何かⅡ】
■1 看護技術の根底にあるもの
■2 看護技術のもつ特徴
・1 看護実践の構成要素
・2 サイエンスとアートからなる技術
■3 このテキストで学んでいく看護技術
・1 基礎看護技術Ⅰ 第1部「コミュニケーション」,第2部「看護の展開」,第3部「ヘルスアセスメント」において学ぶこと
・2 基礎看護技術Ⅱ 第1部「看護に共通する重要な援助技術」において学ぶこと
・3 基礎看護技術Ⅱ 第2部「日常生活行動の援助技術」において学ぶこと
・4 基礎看護技術Ⅱ 第3部「生命活動を支える援助技術」において学ぶこと
・5 基礎看護技術Ⅱ 第4部「治療・処置に伴う援助技術」において学ぶこと
・6 基礎看護技術Ⅱ 第5部「死を迎える際の援助技術」において学ぶこと
■4 看護技術の基盤をつくる知の枠組み
・1 看護技術を支える「看護の基本的機能」
・2 多様な価値観に触れる協同学習
・3 エビデンスをベースとした看護技術の創造
第1部 看護に共通する重要な援助技術
【1 快適な環境をつくる技術】
◆1 環境の意義
・1 生理的な意味(自然環境)
・2 心理的な意味
・3 社会的な意味
◆2 環境を整える技術
■1 快適さを保つ構造:プライバシーを保つアメニティ
・1 構造
・2 生活サイクル
■2 病室の環境と病床の整備
・1 病室の環境
・2 寝床内環境
■3 病床を整える援助
◆3 療養環境のアセスメント
◆4 障害の種類(看護診断)
【2 安楽かつ快適さを確保する技術】
◆1 安楽の意義
■1 安楽の定義
■2 苦痛と安楽
■3 安楽の援助とは
◆2 身体症状に対する支援
■1 自覚症状と未病
■2 身体症状のマネジメントと尊厳
■3 各部位の症状マネジメント
◆3 基礎看護技術における安楽を確保するための援助
■1 体位変換および体位保持
■2 医療環境の調整
■3 身体的な援助
・1 罨法
・2 清潔ケア
■4 精神的な支援
・1 精神的な支援をするための準備
・2 患者の思いを表出してもらうための働きかけ
・3 傾聴
・4 受容と共感,敬意
・5 語りの真意と支援的な関わり
・6 タッチング(タッチ)
◆4 安楽な体位
■1 安楽な体位とは
■2 体位と抗重力メカニズムの関係
■3 体位の種類と身体への影響
■4 体位と生理学的要素との関係
・1 呼吸機能への影響
・2 循環血液量への影響
■5 同一体位による弊害
・1 褥瘡
・2 起立性低血圧
・3 下肢静脈血栓症
・4 沈下性肺炎
・5 筋の萎縮・機能低下,関節拘縮(柔軟性の低下)
・6 患者の精神的安楽の妨げ
■6 安楽な姿勢・体位の保持
◆5 安楽を確保する方法
■1 リラクセーション
・1 呼吸法
・2 筋弛緩法(漸進的筋弛緩法)
・3 その他
■2 痛みの緩和
・1 痛みの定義・アセスメント
・2 痛みを和らげる支援
■3 かゆみの緩和
・1 かゆみの定義・アセスメント
・2 かゆみを和らげる支援
■4 感覚への刺激
・1 音楽療法
・2 アロマセラピー(芳香療法)
・3 タクティール(R)ケア
【3 患者の安全・医療従事者の安全を守る技術】
◆1 医療安全の意義と確保
■1 医療安全の概念
■2 安全を脅かす要因(安全に関するアセスメント項目)
■3 安全管理対策
・1 個人の研鑽
・2 組織としての取り組み
◆2 患者の安全:主な医療事故とその予防策
■1 医療事故と医療過誤
■2 転倒・転落の予防策
・1 事故と発生要因
・2 転倒・転落の予防策
■3 外傷,チューブ・ライントラブルの予防策
・1 事故と発生要因
・2 外傷,チューブ・ラインなど装着物抜去の予防策
■4 患者誤認の予防策
・1 事故と発生要因
・2 患者誤認の予防策
■5 誤薬の予防策
・1 事故と発生要因
・2 誤薬の予防策
■6 誤嚥・窒息の予防策
・1 事故と発生要因
・2 誤嚥・窒息の予防策
◆3 医療従事者の安全
■1 ボディメカニクス
・1 看護者の腰痛問題
・2 腰痛の職業的要因と腰痛予防対策
・3 看護実践におけるボディメカニクスの活用
■2 感染予防策
・1 針刺し切創事故予防
・2 細菌・ウイルス曝露予防
■3 診療・検査時の事故防止
・1 放射線曝露の機会と予防策
・2 薬剤曝露の機会と予防策
・3 酸素ボンベ事故の要因と防止策
【4 感染予防を推進する技術】
◆1 感染予防の意義
◆2 感染症に関する法律
◆3 感染症を成立させる要素と成立過程
■1 感染源
■2 病原体保有者
■3 人体における微生物の出口
■4 感染経路
・1 接触感染
・2 空気感染
・3 飛沫感染
・4 媒介物感染
■5 侵入門戸
■6 宿主
・1 宿主(人間)が有している防御機構
・2 宿主が有している防御機構が未発達あるいは減弱する要因
◆4 感染予防のための援助方法
■1 スタンダードプリコーション(標準予防策)
■2 感染経路別予防対策
・1 接触感染予防策
・2 飛沫感染予防策
・3 空気感染予防策
◆5 感染症を予防するための技術
■1 手指衛生
■2 個人防護具の選択・着脱手順
・1 正しい個人防護具の選択
・2 個人防護具の着脱手順
■3 無菌操作
■4 滅菌物の取り扱い
・1 日常的な注意事項
■5 滅菌と消毒
・1 消毒
・2 滅菌
・3 環境清掃・環境整備
◆6 感染予防のための組織と役割
■1 病院(医療施設)における感染対策組織
・1 感染対策チーム(委員会)
・2 インフェクションコントロールナース(ICN)とリンクナース
・3 サーベイランス
■2 感染症発生時の対応
・1 発生状況の把握
・2 感染拡大の防止
・3 医療処置
・4 行政への報告
・5 関係機関との連携
■3 医療事故の予防と事故後の対応
・1 針刺し切創事故防止
・2 針刺し切創事故発生時の対応
◆7 医療廃棄物の取り扱い
第2部 日常生活行動の援助技術
【5 食事・栄養摂取を促す技術】
◆1 食事・栄養の意義
■1 生理的な意義
■2 心理的な意義
■3 社会的な意義
◆2 食事に関する生理学的メカニズム
■1 食欲
■2 消化・吸収
・1 消化
・2 吸収
■3 各臓器における消化・吸収
・1 口腔~咽頭
・2 食道
・3 胃
・4 小腸
・5 肝臓
・6 胆嚢
・7 膵臓
・8 大腸
■4 食事を阻害する要因
・1 食欲
・2 食行動
・3 消化・吸収・排泄
◆3 食事と栄養に関する基礎知識
■1 栄養素
■2 食事摂取基準
■3 エネルギー(推定エネルギー必要量)
■4 栄養素の摂取量
・1 推定平均必要量(EAR)
・2 推奨量(RDA)
・3 目安量(AI)
・4 耐容上限量(UL)
・5 目標量(DG)
■5 食事バランスガイド
■6 病院食
・1 一般食
・2 特別食
◆4 栄養状態のアセスメント
■1 栄養アセスメント
■2 摂食・嚥下のアセスメント
■3 その他の食事に関わるアセスメント
◆5 食事・栄養に関する援助の実際
■1 援助方法の選択
■2 経口摂取の援助
・1 食事援助の基本技術
・2 摂食・嚥下障害のある患者への援助
・3 食欲不振のある患者への援助
・4 視覚障害のある患者への援助
・5 上肢に障害のある患者への援助
・6 体位・体動制限のある患者への援助
■3 経管栄養の援助
・1 経管栄養の種類と留意点
・2 経鼻胃カテーテル法の援助
・3 経腸栄養剤の種類と留意点
■4 経静脈栄養法
【6 排泄を促す技術】
◆1 排尿・排便の意義
・1 生理的な意味
・2 心理・社会的な意味
◆2 排尿・排便の生理学的メカニズム
■1 尿の生成と排尿のメカニズム
■2 便の生成と排便のメカニズム
◆3 排尿・排便のニーズのアセスメント
■1 排尿・排便状況のアセスメント
・1 尿・便の性状
■2 排泄のニーズ
・1 排泄行動を実行できる能力
・2 患者の目標と満足度
◆4 排尿・排便障害の種類(看護診断)
■1 排泄行動を阻害する活動・運動上の要因
■2 自然排尿を阻害する要因
・1 尿閉と頻尿
・2 尿失禁
■3 自然排便を阻害する要因
◆5 排尿・排便の援助
■1 床上での排尿・排便の援助
■2 尿失禁・便失禁のある患者のおむつを用いた援助
・1 おむつの種類
・2 おむつを使用する場合の留意点
■3 ポータブルトイレ,トイレでの援助
■4 ストーマ造設者への援助
■5 自然排尿・排便を促す方法
・1 自然排尿を促す方法
・2 自然排便を促す方法
■6 導尿
・1 導尿の適応
・2 導尿の留意点
■7 浣腸
・1 浣腸の適応と種類
・2 浣腸の留意点
■8 摘便
・1 摘便の適応
・2 摘便の留意点
【7 活動・運動を支援する技術】
◆1 活動・運動の意義
・1 生理的な意味
・2 心理的な意味
・3 社会的な意味
◆2 活動・運動の生理学的メカニズム
■1 運動の神経支配と骨格筋の収縮
■2 体位変化とバイタルサイン
■3 「動かないこと」の危険性
◆3 活動・運動のニーズのアセスメント
■1 活動・運動の内容
■2 活動・運動の客観的指標
■3 活動・運動を阻害する要因
・1 身体的状態
・2 心理的状態
■4 活動・運動のニーズを充足させるためのフローチャート
◆4 活動・運動の障害(看護診断)
◆5 活動・運動を支援する援助の実際
■1 体位変換
・1 体位変換における留意点
・2 さまざまな場面における体位変換の援助
■2 床上運動
■3 立位と歩行
■4 移動・移送
・1 車椅子への移動・移送
・2 ストレッチャーへの移動・移送
【8】休息・睡眠を促す技術
◆1 休息・睡眠の意義
■1 休息
■2 睡眠
◆2 休息・睡眠の生理学的メカニズム
■1 生体リズム
■2 休息と疲労
■3 睡眠の分類と役割
・1 レム睡眠
・2 ノンレム睡眠
■4 睡眠の調節
・1 サーカディアン性調節
・2 ホメオスタシス性調節
■5 睡眠の多様性
・1 年齢差
・2 男女差
・3 個人差
・4 季節差
◆3 休息・睡眠のニーズのアセスメント
■1 休息のニーズ
■2 睡眠のニーズ
◆4 休息・睡眠の障害(看護診断)
■1 休息
■2 睡眠
◆5 休息・睡眠を促す援助の実際
■1 休息の援助技術
・1 消極的休息
・2 積極的休息
・3 栄養補給
・4 療養生活におけるレクリエーション
■2 睡眠の援助技術
【9 身体の清潔を援助する技術】
◆1 清潔の意義
■1 身体の清潔を保つケアが身体に及ぼす影響
・1 生理的な意義
・2 心理・社会的な意義
■2 看護者にとっての清潔ケアの意義
◆2 皮膚・粘膜のメカニズム
■1 皮膚・粘膜の機能
■2 皮膚の構造
・1 皮膚
・2 皮膚付属器
◆3 清潔行為とその影響
■1 清潔にする行為の身体的影響
・1 温熱作用
・2 静水圧作用
・3 浮力作用
・4 マッサージ効果
■2 洗浄剤とスキンケアの基本
・1 洗浄剤の種類と皮膚への影響
・2 皮膚の乾燥や浸軟の予防
■3 清潔にする援助と心理・社会的影響
◆4 清潔のニーズ
◆5 清潔のセルフケアに影響を与える要因
■1 発達段階,年齢,性別
■2 健康状態
■3 環境的要因
■4 個人の清潔習慣
◆6 身体各部のアセスメント
◆7 清潔援助技術に関連する看護診断
◆8 清潔の援助方法
■1 援助方法の選択
■2 整容
■3 口腔ケア
・1 口腔ケアを行うためのアセスメント
・2 口腔ケアの目標・期待されること
・3 口腔ケアの実際
■4 入浴・シャワー浴の介助
・1 入浴・シャワー浴の介助を行うためのアセスメント
・2 入浴・シャワー浴の目標・期待されること
・3 入浴・シャワー浴の介助の実際
■5 部分浴(手浴・足浴)
・1 部分浴(手浴・足浴)を行うためのアセスメント
・2 部分浴(手浴・足浴)の目標・期待されること
・3 部分浴(手浴・足浴)の実際
■6 洗髪
・1 洗髪を行うためのアセスメント
・2 洗髪の目標・期待されること
・3 洗髪の実際
■7 全身清拭
・1 全身清拭を行うためのアセスメント
・2 全身清拭の目標・期待されること
・3 全身清拭の実際
■8 陰部洗浄
・1 陰部洗浄を行うためのアセスメント
・2 陰部洗浄の目標・期待されること
・3 陰部洗浄の実際
■9 寝衣交換
・1 寝衣交換を行うためのアセスメント
・2 寝衣交換の目標・期待されること
・3 寝衣交換の実際
第3部 生命活動を支える援助技術
【10 呼吸を楽にする技術】
◆1 呼吸とは
◆2 呼吸の生理学的メカニズム
■1 気道
■2 吸気と呼気のメカニズム
■3 ガス交換
◆3 呼吸のニーズに関するアセスメント
■1 呼吸パターンの観察
■2 呼吸困難の観察
・1 客観的情報のアセスメント要素
・2 主観的情報のアセスメント要素
◆4 障害の種類(看護診断)
◆5 呼吸を楽にする援助
■1 効率的な呼吸方法
・1 呼吸の楽な体位
・2 安楽な呼吸法
■2 痰を喀出させる方法
・1 体位排痰法(体位ドレナージ)
・2 手技による排痰
・3 効果的な咳による痰喀出
■3 吸入療法
・1 エアロゾル吸入療法
■4 吸引
・1 気管挿管
・2 気管吸引
■5 酸素療法
・1 低流量での酸素吸入
・2 高流量での酸素吸入
・3 リザーバーシステムでの酸素吸入
・4 高流量鼻カニューラ酸素療法
・5 酸素療法の実施
・6 酸素供給源
・7 酸素ボンベの残量の確認
・8 酸素ボンベの操作と安全管理
・9 酸素流量計の取り扱い
・10 在宅酸素療法
■6 人工呼吸
・1 人工呼吸器の構造
・2 人工呼吸管理の目的
・3 人工呼吸器による換気
・4 陽圧換気に伴う合併症
・5 人工呼吸器の操作と安全管理
【11 体温を調節する技術】
◆1 はじめに
◆2 体温調節
■1 体温
■2 体温に影響を及ぼす因子
■3 体温の平衡
・1 熱産生
・2 熱放散
■4 体温調節のメカニズム
■5 体温の異常
・1 高体温
・2 低体温
◆3 罨法
■1 罨法とは
■2 罨法の効果と適用
・1 皮膚感覚
・2 循環器
・3 筋・神経
◆4 罨法の実際
■1 温罨法
・1 生理学的効果を期待する場合
・2 安楽を期待する場合
■2 冷罨法
・1 生理学的効果を期待する場合
・2 安楽を期待する場合
第4部 治療・処置に伴う援助技術
【12 皮膚・創傷を管理する技術】
◆1 皮膚・創傷を管理するための基礎知識
■1 皮膚の構造と機能
・1 表皮
・2 真皮
・3 皮下組織
■2 皮膚の障害がもたらす影響
◆2 創傷の分類と治癒過程
■1 創傷とは
■2 創傷の分類
・1 原因による分類
・2 深さによる分類
・3 汚染の程度による分類
■3 創傷治癒の過程と形式
・1 創傷治癒過程
・2 創傷治癒の種類
・3 創傷治癒形式
◆3 創傷の管理
■1 スキンケア
・1 皮膚の清潔の保持
・2 皮膚の乾燥の予防
・3 皮膚の浸軟の予防
■2 創傷処置
・1 創部の環境調整
・2 創洗浄・創保護
■3 包帯法
・1 包帯法実施時の注意点
・2 巻軸包帯の巻き方
◆4 褥瘡の管理
■1 褥瘡とは
■2 褥瘡の発生要因
■3 褥瘡好発部位
■4 褥瘡の分類
■5 褥瘡発生の予測
■6 褥瘡予防のケア
・1 体圧分散
・2 栄養管理
・3 スキンケア
■7 褥瘡発生時のケア
【13 与薬・輸血を安全かつ正確に行う技術】
◆1 与薬とは
◆2 薬物療法と看護
■1 薬物療法の目的
■2 医薬品の法的規制
・1 保健師助産師看護師法
・2 医薬品,医療機器等の品質,有効性及び安全性の確保等に関する法律(医薬品医療機器等法)
・3 毒薬・劇薬・麻薬・向精神薬の法的規制
◆3 与薬のための基礎知識
■1 薬剤の表記
■2 薬物の吸収・分布・代謝・排泄
・1 薬物動態(ADME)
■3 薬物の主作用と副作用
■4 薬物の相互作用
■5 薬効に影響を与えるもの
■6 薬剤の種類
◆4 与薬のための援助技術
■1 安全で確実な与薬のための知識・技術・態度
・1 与薬の指示から実施まで
・2 正しい薬物投与
■2 与薬法
・1 経口的与薬法(内服)
・2 口腔内与薬法
・3 直腸内与薬法
・4 点眼・点入法
・5 点鼻法
・6 点耳法
・7 吸入法
・8 塗布法
・9 貼付法
・10 注射法
◆5 注射のための援助技術
■1 注射法で使用する物品(滅菌材料)
・1 注射器
・2 注射針
・3 薬液量の見方
■2 注射の準備
■3 注射に必要な知識と技術
・1 注射部位の消毒方法
・2 注射器の把持のしかた
・3 注射部位の選択間違いにより起こる合併症(神経麻痺)
■4 注射の実際
・1 皮下注射(subcutaneous injection)
・2 筋肉内注射(intramuscular injection)
・3 皮内注射(intradermal injection)
・4 静脈内注射・点滴静脈内注射
◆6 輸血のための援助技術
■1 安全かつ適正な輸血のための基礎知識
・1 輸血療法の実施に関する指針
・2 輸血の目的
・3 輸血療法の原則
・4 輸血用血液製剤の種類
・5 輸血副作用・感染症情報の新基準
■2 輸血の実際
・1 輸血の準備
・2 輸血の手順
■3 輸血の副作用
◆7 与薬における安全管理
■1 感染予防(医療廃棄物の取り扱い)
・1 感染性廃棄物の関係法規
・2 感染性廃棄物の表示,分別
・3 感染性廃棄物の保管場所
■2 薬物投与における安全管理
・1 事故発生時の対応:医療安全の確保に向けた視点
・2 リスクマネジメント:医療安全の確保に向けた取り組み
【14 検査・治療を安全かつ正確に行う技術】
◆1 検査とは
■1 検査の意義
■2 検査における看護者の役割
・1 検査の説明
・2 苦痛の軽減
・3 危険の察知と対処
・4 医師や技師との連携
■3 検査の種類と実施時の注意点
・1 生体検査(生理学的検査)
・2 検体検査
◆2 身体計測
・1 身長
・2 座高
・3 体重
・4 頭囲
・5 胸囲
・6 腹囲
・7 握力
・8 肺活量
◆3 検査の援助
■1 単純X線撮影検査
■2 超音波検査
■3 CT検査
■4 MRI検査
■5 内視鏡検査
■6 心電図検査
・1 標準12誘導心電図
・2 モニター心電図
■7 尿・便・喀痰検査
・1 尿検査
・2 便検査
・3 喀痰検査
■8 血液検査
・1 静脈血採血
・2 動脈血採血
・3 血糖測定
■9 穿刺法
・1 腰椎穿刺
・2 胸腔穿刺
・3 腹腔穿刺
・4 骨髄穿刺
■10 核医学検査
■11 呼吸機能検査
◆4 治療・処置
■1 治療・処置時の患者の理解と看護者の役割
■2 洗浄
・1 膀胱洗浄
・2 胃洗浄
■3 吸引
・1 一時的吸引法:口腔・鼻腔・気管吸引
・2 胸腔内持続吸引(胸腔ドレナージ)
■4 ME機器の取り扱いとモニタリング
・1パルスオキシメーター
・2生体情報モニター
・3動脈圧モニター
・4肺動脈圧モニター
・5中心静脈圧測定
【15 救急救命処置を行う技術】
◆1 緊急時における迅速な処置の必要性
・1 緊急時の応援要請
◆2 救急時における看護者の役割
◆3 一次救命処置
■1 心肺蘇生
・1 Circulation(循環:胸骨圧迫)
・2 Airway(気道:気道確保)とBreathing(呼吸:人工呼吸)
■2 除細動
■3 気道異物除去
◆4 ファーストエイド
・1 外出血に対する止血法
◆5 救急救命処置の開始・中止・断念
◆6 感染予防
第5部 死を迎える際の援助技術
【16 危篤・終末時における技術】
◆1 人間にとっての危篤・終末期の意味
■1 危篤・終末期の定義
■2 生きること,死ぬことの意味
■3 日本における死に関する文化的要素
・1 信仰心と死への準備
・2 死体・遺体と死後のケア
・3 死者と生者を断絶しない対応
◆2 日本の死亡に関する統計
・1 性・年齢階級別死因
・2 死因別死亡率
・3 死を迎える場所の特徴とケアの課題
◆3 危篤・終末時の心理的変化
・1 患者の心理
・2 家族の心理
◆4 危篤・終末時の患者と家族の心理的ケア,身体的ケア
■1 心理的ケア
・1 患者への心理的ケア
・2 家族への心理的ケア
■2 身体的ケア
・1 身体症状のコントロール
・2 日常生活の援助
・3 家族へのケア
◆5 危篤・終末時の生理的変化とケア
■1 臨終前の身体的変化とケア
■2 臨終後の身体的変化
◆6 終末を迎えた後のケア
■1 死後のケア
・1 エンゼルケア
・2 自宅での終末期ケアと看取り
■2 遺族への関わり
・1 遺族の悲嘆とそのプロセス
・2 悲嘆のプロセスに応じた関わり方
■3 死亡後に必要な諸手続き
・看護師国家試験出題基準(令和5年版)対照表
・索引