看護基礎教育テキスト
ナーシング・グラフィカ
基礎看護学(3):基礎看護技術 第6版
発行 : 2017年1月
サイズ : A4変型判 496頁
ISBN-10 : 4-8404-5795-6
ISBN-13 : 978-4-8404-5795-8
商品コード : 308014905
在庫 : 在庫なし(申込不可)
正誤表●すべての看護の基礎となる技術を、カラー図版を豊富に用いて具体的かつ視覚的に解説しています。
●看護実践能力を育成するうえで重要な「看護ケア基盤形成の方法」と「看護基礎技術」を基本から学びます。
●技術を支えるエビデンスを示し、科学的根拠に裏付けられた看護技術を学習できるようにしています。
●具体例を通して、個別性を考慮した安全かつ必要な援助をアセスメントし、実践する視点を養います。
●「何のために」「なぜそうするのか」「留意すべきこと」「援助のポイント」を確認しながら学びます。
3,960 円(税込)
目次
・はじめに
・本書の特徴
【ARコンテンツ】
・「メディカAR」の使い方
・文字盤を使ったコミュニケーション〈動画〉
・意思伝達装置〈動画〉
・IT機器の活用〈動画〉
・刺激伝導系〈アニメーション〉
・脈拍の測定〈動画〉
・血圧の測定〈動画〉
・体温の測定〈動画〉
・聴診器の使い方〈動画〉
・問診〈動画〉
・口腔/咽頭の視診・触診〈動画〉
・胸郭と臓器〈3D回転モデル〉
・ベッドメーキング〈動画〉
・シーツ交換〈動画〉
・感染症~冷静な対応のために〈動画〉
・手洗い〈動画〉
・アルコール製剤による手指消毒〈動画〉
・無菌室の一例〈動画〉
・滅菌手袋の着脱〈動画〉
・ガウンテクニック〈動画〉
・滅菌ガーゼの渡し方〈動画〉
・体位変換〈動画〉
・関節可動域訓練(ROM訓練)〈動画〉
・車椅子への移動〈動画〉
・車椅子での移送〈動画〉
・足の爪のケア〈動画〉
・口腔ケアの一例(座位がとれない療養者の場合)〈動画〉
・義歯のケア〈動画〉
・洗髪〈動画〉
・洗髪方法の一例〈動画〉
・顔の清拭〈アニメーション〉
・部分浴(手浴)〈動画〉
・足浴〈動画〉
・消化器系〈3D回転モデル〉
・呼吸と嚥下〈アニメーション〉
・経鼻経管栄養〈動画〉
・胃 瘻〈動画〉
・注入の手順〈動画〉
・ストーマ装具の交換〈動画〉
・膀胱留置カテーテルの管理〈動画〉
・呼吸と横隔膜〈アニメーション〉
・腹式呼吸〈動画〉
・体位排痰法〈動画〉
・スクイージング〈動画〉
・気管カニューレの交換〈動画〉
・酸素供給装置〈動画〉
・静脈血採血(滅菌真空採血管使用)JCCLS標準採血法ガイドライン(GP4-A1)準拠〈動画〉
・経口与薬〈動画〉
・静脈内注射〈動画〉
・点滴静脈内注射〈動画〉
・褥瘡の実際〈動画〉
・褥瘡処置の手順〈動画〉
・心肺蘇生〈動画〉
・AEDの技術〈動画〉
◆第1部 看護行為に共通する援助技術
【1 看護技術とは何か】
<1>看護技術の根底にあるもの
<2>看護技術のもつ特徴
(1)看護実践の構成要素
(2)サイエンスとアートからなる技術
(3)これから学んでいく看護技術
【2 人間関係を成立・発展させるための技術】
<1>コミュニケーション技術
(1)コミュニケーションの概念
(2)看護学でコミュニケーションを学ぶ意義
(3)コミュニケーションの基本原理
(4)コミュニケーションの構造とプロセス
(5)コミュニケーションの種類とその概要
(6)言語的コミュニケーション
(7)非言語的コミュニケーション
<2>看護場面での効果的なコミュニケーション技術
(1)社交的コミュニケーションと専門的コミュニケーション
(2)コミュニケーションに必要な能力
(3)コミュニケーションに必要な態度
(4)コミュニケーションを妨げるもの
<3>対人関係の振り返り
(1)プロセスレコード
(2)ロールプレイ
(3)リフレクション
<4>看護と人間尊重
(1)援助過程とコミュニケーション
(2)看護と人権
(3)インフォームドコンセントと看護者の役割
(4)ペイシェントアドボカシーとしての活動
【3 健康学習を支援し成長を促す技術】
<1>教育・指導:セルフケア能力の向上をめざして
(1)看護における教育的支援
(2)患者と家族のセルフケアを支援する活動
(3)障害者の「参加」を支援する看護活動
(4)看護における指導技術
<2>カウンセリング
(1)カウンセリングとは何か
(2)主なカウンセリングと特徴
(3)看護におけるカウンセリングの意義
(4)看護におけるカウンセリングの適用
(5)看護で活用されているカウンセリングの代表的な技法
(6)看護におけるカウンセリング実施時の留意点
【4 生命の徴候を観察する技術】
<1>出会った瞬間から観察が始まる
<2>バイタルサインとは
(1)意 識
(2)呼 吸
(3)脈 拍
(4)血 圧
(5)体 温
(6)バイタルサインの測定
<3>バイタルサインの測定結果の解釈と報告方法
<4>フィジカルアセスメント
(1)フィジカルアセスメントテクニック
(2)系統別のフィジカルアセスメント
(3)フィジカルアセスメントのチェックリスト
【5 快適な環境をつくる技術】
<1>環境の意義
<2>環境を整える技術
(1)快適さを保つ構造:プライバシーを保つアメニティ
(2)病室の環境と病床の整備
(3)病床を整える援助
<3>環境のアセスメント
<4>障害の種類(看護診断)
【6 感染予防を推進する技術】
<1>感染予防の意義
<2>感染症に関する法律
<3>感染症を成立させる要素と成立過程
(1)感染源
(2)病原体保有者
(3)人体における微生物の出口
(4)感染経路
(5)侵入門戸
(6)宿 主
<4>感染症を予防するためのプロセス
(1)宿主の抵抗力の増強
(2)手指衛生
(3)個人防護具の着用
(4)無菌操作
(5)滅菌物の取り扱い
(6)滅菌と消毒
(7)その他の援助技術
<5>感染予防のための看護過程
<6>感染予防のための援助方法
(1)スタンダードプリコーション(標準予防策)
(2)感染経路別予防対策
(3)標準予防策追加項目(2007年)
<7>感染症予防のための組織と援助技術に対する評価
<8>感染症発症時の対応
(1)感染症発症時の対応策
(2)対象感染症別の施設内での対応
(3)実習時の対応
【7 安全を守る技術】
<1>医療安全の意義と確保
(1)医療安全の概念
(2)安全を脅かす要因(安全に関するアセスメント項目)
(3)安全管理対策
<2>主な医療事故とその予防策
(1)医療事故と医療過誤
(2)転倒・転落の予防策
<3>外傷,チューブ・ライントラブルの予防策
<4>誤薬の予防策
<5>誤嚥・窒息の予防策
<6>放射線・薬剤曝露の予防策
【8 効率的で安楽な動きをつくり出す技術】
<1>安楽な体位
(1)安楽の定義
(2)安楽な体位とは
(3)生活姿勢と抗重力メカニズムの関係
(4)体位の種類と身体への影響
(5)体位と生理学的要素との関係
(6)同一体位による弊害
(7)安楽な姿勢・体位の保持
<2>ボディメカニクス
【9 看護を展開する技術】
<1>看護を展開する技術
<2>アセスメント
(1)アセスメントとは
(2)アセスメントの技術
(3)アセスメントの例(事例紹介)
<3>問題の明確化:看護診断と優先順位の決定
<4>看護計画
(1)目標の設定
(2)計画の立案
<5>実 施
<6>評 価
<7>看護記録の作成と管理
◆第2部 健康的な日常生活行動を促進する援助技術
【10 活動・運動を支援する技術】
<1>活動・運動の意義
<2>活動・運動の生理学的メカニズム
(1)運動の神経支配と骨格筋の収縮
(2)体位変化とバイタルサイン
(3)同一体位と体圧
<3>活動・運動のニーズのアセスメント
(1)活動・運動の内容
(2)活動・運動の客観的指標
(3)活動・運動を阻害する要因
(4)活動・運動のニーズを充足させるためのフローチャート
<4>活動・運動の障害(看護診断)
<5>活動・運動を支援する援助の実際
(1)体位変換
(2)床上運動
(3)立位と歩行
(4)移動・移送
【11 休息・睡眠を促す技術】
<1>休息・睡眠の意義
(1)休 息
(2)睡 眠
<2>休息・睡眠の生理学的メカニズム
(1)生体リズム
(2)休息と疲労
(3)睡眠の分類と役割
(4)睡眠の調節
(5)睡眠の多様性
<3>休息・睡眠のニーズに関するアセスメント
(1)休息のニーズ
(2)睡眠のニーズ
<4>休息・睡眠の障害(看護診断)
(1)休 息
(2)睡 眠
<5>休息・睡眠を促す援助の実際
(1)休息の援助技術
(2)睡眠の援助技術
【12 身体の清潔を援助する技術】
<1>清潔の意義
<2>皮膚・粘膜の生理的メカニズムとケア
(1)皮膚・粘膜の機能
(2)入浴と生体の反応
(3)マッサージと生体の反応
(4)頭皮のケア
(5)清拭洗浄剤と皮膚の反応
(6)足浴の効果
(7)スキンケアの基本
<3>清潔のニーズのアセスメント
(1)皮膚・粘膜・爪・髪の状態
(2)清潔のニーズ
(3)清潔のニーズを阻害する要因
(4)身体の清潔・衣生活のニーズを充足させる本人のセルフケアの程度
<4>障害の種類(看護診断)
<5>清潔の援助方法
(1)援助方法の選択
(2)整 容
(3)入浴の介助
(4)口腔ケア
(5)洗 髪
(6)全身清拭
(7)陰部洗浄
(8)手浴・足浴
(9)寝衣交換
【13 食事・栄養摂取を促す技術】
<1>食事・栄養の意義
<2>食事に関する生理学的メカニズム
(1)食欲に影響を及ぼす因子
(2)消化・吸収の生理学的メカニズム
<3>食事と栄養に関する基礎知識
(1)栄養素
(2)食事摂取基準
(3)病院における食事
<4>栄養状態のアセスメント
(1)客観的指標
(2)食事を阻害する要因
<5>食事・栄養に関する援助の実際
(1)援助方法の選択
(2)経口栄養の援助
(3)経管栄養の援助
(4)高カロリー輸液,中心静脈栄養
【14 排泄を促す技術】
<1>排尿・排便の意義
<2>排尿・排便の生理学的メカニズム
(1)尿の生成と排尿のメカニズム
(2)便の生成と排便のメカニズム
<3>排尿・排便のニーズのアセスメント
(1)排尿・排便状況のアセスメント
(2)排泄のニーズ
<4>排尿・排便障害の種類(看護診断)
(1)排泄行動を阻害する活動・運動上の要因
(2)自然排尿を阻害する要因
(3)自然排便を阻害する要因
<5>排尿・排便の援助
(1)床上での排尿・排便の援助
(2)尿失禁・便失禁のある患者のおむつを用いた援助
(3)ポータブルトイレ,トイレでの援助
(4)ストーマ造設者への援助
(5)自然排尿・排便を促す方法
(6)導 尿
(7)浣 腸
(8)摘 便
◆第3部 生命活動を支える援助技術
【15 呼吸を楽にする技術】
<1>呼吸とは
<2>呼吸の生理学的メカニズム
(1)気 道
(2)吸気と呼気のメカニズム
(3)ガス交換
<3>呼吸のニーズに関するアセスメント
(1)呼吸パターンの観察
(2)呼吸困難の観察
<4>障害の種類(看護診断)
<5>呼吸を楽にする援助
(1)効率的な呼吸方法
(2)痰を喀出させる方法
(3)吸入療法
(4)酸素療法
(5)人工呼吸
【16 体温を調節する技術】
<1>はじめに
<2>体温調節
(1)体 温
(2)体温に影響を及ぼす因子
(3)体温の平衡
(4)体温調節のメカニズム
(5)体温の異常
<3>罨 法
(1)罨法とは
(2)罨法の効果と適用
<4>罨法の実際
(1)温罨法
(2)冷罨法
【17 安楽かつ快適さを確保する技術】
<1>安楽の意義
<2>基礎看護技術における安楽を確保するための援助
(1)医療環境の調整
(2)身体的援助
(3)精神的援助:傾聴,タッチング
<3>安楽を確保する方法
(1)リラクセーション
(2)痛みの軽減
(3)感覚への刺激
◆第4部 治療・処置に伴う援助技術
【18 検査・治療を安全かつ正確に行う技術】
<1>検査とは
(1)検査の意義
(2)検査における看護者の役割
(3)検査の種類と実施時の注意点
<2>身体計測
<3>検査の援助
(1)X線単純撮影検査
(2)超音波検査
(3)CT検査
(4)MRI検査
(5)内視鏡検査
(6)心電図検査
(7)尿・便・喀痰検査
(8)血液検査
(9)穿刺法
(10)核医学検査
(11)基礎代謝検査
(12)呼吸機能検査
<4>治療・処置
(1)治療・処置時の患者の理解と看護者の役割
(2)洗 浄
(3)吸 引
(4)ME機器の取り扱いとモニタリング
【19 与薬・輸血を安全かつ正確に行う技術】
<1>与薬とは
<2>与薬における法的根拠
<3>与薬のための基礎知識
(1)薬剤の表記
(2)薬剤の吸収・分布・代謝・排泄
(3)薬剤の主作用と副作用
(4)薬剤相互作用
(5)薬剤の効果(薬効)に影響を与える要因
(6)薬剤の種類
<4>与薬のための援助技術
(1)安全で確実な与薬のための知識・技術・態度
(2)与薬法
<5>注射のための援助技術
(1)注射法で使用する物品(滅菌材料)
(2)注射の準備
(3)注射の実際
<6>輸血のための援助技術
(1)安全かつ適正な輸血のための基礎知識
(2)輸血の実際
<7>与薬における安全管理
(1)感染予防(医療廃棄物の取り扱い)
(2)薬剤投与における安全対策
【20 皮膚・創傷を管理する技術】
<1>皮膚・創傷を管理するための基礎知識
(1)皮膚の構造と機能
(2)皮膚の症状
<2>創傷の分類と治癒過程
(1)創傷とは
(2)創傷の分類
(3)創傷治癒の過程と形式
<3>褥瘡の管理
(1)褥瘡とは
(2)褥瘡発生の予測と評価
(3)褥瘡の分類
(4)褥瘡の予防・管理
<4>創傷の管理
(1)創傷処置
(2)包帯法
【21 救急救命処置を行う技術】
<1>救急時における迅速な介入の必要性
<2>救急時における看護者の役割
<3>一次救命処置
(1)心肺蘇生
(2)除細動
(3)気道異物除去
(4)胃洗浄
<4>応急処置
<5>救急救命処置の開始・中止・断念
<6>感染予防
◆第5部 死を迎えるときの援助技術
【22 危篤・終末時における技術】
<1>人間にとっての危篤・終末時の意味
(1)危篤・終末時の定義
(2)生きること,死ぬことの意味
(3)日本における死に関する文化的要素
<2>日本の死亡に関する統計
<3>危篤・終末時の心理的変化
<4>危篤・終末時の患者と家族の心理的ケア,身体的ケア
(1)心理的ケア
(2)身体的ケア
<5>危篤・終末時の生理的変化とケア
(1)臨終前の身体的変化とケア
(2)臨終後の身体的変化
<6>終末を迎えた後のケア
(1)死後のケア
(2)遺族への関わり
(3)死亡後に必要な諸手続き
◆看護師国家試験出題基準(平成30年版)対照表
◆索引
・本書の特徴
【ARコンテンツ】
・「メディカAR」の使い方
・文字盤を使ったコミュニケーション〈動画〉
・意思伝達装置〈動画〉
・IT機器の活用〈動画〉
・刺激伝導系〈アニメーション〉
・脈拍の測定〈動画〉
・血圧の測定〈動画〉
・体温の測定〈動画〉
・聴診器の使い方〈動画〉
・問診〈動画〉
・口腔/咽頭の視診・触診〈動画〉
・胸郭と臓器〈3D回転モデル〉
・ベッドメーキング〈動画〉
・シーツ交換〈動画〉
・感染症~冷静な対応のために〈動画〉
・手洗い〈動画〉
・アルコール製剤による手指消毒〈動画〉
・無菌室の一例〈動画〉
・滅菌手袋の着脱〈動画〉
・ガウンテクニック〈動画〉
・滅菌ガーゼの渡し方〈動画〉
・体位変換〈動画〉
・関節可動域訓練(ROM訓練)〈動画〉
・車椅子への移動〈動画〉
・車椅子での移送〈動画〉
・足の爪のケア〈動画〉
・口腔ケアの一例(座位がとれない療養者の場合)〈動画〉
・義歯のケア〈動画〉
・洗髪〈動画〉
・洗髪方法の一例〈動画〉
・顔の清拭〈アニメーション〉
・部分浴(手浴)〈動画〉
・足浴〈動画〉
・消化器系〈3D回転モデル〉
・呼吸と嚥下〈アニメーション〉
・経鼻経管栄養〈動画〉
・胃 瘻〈動画〉
・注入の手順〈動画〉
・ストーマ装具の交換〈動画〉
・膀胱留置カテーテルの管理〈動画〉
・呼吸と横隔膜〈アニメーション〉
・腹式呼吸〈動画〉
・体位排痰法〈動画〉
・スクイージング〈動画〉
・気管カニューレの交換〈動画〉
・酸素供給装置〈動画〉
・静脈血採血(滅菌真空採血管使用)JCCLS標準採血法ガイドライン(GP4-A1)準拠〈動画〉
・経口与薬〈動画〉
・静脈内注射〈動画〉
・点滴静脈内注射〈動画〉
・褥瘡の実際〈動画〉
・褥瘡処置の手順〈動画〉
・心肺蘇生〈動画〉
・AEDの技術〈動画〉
◆第1部 看護行為に共通する援助技術
【1 看護技術とは何か】
<1>看護技術の根底にあるもの
<2>看護技術のもつ特徴
(1)看護実践の構成要素
(2)サイエンスとアートからなる技術
(3)これから学んでいく看護技術
【2 人間関係を成立・発展させるための技術】
<1>コミュニケーション技術
(1)コミュニケーションの概念
(2)看護学でコミュニケーションを学ぶ意義
(3)コミュニケーションの基本原理
(4)コミュニケーションの構造とプロセス
(5)コミュニケーションの種類とその概要
(6)言語的コミュニケーション
(7)非言語的コミュニケーション
<2>看護場面での効果的なコミュニケーション技術
(1)社交的コミュニケーションと専門的コミュニケーション
(2)コミュニケーションに必要な能力
(3)コミュニケーションに必要な態度
(4)コミュニケーションを妨げるもの
<3>対人関係の振り返り
(1)プロセスレコード
(2)ロールプレイ
(3)リフレクション
<4>看護と人間尊重
(1)援助過程とコミュニケーション
(2)看護と人権
(3)インフォームドコンセントと看護者の役割
(4)ペイシェントアドボカシーとしての活動
【3 健康学習を支援し成長を促す技術】
<1>教育・指導:セルフケア能力の向上をめざして
(1)看護における教育的支援
(2)患者と家族のセルフケアを支援する活動
(3)障害者の「参加」を支援する看護活動
(4)看護における指導技術
<2>カウンセリング
(1)カウンセリングとは何か
(2)主なカウンセリングと特徴
(3)看護におけるカウンセリングの意義
(4)看護におけるカウンセリングの適用
(5)看護で活用されているカウンセリングの代表的な技法
(6)看護におけるカウンセリング実施時の留意点
【4 生命の徴候を観察する技術】
<1>出会った瞬間から観察が始まる
<2>バイタルサインとは
(1)意 識
(2)呼 吸
(3)脈 拍
(4)血 圧
(5)体 温
(6)バイタルサインの測定
<3>バイタルサインの測定結果の解釈と報告方法
<4>フィジカルアセスメント
(1)フィジカルアセスメントテクニック
(2)系統別のフィジカルアセスメント
(3)フィジカルアセスメントのチェックリスト
【5 快適な環境をつくる技術】
<1>環境の意義
<2>環境を整える技術
(1)快適さを保つ構造:プライバシーを保つアメニティ
(2)病室の環境と病床の整備
(3)病床を整える援助
<3>環境のアセスメント
<4>障害の種類(看護診断)
【6 感染予防を推進する技術】
<1>感染予防の意義
<2>感染症に関する法律
<3>感染症を成立させる要素と成立過程
(1)感染源
(2)病原体保有者
(3)人体における微生物の出口
(4)感染経路
(5)侵入門戸
(6)宿 主
<4>感染症を予防するためのプロセス
(1)宿主の抵抗力の増強
(2)手指衛生
(3)個人防護具の着用
(4)無菌操作
(5)滅菌物の取り扱い
(6)滅菌と消毒
(7)その他の援助技術
<5>感染予防のための看護過程
<6>感染予防のための援助方法
(1)スタンダードプリコーション(標準予防策)
(2)感染経路別予防対策
(3)標準予防策追加項目(2007年)
<7>感染症予防のための組織と援助技術に対する評価
<8>感染症発症時の対応
(1)感染症発症時の対応策
(2)対象感染症別の施設内での対応
(3)実習時の対応
【7 安全を守る技術】
<1>医療安全の意義と確保
(1)医療安全の概念
(2)安全を脅かす要因(安全に関するアセスメント項目)
(3)安全管理対策
<2>主な医療事故とその予防策
(1)医療事故と医療過誤
(2)転倒・転落の予防策
<3>外傷,チューブ・ライントラブルの予防策
<4>誤薬の予防策
<5>誤嚥・窒息の予防策
<6>放射線・薬剤曝露の予防策
【8 効率的で安楽な動きをつくり出す技術】
<1>安楽な体位
(1)安楽の定義
(2)安楽な体位とは
(3)生活姿勢と抗重力メカニズムの関係
(4)体位の種類と身体への影響
(5)体位と生理学的要素との関係
(6)同一体位による弊害
(7)安楽な姿勢・体位の保持
<2>ボディメカニクス
【9 看護を展開する技術】
<1>看護を展開する技術
<2>アセスメント
(1)アセスメントとは
(2)アセスメントの技術
(3)アセスメントの例(事例紹介)
<3>問題の明確化:看護診断と優先順位の決定
<4>看護計画
(1)目標の設定
(2)計画の立案
<5>実 施
<6>評 価
<7>看護記録の作成と管理
◆第2部 健康的な日常生活行動を促進する援助技術
【10 活動・運動を支援する技術】
<1>活動・運動の意義
<2>活動・運動の生理学的メカニズム
(1)運動の神経支配と骨格筋の収縮
(2)体位変化とバイタルサイン
(3)同一体位と体圧
<3>活動・運動のニーズのアセスメント
(1)活動・運動の内容
(2)活動・運動の客観的指標
(3)活動・運動を阻害する要因
(4)活動・運動のニーズを充足させるためのフローチャート
<4>活動・運動の障害(看護診断)
<5>活動・運動を支援する援助の実際
(1)体位変換
(2)床上運動
(3)立位と歩行
(4)移動・移送
【11 休息・睡眠を促す技術】
<1>休息・睡眠の意義
(1)休 息
(2)睡 眠
<2>休息・睡眠の生理学的メカニズム
(1)生体リズム
(2)休息と疲労
(3)睡眠の分類と役割
(4)睡眠の調節
(5)睡眠の多様性
<3>休息・睡眠のニーズに関するアセスメント
(1)休息のニーズ
(2)睡眠のニーズ
<4>休息・睡眠の障害(看護診断)
(1)休 息
(2)睡 眠
<5>休息・睡眠を促す援助の実際
(1)休息の援助技術
(2)睡眠の援助技術
【12 身体の清潔を援助する技術】
<1>清潔の意義
<2>皮膚・粘膜の生理的メカニズムとケア
(1)皮膚・粘膜の機能
(2)入浴と生体の反応
(3)マッサージと生体の反応
(4)頭皮のケア
(5)清拭洗浄剤と皮膚の反応
(6)足浴の効果
(7)スキンケアの基本
<3>清潔のニーズのアセスメント
(1)皮膚・粘膜・爪・髪の状態
(2)清潔のニーズ
(3)清潔のニーズを阻害する要因
(4)身体の清潔・衣生活のニーズを充足させる本人のセルフケアの程度
<4>障害の種類(看護診断)
<5>清潔の援助方法
(1)援助方法の選択
(2)整 容
(3)入浴の介助
(4)口腔ケア
(5)洗 髪
(6)全身清拭
(7)陰部洗浄
(8)手浴・足浴
(9)寝衣交換
【13 食事・栄養摂取を促す技術】
<1>食事・栄養の意義
<2>食事に関する生理学的メカニズム
(1)食欲に影響を及ぼす因子
(2)消化・吸収の生理学的メカニズム
<3>食事と栄養に関する基礎知識
(1)栄養素
(2)食事摂取基準
(3)病院における食事
<4>栄養状態のアセスメント
(1)客観的指標
(2)食事を阻害する要因
<5>食事・栄養に関する援助の実際
(1)援助方法の選択
(2)経口栄養の援助
(3)経管栄養の援助
(4)高カロリー輸液,中心静脈栄養
【14 排泄を促す技術】
<1>排尿・排便の意義
<2>排尿・排便の生理学的メカニズム
(1)尿の生成と排尿のメカニズム
(2)便の生成と排便のメカニズム
<3>排尿・排便のニーズのアセスメント
(1)排尿・排便状況のアセスメント
(2)排泄のニーズ
<4>排尿・排便障害の種類(看護診断)
(1)排泄行動を阻害する活動・運動上の要因
(2)自然排尿を阻害する要因
(3)自然排便を阻害する要因
<5>排尿・排便の援助
(1)床上での排尿・排便の援助
(2)尿失禁・便失禁のある患者のおむつを用いた援助
(3)ポータブルトイレ,トイレでの援助
(4)ストーマ造設者への援助
(5)自然排尿・排便を促す方法
(6)導 尿
(7)浣 腸
(8)摘 便
◆第3部 生命活動を支える援助技術
【15 呼吸を楽にする技術】
<1>呼吸とは
<2>呼吸の生理学的メカニズム
(1)気 道
(2)吸気と呼気のメカニズム
(3)ガス交換
<3>呼吸のニーズに関するアセスメント
(1)呼吸パターンの観察
(2)呼吸困難の観察
<4>障害の種類(看護診断)
<5>呼吸を楽にする援助
(1)効率的な呼吸方法
(2)痰を喀出させる方法
(3)吸入療法
(4)酸素療法
(5)人工呼吸
【16 体温を調節する技術】
<1>はじめに
<2>体温調節
(1)体 温
(2)体温に影響を及ぼす因子
(3)体温の平衡
(4)体温調節のメカニズム
(5)体温の異常
<3>罨 法
(1)罨法とは
(2)罨法の効果と適用
<4>罨法の実際
(1)温罨法
(2)冷罨法
【17 安楽かつ快適さを確保する技術】
<1>安楽の意義
<2>基礎看護技術における安楽を確保するための援助
(1)医療環境の調整
(2)身体的援助
(3)精神的援助:傾聴,タッチング
<3>安楽を確保する方法
(1)リラクセーション
(2)痛みの軽減
(3)感覚への刺激
◆第4部 治療・処置に伴う援助技術
【18 検査・治療を安全かつ正確に行う技術】
<1>検査とは
(1)検査の意義
(2)検査における看護者の役割
(3)検査の種類と実施時の注意点
<2>身体計測
<3>検査の援助
(1)X線単純撮影検査
(2)超音波検査
(3)CT検査
(4)MRI検査
(5)内視鏡検査
(6)心電図検査
(7)尿・便・喀痰検査
(8)血液検査
(9)穿刺法
(10)核医学検査
(11)基礎代謝検査
(12)呼吸機能検査
<4>治療・処置
(1)治療・処置時の患者の理解と看護者の役割
(2)洗 浄
(3)吸 引
(4)ME機器の取り扱いとモニタリング
【19 与薬・輸血を安全かつ正確に行う技術】
<1>与薬とは
<2>与薬における法的根拠
<3>与薬のための基礎知識
(1)薬剤の表記
(2)薬剤の吸収・分布・代謝・排泄
(3)薬剤の主作用と副作用
(4)薬剤相互作用
(5)薬剤の効果(薬効)に影響を与える要因
(6)薬剤の種類
<4>与薬のための援助技術
(1)安全で確実な与薬のための知識・技術・態度
(2)与薬法
<5>注射のための援助技術
(1)注射法で使用する物品(滅菌材料)
(2)注射の準備
(3)注射の実際
<6>輸血のための援助技術
(1)安全かつ適正な輸血のための基礎知識
(2)輸血の実際
<7>与薬における安全管理
(1)感染予防(医療廃棄物の取り扱い)
(2)薬剤投与における安全対策
【20 皮膚・創傷を管理する技術】
<1>皮膚・創傷を管理するための基礎知識
(1)皮膚の構造と機能
(2)皮膚の症状
<2>創傷の分類と治癒過程
(1)創傷とは
(2)創傷の分類
(3)創傷治癒の過程と形式
<3>褥瘡の管理
(1)褥瘡とは
(2)褥瘡発生の予測と評価
(3)褥瘡の分類
(4)褥瘡の予防・管理
<4>創傷の管理
(1)創傷処置
(2)包帯法
【21 救急救命処置を行う技術】
<1>救急時における迅速な介入の必要性
<2>救急時における看護者の役割
<3>一次救命処置
(1)心肺蘇生
(2)除細動
(3)気道異物除去
(4)胃洗浄
<4>応急処置
<5>救急救命処置の開始・中止・断念
<6>感染予防
◆第5部 死を迎えるときの援助技術
【22 危篤・終末時における技術】
<1>人間にとっての危篤・終末時の意味
(1)危篤・終末時の定義
(2)生きること,死ぬことの意味
(3)日本における死に関する文化的要素
<2>日本の死亡に関する統計
<3>危篤・終末時の心理的変化
<4>危篤・終末時の患者と家族の心理的ケア,身体的ケア
(1)心理的ケア
(2)身体的ケア
<5>危篤・終末時の生理的変化とケア
(1)臨終前の身体的変化とケア
(2)臨終後の身体的変化
<6>終末を迎えた後のケア
(1)死後のケア
(2)遺族への関わり
(3)死亡後に必要な諸手続き
◆看護師国家試験出題基準(平成30年版)対照表
◆索引