発行 : 2023年1月
サイズ : B5判 384頁
ISBN-10 : 4-8404-7840-6
ISBN-13 : 978-4-8404-7840-3
商品コード : 308014186
在庫 : 在庫あり(申込可)
看護基礎教育テキスト
ナーシング・グラフィカ
老年看護学(1):高齢者の健康と障害 第7版
発行 : 2023年1月
サイズ : B5判 384頁
ISBN-10 : 4-8404-7840-6
ISBN-13 : 978-4-8404-7840-3
商品コード : 308014186
在庫 : 在庫あり(申込可)
●現代の高齢者の特徴、社会的位置付け、高齢者にとっての健康やQOLの意義などを、国家試験必須の統計データなどと共に解説しています。
●高齢者をサポートする法と制度や社会保障について、看護師の役割を絡めてわかりやすく解説しています。
●長期療養施設や在宅などの多様な生活の場における、それぞれの特徴やケアについて解説しています。
●高齢者看護の特性や、活用できる看護理論、倫理、アセスメント、高齢者特有のバイタルサインや疾患などについて、ポイントを絞って解説しています。
●健康な高齢者の生活面への支援について、加齢変化のポイントを押さえながら解説しています。
●高齢者看護実習の基本を、図解でわかりやすく解説しています。
3,740 円(税込)
目次
【ARコンテンツ】
●老年症候群〈アニメーション〉
●感覚機能の加齢~青年期と老年期の比較〈動画〉
●一人暮らし高齢者への援助〈アニメーション〉
●日常生活自立支援事業〈動画〉
●地域包括支援センター〈動画〉
●高齢者ケアにおけるテクノロジーの活用〈動画〉
●介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)〈動画〉
●認知症対応型共同生活介護〈動画〉
●小規模多機能型居宅介護〈動画〉
●医療ニーズの高い在宅要介護高齢者のためのサービス〈動画〉
●認知症対応型デイサービス(認知症対応型通所介護)〈動画〉
●コミュニケーション機能のアセスメント〈動画〉
●高齢者の住環境整備〈動画〉
●住宅改修の一例〈動画〉
●地域における高齢者の社会参加〈動画〉
●健康な高齢者との面接〈動画〉
●生活内容・健康状態のアセスメント〈動画〉
●高齢者疑似体験〈動画〉
・はじめに
・本書の特徴
【1 高齢者の理解】
◆1 高齢者とは
■1 ライフサイクルからみた高齢者の理解
■2 加齢と老化
■3 人口の高齢化
■4 健康指標からみた高齢者の理解
・1 平均寿命と健康寿命
1 世界の高齢化の状況
2 日本の健康寿命
・2 有訴者率と通院者率,受療状況
・3 死亡率・死因,死亡場所
1 高齢者の死因
2 死亡場所
3 高齢者の自殺
■5 生活視点からみた高齢者の理解
■6 エンド・オブ・ライフ・ケアの視点からみた高齢者の理解
◆2 高齢者の特徴と理解
■1 老年期の特徴
・1 老年期の発達課題
・2 喪失体験
■2 高齢者の理解
・1 高齢者の多様性
・2 生活史を通じた理解
・3 生活習慣・生活様式の多様性
・4 スピリチュアリティー
◆3 高齢者にとっての健康
■1 高齢者にとっての健康維持・増進の意義
■2 老年期の健康とは
■3 高齢者の健康の目標
・1 長寿とサクセスフルエイジング
・2 健康寿命の延伸と生活習慣病予防
1 生活習慣病の運動療法
2 生活習慣病の食事療法
■4 高齢者の健康状態のアセスメント
・1 老化の状態を把握するための問診項目と検査項目
・2 日常生活自立の状態
・3 高齢者総合機能評価(CGA)
・4 国際生活機能分類(ICF)
・5 主観的健康感
■5 高齢者の自立を妨げる要因
・1 老年症候群
・2 フレイル
・3 サルコペニア
・4 要介護の原因
・5 運動機能の低下
・6 低栄養
■6 介護予防への対応
◆4 高齢者とQOL
■1 高齢者にとってのQOL
・1 サクセスフルエイジングとプロダクティブエイジング
・2 社会活動の推進
■2 高齢者のQOLに影響を与えるもの
・1 老年観
・2 高齢者の尊厳と人権擁護
■3 高齢者のQOL評価の視点
・1 高齢者に用いられるQOLの指標
■4 高齢者の看護場面におけるQOL
・1 健康高齢者への対応
・2 虚弱高齢者への対応
・3 治療の必要な高齢者への対応
・4 要介護高齢者への対応
1 本人の意思表示・自己決定の支援
・5 終末期にある高齢者への対応
・6 QOLを高める日常生活援助
◆5 加齢に伴う変化
■1 身体機能の生理的変化
・1 循環器系の変化
1 心臓
2 血管系
・2 呼吸器系の変化
・3 消化器系の変化
1 口腔・食道
2 胃
3 腸管(小腸・大腸・肛門)
4 肝臓・胆道・膵臓
・4 腎・泌尿器・生殖器系の変化
1 腎機能
2 排尿機能
3 性機能
・5 感覚器系の変化
1 視覚
2 聴覚
3 嗅覚
4 味覚
5 触覚
・6 外皮系の変化
・7 骨・筋・運動系の変化
1 骨格・関節
・8 内分泌系の変化
・9 免疫系の変化
■2 心理・精神機能の変化
・1 老いへの適応
1 生涯発達の最終段階としての老年期
2 変化する高齢者の発達観
3 さまざまな老いの尺度
4 老いへの適応とは
・2 高齢者の感覚・知覚機能の変化とその影響
・3 高齢者の認知能力の変化
1 高齢者の知的機能は低下するとは限らない
2 流動性知能と結晶性知能
3 記憶の分類と加齢の影響
・4 加齢と人格
・5 高齢者の理解とコミュニケーション
1 高齢者の理解
2 感覚機能が低下した高齢者とのコミュニケーション
3 高齢者の認知機能に合わせたコミュニケーション
4 認知症高齢者とのコミュニケーション
■3 社会的機能の変化
・1 高齢者の生活実態
1 社会的孤立が懸念される高齢者の実態
2 困ったときに頼れる人の有無
3 社会活動への参加・交流の状況
・2 高齢者の生活と社会的活動
・3 高齢者の経済状態
1 老年期の経済的な暮らし向き
・要介護高齢者の経済的負担
【2 高齢者をとりまく社会】
◆1 高齢者の生活と家族
■1 高齢者と家族サイクル
・1 家族サイクル
・2 高齢者と家族サイクルの特徴
■2 高齢者がいる家族
・1 家族と社会
・2 「家」制度の変化
・3 家族形態の変遷
・4 65歳以上の人がいる世帯の特徴
・5 一人暮らし高齢者の特徴
・高齢者とペット
■3 高齢者と家族の関係
・1 高齢者の発達課題と人間関係
・2 家族システムとその再構築
・3 高齢者夫婦の関係
・4 子どもとの関係
・5 孫との関係
■4 要介護高齢者と家族
・1 要介護高齢者
・2 要介護高齢者がいる家族
・3 介護者の特徴
・4 高齢者の介護が家族生活に及ぼす影響
・5 介護者の健康や社会生活への影響
・6 家族介護をとりまく社会問題
1 介護による家族の成長を目指す
2 家族へのアプローチ
・7 家族システムのアセスメントと支援
1 家族のアセスメント
2 多職種,多機関と連携した家族支援
3 介護家族を支援する場と継続性
◆2 高齢者が生活する場
■1 ライフサイクルに応じた生活の場
■2 病気の治療と介護に伴う生活の場
■3 継続看護の必要性
◆3 高齢者を支える制度
■1 高齢者を支える制度の全体像
■2 医療保険制度
■3 高齢者の医療の確保に関する法律に基づく制度
・1 後期高齢者医療制度
・2 特定健康診査・特定保健指導
・3 高額療養費制度
■4 介護保険制度
■5 公的年金制度
・1 老齢基礎年金
・2 老齢厚生年金
・3 障害年金
・4 遺族年金
■6 生活保護制度
■7 成年後見制度
・1 法定後見
・2 任意後見
・3 成年後見制度を利用した認知症高齢者の事例
■8 日常生活自立支援事業
◆4 高齢者を支える社会資源
■1 社会資源とは何か
・1 社会資源とは
・2 高齢者の生活の場としての社会資源
・3 供給主体からみた社会資源の分類
■2 サービスの内容・特徴からみた社会資源の種類
・1 相談サービス
1 地域包括支援センター
2 居宅介護支援事業所
・2 訪問サービス
定期巡回・随時対応型訪問介護看護の利用例
・3 通所サービス
・4 短期入所サービス
・5 看護小規模多機能型居宅介護
・6 福祉用具の貸与・販売
・7 住宅改修
・8 緊急通報システム
・9 特定施設入居者生活介護
■3 社会資源を活用するために
・1 ケアマネジメントとは
・2 ケアマネジメントの視点
■4 高齢者看護・介護とテクノロジー
・1 高齢者看護・介護におけるロボットやAIの推進
1 介護ロボット推進に関する政策
・2 高齢者のケアにおけるテクノロジー活用の実際
・3 テクノロジーの開発と活用における看護師の役割
1 開発段階における看護師の役割
2 現場での活用における看護師の役割
【3 地域包括ケアシステムと多様な生活の場における看護】
◆1 地域包括ケア
■1 地域包括ケアシステムとは
・1 地域包括ケアシステムの構想
・2 地域包括ケアシステムの構築
支援困難事例-認認介護
・3 地域包括ケアシステムにおける「五つの構成要素」
・4 「自助・互助・共助・公助」からみた地域包括ケアシステム
・5 地域共生社会の実現に向けて
■2 療養の場の移行期における支援
・1 退院支援,退院調整
・2 継続看護
■3 地域包括的視点をもつ看護師へ
◆2 在宅
■1 在宅医療・在宅ケアに関する法的整備
・1 老人保健法の理念
・2 施設ケアから在宅ケアへ
・3 地域包括ケアシステム
■2 在宅での療養生活の現状
■3 在宅療養を支える看護活動
・1 高齢者の願いや意思を尊重し,意思決定を支援する
・2 高齢者の生活機能と生活リズムをアセスメントし,本人が望む生活の継続を支援する
・3 多様な家族のありようを認め,高齢者だけでなく家族も含めて看護の対象とする
・4 制度,サービスの利用を支援する
・5 地域住民同士の支え合いを促進する
◆3 介護保険施設
■1 介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)
・1 介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)の特徴
・2 特別養護老人ホームにおけるケアの実践
・3 特別養護老人ホームにおける看護師の役割
■2 介護老人保健施設
・1 介護老人保健施設の特徴
・2 介護老人保健施設におけるケアの実践
・3 介護老人保健施設における看護師の役割
■3 介護療養型医療施設(療養病床)
・1 介護療養型医療施設の特徴
・2 介護療養型医療施設におけるケアの実践
・3 介護療養型医療施設における看護師の役割
◆4 地域密着型サービス
■1 グループホーム
・1 グループホームの特徴
1 グループホームの定義
2 認知症高齢者グループホーム
・2 認知症高齢者グループホームにおけるケアの実践
1 ケアの基盤となる「場」
2 認知症高齢者グループホームにおけるケアの実際
・3 認知症高齢者グループホームにおける看護師の役割
■2 小規模多機能型居宅介護
・1 小規模多機能型居宅介護の特徴
・2 小規模多機能型居宅介護におけるケアの実践
1 高齢者のニーズを把握し,形にしていくケア
2 地域との交流や暮らしの楽しみを視野に入れたケア
3 高齢者の状態・状況に合わせた「通い」「訪問」「泊まり」のケア
・3 小規模多機能型居宅介護における看護師の役割
・4 看護小規模多機能型居宅介護
◆5 デイサービス,デイケア
■1 デイサービス,デイケアの位置付け
■2 デイサービス,デイケアにおけるケアの実践
・1 デイサービス(通所介護)
1 デイサービス利用者の特徴
2 デイサービスの実践
・2 デイケア(通所リハビリテーション)
1 デイケア利用者の特徴
2 デイケアの実践
・3 介護予防通所介護
・4 療養通所介護
・5 地域密着型通所介護
・6 認知症対応型デイサービス(認知症対応型通所介護)
■3 デイサービス,デイケアにおける看護師の役割
【4 高齢者看護の基本】
◆1 高齢者看護の特性
■1 看護する者の態度
・1 自尊心を尊重する態度
・2 可能性を信じる態度
・3 生活に着目する態度
・4 高齢者・家族と共にケアを創造する態度
■2 高齢者の特性からみた高齢者看護
・1 看護を必要とする高齢者はさまざまな場にいる
・2 健康レベルの変化に伴い必要となる援助が変化する
・3 健康の保持増進を目指す
1 生活の安全性
2 老年疾患予防
3 自立維持
・4 疾患からの回復を促進する
1 変化の早期発見
2 日常生活を整える
3 自立と依存のバランスをとる
4 潜在する能力を引き出す
5 運動機能の維持
6 疾病管理に関する学習支援
7 治療・療養生活で生じる事故の予防
・5 死を念頭に置いて看護を行う
・6 ケアマネジメントとチームアプローチ
◆2 高齢者看護に関わる諸理論
■1 身体面に関する理論:老化理論
・1 生理的老化と病的老化
・2 老化理論
■2 心理社会面に関する理論
・1 自己意識の変化と連続性
1 老性自覚と社会からの影響
2 エイジレス・セルフ(年齢を超越する自己)
3 老年期に共通する心理的な特徴
・2 社会との関わりからみた視点
・3 発達的視点
・4 適応的視点
■3 高齢者看護に適用する理論・概念
・1 高齢者のもつ強みや能力を生かす方法論
1 エンパワメント
2 ストレングスモデル
・2 援助者と高齢者(援助を受ける側)との関係論
1 アドボカシー
2 コンプライアンス,アドヒアランスからコンコーダンスへ
・3 時間的・歴史的視点による方法論
1 ライフレビュー,ライフヒストリー
2 ナラティブ・アプローチ
・4 看護理論の活用
1 ヘンダーソンの看護論(ニード論)
2 オレムのセルフケア理論
3 コルカバのコンフォート理論
◆3 高齢者看護における倫理
■1 高齢者の自己決定
・1 本人の意思と家族の意思
・2 真のニーズを知る
・3 解決策の提案と合意
■2 高齢者虐待と身体拘束
・1 高齢者虐待
1 虐待件数と件数の推移
2 養介護施設従事者等による高齢者虐待
3 養護者による高齢者虐待
4 虐待者,相談・通報者の状況および発生要因
5 看護職として重要なこと
・2 身体拘束
1 看護職として重要なこと
■3 高齢者の自己決定を尊重するために
・1 成年後見制度
・2 事前指示とアドバンス・ケア・プランニング
1 事前指示(アドバンスディレクティブ)
2 アドバンス・ケア・プランニング
リビングウイルの実際例
◆4 高齢者に対するフィジカルアセスメント
■1 高齢者のフィジカルアセスメントの特徴
・1 高齢者の医療面接
・2 高齢者の視診・触診・打診・聴診・身体計測
■2 高齢者のバイタルサインの特性
・1 高齢者の血圧
1 高齢者の血圧の特徴
2 高齢者の血圧のアセスメント
・2 高齢者の脈拍
1 高齢者の脈拍の特徴
2 高齢者の脈拍のアセスメント
・3 高齢者の呼吸
1 高齢者の呼吸の特徴
2 高齢者の呼吸のアセスメント
・4 高齢者の体温
1 高齢者の体温の特徴
2 高齢者の体温のアセスメント
・5 高齢者の意識障害
1 高齢者の意識障害の特徴
2 高齢者の意識障害のアセスメント
■3 フィジカルアセスメントとセルフモニタリング支援の視点
■4 アセスメントの視点と主なアセスメントツール
・1 科学的介護データベース(CHASE)
1 バーセルインデックス
2 認知症行動障害尺度
3 意欲の指標
・2 高齢者総合機能評価
1 高齢者総合機能評価簡易版
2 手段的日常生活動作(IADL)尺度
3 老年期うつ病評価尺度
・3 基本チェックリスト
・4 JST版活動能力指標
・5 障害高齢者の日常生活自立度(寝たきり度)判定基準
◆5 高齢者によくみられる疾患
■1 高齢者に起こりやすい疾患の特徴
・1 全体的な特徴
・2 脳神経系
・3 循環器系
・4 呼吸器系
・5 消化器系
・6 腎・電解質代謝
・7 骨・運動器系
・8 感染症
・9 皮膚・感覚器系
1 視覚障害
2 聴覚障害
3 皮膚疾患
■2 高齢者に起こりやすい疾患
・1 悪性新生物(がん)
1 胃癌
2 大腸癌
3 肺癌
・2 虚血性心疾患と心不全
1 狭心症
2 心筋梗塞
3 心不全
・3 脳血管疾患,神経系疾患
1 頭蓋内出血
脳卒中・循環器病対策基本法
2 脳梗塞
3 パーキンソン病
・4 糖尿病,脂質代謝異常
1 糖尿病
2 脂質異常症
3 メタボリックシンドローム
・5 肺炎と慢性閉塞性肺疾患(COPD)
1 肺炎
2 慢性閉塞性肺疾患(COPD)
・6 腎・泌尿器系疾患
1 尿路感染症
2 前立腺肥大症
・7 骨・運動器系疾患
1 腰痛
2 腰部脊柱管狭窄症
3 変形性膝関節症
・8 薬剤耐性菌感染症
・9 消化器疾患
1 急性胆道感染症(急性胆嚢炎・急性胆管炎)
2 イレウス(腸閉塞症)
3 急性腹症
・10 肝機能障害
1 肝臓の機能と加齢に伴う変化
2 肝機能障害のアセスメント
3 高齢者の肝機能障害の看護と評価
・11 血液疾患
1 貧血
2 骨髄腫
3 播種性血管内凝固症候群(DIC)
■3 高齢者の受診行動の特徴
◆6 高齢者看護におけるチームアプローチ
■1 チームアプローチに必要な基礎知識
・1 専門職連携とチームアプローチ
・2 専門職連携実践の目的
・3 専門職連携実践能力の獲得のために専門職が学ぶべきこと
■2 高齢者へのチームアプローチに必要な専門職連携実践
・1 チームビルディング
・2 チームでの合意形成のためのカンファレンス
■3 高齢者に関わる多様な専門職の理解と協働の実際
・1 専門職と協働するために必要な理解
・2 高齢者ケアにおける協働の実際
◆7 高齢者のリスクマネジメント
■1 リスクマネジメントの要素
■2 リスクマネジメントの展開
・1 予防対策
・2 事故対応
・3 事後対応
■3 高齢者が暮らす場におけるリスク
・1 高齢者が暮らす場における危機(クライシス)
・2 高齢者がいる施設におけるヒューマンエラー
■4 高齢者のリスクマネジメントの根幹はケアの質向上
・1 生活のリスクとセルフケア
・2 高齢者医療のリスクと患者安全
・3 高齢者へのケアのリスクとケアの質向上
■5 高齢者が暮らす組織におけるリスクマネジメント活動の要点
・1 関係者(職員)への教育と支援
・2 リスクマネジメント体制の整備
・3 業務基準の明確化による質の確保
・4 利用者および家族,関係者との信頼関係の構築
◆8 災害時の高齢者看護
■1 災害時の高齢者と備えの実態
・1 要配慮者となる高齢者
・2 高齢者施設における備え
・3 在宅高齢者の備え
■2 避難所・福祉避難所・仮設住宅における高齢者の生活
・1 避難所での生活
・2 福祉避難所の実態
・3 仮設住宅での生活
1 応急仮設住宅の概要
2 仮設住宅完成から1年ほどの暮らし
3 1年を過ぎてからの生活
4 最後まで仮設住宅に暮らした高齢者の声
■3 復興後を見据えた支援の方向性
・1 災害サイクルに応じたニーズ把握と支援
・2 高齢者の自立支援に向けた支援
・3 地域に即した支援体制の構築に向けて
【5 高齢者のヘルスプロモーション】
◆1 高齢者の健康増進
■1 ヘルスプロモーション
■2 高齢者の健康増進を支える法律・制度・組織
■3 介護予防
■4 高齢者を対象とする健康増進プログラムの要点
1 高齢者が主体的に取り組む準備
2 健康増進に関わる理論やモデルの活用
3 高齢者が自分の生活習慣の中にある課題に気付くための支援
4 高齢者が自分で目標を立てられるような支援
5 対象者の特性に応じたプログラム
6 継続のための支援
7 資源の活用
8 プログラム終了後
◆2 生活習慣病予防
■1 高齢者の生活習慣病の疫学
■2 栄養
■3 運動
◆3 転倒予防
■1 転倒の疫学
■2 転倒の要因
■3 転倒予防の方法
■4 転倒発生時・転倒後の対応
◆4 認知症予防
■1 認知症の疫学
■2 認知症施策
■3 認知症の危険因子
■4 認知症予防の方法
◆5 健康増進プログラム参加者の事例 299
■1 生活習慣病予防プログラムに参加した前期高齢者の事例
■2 介護予防プログラムに参加した後期高齢者の事例
【6 生活を支える看護】
◆1 コミュニケーション
■1 高齢者の聴覚機能
・1 聴覚機能のアセスメント
・2 セルフケア支援
■2 高齢者の視覚機能
・1 視覚機能のアセスメント
・2 セルフケア支援
■3 高齢者の精神機能
・1 精神機能とコミュニケーション
・2 精神機能のアセスメントとセルフケア支援
■4 高齢者のコミュニケーションを困難にするその他の要因
1 失語症
2 構音障害
■5 看護とコミュニケーション技術
1 ユマニチュード(R)
2 バリデーション
3 タクティール(R)ケア
AI・ICTを活用したコミュニケーション
◆2 食生活
■1 高齢者にとっての食事の意味
■2 食文化(地域による食生活の違い)
■3 嗜好
■4 食事を通した交流,共に食べる家族
◆3 セクシュアリティ
■1 性とは
■2 加齢に伴う性機能の変化
・1 男性の性機能の変化
・2 女性の性機能の変化
■3 高齢者の性の健康
■4 高齢者の性行動
・1 性的欲求
・2 性行為
■5 高齢者の性に対する成人の考え方
・1 家族からみた高齢者の性
・2 学生が考える高齢者の性
・3 ケアスタッフがもつ高齢者の性のイメージ
■6 性的マイノリティの高齢者
・1 性的マイノリティの高齢者が抱える課題
■7 高齢者の性への支援
◆4 住まい
■1 自宅における住環境
・1 安全性
1 入浴事故
2 転倒
・2 自立支援
・3 尊厳の保持
・4 住み続けることの支援
■2 住環境のアセスメントと調整
・1 住まいの場所別にみた住環境のアセスメントの視点
・2 福祉用具の活用と住宅改修
■3 施設における住環境
・1 プライバシーの確保
・2 生活の継続性
・3 地域との関係性の保持(社会参加)
◆5 社会参加
■1 アクティブエイジングの時代
■2 高齢者と社会参加
・1 社会参加に関するアセスメントの視点
・2 定年による社会的役割の変化
・3 家族の中での高齢者の役割
■3 地域における高齢者の社会参加
・1 就業
・2 ボランティア活動
・3 老人クラブ
・4 学習活動
・5 社会活動
■4 今後の高齢者の社会参加
【7 高齢者理解のための実習】
◆1 健康な高齢者との面接
■1 健康高齢者に接する意義
■2 訪問面接の方法
・1 在宅高齢者を訪問するにあたって
・2 在宅高齢者の訪問を想定したロールプレイ
・3 面接での質問内容の例
・4 高齢者との面接時の注意点
・5 面接で得られた内容を記録する
・6 グループワークを行う
◆2 高齢者疑似体験
■1 事前学習
■2 高齢者疑似体験の留意点
■3 疑似体験セット装着の手順
■4 高齢者の日常生活の体験
・1 移乗動作や移動動作,排泄動作の体験を通して
・2 食事動作や服薬の体験を通して
・3 清潔動作の体験を通して
・4 更衣・整容の体験を通して
・5 感覚機能の低下の体験を通して(主に視覚と聴覚)
・6 その他
■5 高齢者の日常生活の援助のありかたについて考える
■6 高齢者の外観の変化の疑似体験
・1 外観の疑似体験の方法
・2 外観の疑似体験後にクラスで発表
・3 情報の共有
・看護師国家試験出題基準(令和5年版)対照表
・索引