成人看護学(1):成人看護学概論 第5版
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発行 : 2022年1月

サイズ : B5判 324頁

ISBN-10 : 4-8404-7528-8

ISBN-13 : 978-4-8404-7528-0

商品コード : 308014174

在庫 : 在庫あり(申込可)

正誤表

看護基礎教育テキスト

ナーシング・グラフィカ

成人看護学(1):成人看護学概論 第5版

発行 : 2022年1月

サイズ : B5判 324頁

ISBN-10 : 4-8404-7528-8

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商品コード : 308014174

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●成人看護学を学ぶ基盤として、「成人とは何か」を明確にし、看護の対象としての成人を理解する看護学独自の視点を示しました。

 ●生活者、大人としての成人の役割、健康問題を理解し、部位別看護・臓器別看護・系統別看護の考え方を整理したうえで、生活者としての成人をアセスメントするガイドを提示しています。

 ●成人への看護に有用な7つの概念(痛みの軌跡、セルフケア、ストレス、危機、適応、自己効力、ヘルスプロモーション)を取り上げ、どのように活用するのか、事例を通して具体的に学びます。 

●『健康危機状況/セルフケアの再獲得』『セルフマネジメント』と一貫性のある内容とし、成人看護学を体系立てて学べます。


「シラバス・授業計画案」


旧版はこちら

著者

関西医科大学看護学部教授 安酸 史子 編集

元 三育学院大学看護学部教授 鈴木 純恵 編集

東京医療保健大学千葉看護学部教授 吉田 澄恵 編集

3,520 円(税込)

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目次

<ARコンテンツ>
「メディカAR」の使い方はp.2をご覧ください.
● 医学モデルとエンパワメントモデル〈動画〉
● テレワークに関わる健康管理〈動画〉
● 余暇活動の一例~車椅子ツインバスケットボール〈動画〉
● ドメスティック・バイオレンス~医療機関でできること〈動画〉
● 事例で考える病みの軌跡〈動画〉
● ロイ先生からのオリジナルメッセージ〈動画〉



・はじめに
・本書の特徴

【序】「成人看護学」という視座の特徴と有用性
1 「成人看護学」の誕生と学修内容の変遷
■1 病院勤務のための看護教育
■2 看護学の体系化と人間一般の象徴としての「成人看護学」
■3 病院看護から地域社会における「成人」のための看護学
2 成人看護学の構成の多様性と学問体系としての意義
■1 「成人看護学」の学修の多様性
■2 セルフケアしようとする存在に寄り添う視座



<第1部 成人期にある人の理解>
【1】成人であるということ
◆1「成人」の定義

◆2「成人」であることの自覚

◆3「成人看護学」分野で用いられている成人の特徴の概要
1 人間の成長発達と成人期
■1 成長と発達
■2 成人期
2 成長発達と成人の区分


【2】成長発達の特徴
◆1 成人の成長発達
1 成人期の発達課題と関連する理論
■1 エリクソンの理論
■2 ハヴィガーストの理論
■3 レビンソンの理論
2 成人各期の特徴
■1 青年期の特徴
■2 壮年期の特徴
■3 向老期の特徴

◆2 成人の役割
1 家族における役割
2 社会における役割

◆3 成人各期の健康問題
1 青年期にある人の健康問題
2 壮年期にある人の健康問題
3 向老期にある人の健康問題
4 成人の健康問題と意思決定

◆4 成人と死
1 発達段階における死の理解
■1 小児期
■2 青年期
■3 壮年期
■4 成人後期から老年期
2 死の受容過程
3 死別の受容過程

◆5 個人の成長発達のアセスメントガイド


【3】身体機能の特徴と看護
◆1 身体機能の安定性と変化
1 生活の前提としての身体機能の安定性
2 ヒトという生物として成熟した個体

◆2 医学的知識を応用した身体機能の理解に基づく看護
1 部位別に身体を理解する方法の看護への応用(部位別看護)
2 臓器別に身体を理解する方法の看護への応用(臓器別看護)
3 系統別に身体を理解する方法の看護への応用(系統別看護)
4 生活行動と関連させ身体機能を理解する見方とその重要性

◆3 身体機能の変化を分析する視点
1 加齢による影響
■1 身体機能低下の自覚
■2 加齢と老化
■3 加齢による具体的な変化の特徴
■4 加齢という見方のメリット・デメリット
2 疾患・外傷による影響
■1 臨床医学の看護への活用
■2 臨床医学の知識に基づく支援
3 生活習慣・生活行動による影響
■1 看護学における「病気」のとらえ方
■2 社会医学における「疾病」のとらえ方
■3 衛生行政と看護職の役割
■4 生活習慣・生活行動に関連する看護職からの支援

◆4 身体機能の変化に着目した看護
1 症状別看護(対症看護)
2 疾患別・治療別看護
3 健康レベル・経過別看護
4 機能障害別看護

◆5 個人の身体機能を理解する方法


【4】成人の生活を理解する視点と方法
◆1 生活とは何か

◆2 成人の生活の理解
1 多様性による生活への影響
■1 物理的環境
■2 化学的環境
■3 生物的環境
■4 文化・社会的環境
■5 人間的環境
2 生活の場
■1 職業生活
■2 学業生活
■3 個人生活
■4 家庭生活
■5 地域生活
3 成人各期における生活の特徴
■1 職業生活の特徴
■2 個人生活の特徴
■3 家庭生活の特徴
■4 地域生活の特徴
◆3 成人の生活のアセスメントガイド


【5】健康観の多様性と看護
◆1 主要な健康観
1 健康観についての最近の動向
■1 健康問題の変化
■2 社会の変化
■3 WHO憲章
2 主要な健康観
■1 身体的な健康
■2 精神的な健康
■3 社会的な健康
■4 スピリチュアルな健康

◆2 個人の健康観に影響を及ぼす要因

◆3 個人の健康観を理解する方法
1 医学的診断,客観的健康
2 主観的健康
3 自立度,ADL,IADL
4 人生や生活に対する満足度
5 自尊心
6 Quality of Life(QOL)
7 全人的な健康度の評価

◆4 保健行動と健康観
1 健康レベルからみた保健行動
2 保健行動と健康観

◆5 さまざまな健康観を踏まえた看護


【6】学習の特徴と看護
◆1 おとなの学びの特徴
1 身体的発達と学習能力の関係
■1 学習能力
■2 成人前期の学習能力
■3 中年期や向老期の学習能力
2 自己主導性の発達と学習方法の関係
3 経験の蓄積と学習方法の関係

◆2 成人教育学の概念(アンドラゴジーモデル)
1 学習者の自己概念(self-concept)
2 経験の役割 (the role of experience)
3 学習へのレディネス(readiness to learn)
4 学習の方向づけ(orientation of learning)
5 学習への動機づけ(motivation to study)
■1 アンドラゴジーモデルによる学習プログラム

◆3 おとなの学びの目標
1 エンパワメントモデル
2 エンパワメント・アプローチのプロセス
■1 エンパワメント・アプローチの三原則
■2 エンパワメント・アプローチの基本的原理
■3 エンパワメント・アプローチのプログラム
■4 患者を援助する方法
3 医学モデルとエンパワメントモデルの実際

◆4 健康状態と学習方法の関係
1 生命の危機状況と学習
2 中途障害状況と学習
3 慢性病と学習

◆5 看護者が効果的な学習方法を計画するために必要なアセスメントガイド



<第2部 成人期にみられる健康障害>
【7】生活習慣に関連する健康障害
◆1 生活習慣に関連する健康課題
1 生活習慣病の要因
2 健康問題の現状と推移
■1悪性新生物
■2 心疾患
■3 脳血管疾患
■4 糖尿病
■5 高血圧症
■6 脂質異常症
■7 肥満とやせ

◆2 生活習慣の是正
1 生活習慣病対策
2 危険因子の気づきと行動変容を導く看護
3 自己効力感を高めるアプローチ法


【8】ワーク・ライフ・バランスと健康障害
◆1 ワーク・ライフ・バランスと健康障害の関連
1 ワーク・ライフ・バランス
2 ワーク・ライフ・バランスと健康障害

◆2 職業と健康障害
1 職業性疾病および業務上疾病
2 職業性疾病の予防と対応
■1 労働衛生対策の基本
■2 化学的因子によるもの
■3 物理的因子によるもの
■4 作業条件によるもの
3 事例
■1 職業性疾病を考慮した看護職の役割
■2 メンタル面に関する健康障害

◆3 生活ストレスと健康障害
1 ストレス
2 成人の生活ストレス
3 ストレス関連疾患の予防と対応
■1 ストレス関連疾患に関する保健医療
■2 ストレス関連疾患を考慮した看護方法

◆4 身体活動と健康障害
1 成人の身体活動と効果
■1 身体活動と健康
■2 身体活動の生理的効果
■3 身体活動のメンタルヘルス(心の健康)への効果
2 成人の身体活動と健康障害
■1 捻挫
■2 靱帯損傷
■3 骨折
■4 外傷性脊髄損傷
■5 頭部外傷
■6 急性心疾患
3 成人期の障害者の身体活動
4 余暇活動におけるスポーツ


【9】セクシュアリティーとジェンダーに関連する健康障害
◆1 セクシュアリティーと健康に関連する概念
1 セクシュアリティー
2 リプロダクティブ・ヘルス/ライツ
3 セクシュアル・ヘルス/ライツ
4 ジェンダー
5 自己決定ということ
6 性的健康と看護職の責務

◆2 性的健康の指標および実態
1 リプロダクティブ・ヘルスの指標の国際比較
2 望まない妊娠
3 性感染症
■1 ヒト免疫不全ウイルス
■2 性器クラミジア感染症
4 性暴力
■1 性犯罪
■2 ドメスティック・バイオレンス
■3 セクシュアル・ハラスメント
5 性同一性障害
6 セックスレス

◆3 性に関連する健康障害の予防および対応
1 一次介入:暴力を生み出さない社会をつくる(予防)
2 二次介入:問題の発見・明確化
■1 医療施設での暴力を疑うサイン
■2 保健医療機関における法的責務
■3 医療チームでの対応
■4 接し方
3 危機介入
■1 状況の査定および介入
■2 安全計画
■3 関係機関への照会
■4 医療機関からの退院,帰宅
■5 地域の保健センター等での支援
4 暴力被害の予防と新たな動き

◆4 事例で考えるDVとジェンダー
1 DV事例におけるジェンダー
2 事例における看護ケアの視点と解説
■1 ジェンダーの視点
■2 スクリーニングの必要性
■3 ラポールをつくり,安心して個別に話せる場を用意する
■4 ダイレクトに疑問を尋ねてみる
■5 傷の観察と記録
■6 安全確認や必要な情報提供,今後のプランを共に考える


【10】更年期にみられる健康障害
◆1 更年期障害とは
1 「更年期」とはいつを指すのか
2 更年期症状と更年期障害

◆2 更年期障害の原因
1 女性のからだ(卵巣機能の低下によるホルモンの変動)
2 更年期障害に関連する心理的要因・社会的要因
3 男性の更年期障害

◆3 更年期の症状

◆4 更年期障害の予防と治療
1 更年期症状の軽減と障害の予防
2 ホルモン補充療法(HRT/MHT)
3 漢方療法
4 向精神薬による薬物療法
5 心理療法,カウンセリング
6 食事療法,運動療法
7 bio-psycho-socialアプローチ



<第3部 成人への看護に有用な概念>
【11】病みの軌跡
◆1 病みの軌跡とは−慢性の病いと人間

◆2 病みの軌跡という考え方
1 軌跡枠組みの発展
2 軌跡モデルの概念
■1 軌跡という概念
■2 概念の定義となるもの
■3 軌跡管理に影響する条件

◆3 病みの軌跡の看護への適用
1 ケアについての基本的な考え方
2 看護のプロセス
■1 ステップ1:位置づけと目標設定
■2 ステップ2:影響を与える条件のアセスメント
■3 ステップ3:介入の焦点
■4 ステップ4:条件の操作
■5 ステップ5:効果の確認
3 「折り合い」をつけるということ

◆4 事例で考える病みの軌跡
1 長期にわたって続くということ
2 事例における病みの軌跡
■1 過去から現在までの軌跡
■2 「一生治らない病気」という認識:軌跡の予想
■3 健康がいちばんだと周囲の人に言われること:生活史への影響
3「編みなおし」のために:看護による支持的援助
4 事例からのメッセージ


【12】セルフケア
◆1 セルフケアとは
1 セルフケアの概念
2 セルフケアの意識の高まり
3 セルフケアのとらえ方と定義

◆2 オレムの看護理論(セルフケア不足理論)
1 セルフケア理論
■1 普遍的セルフケア要件
■2 発達的セルフケア要件
■3 健康逸脱によるセルフケア要件
2 セルフケア不足理論
3 看護システム理論

◆3 セルフケアと成人看護

◆4 事例で考えるオレムの看護理論


【13】ストレス
◆1 ストレスとは
1 ストレスとストレッサー
2 ストレスの生理学的モデル
■1 生体機能調節系のストレス反応
■2 ストレスと健康障害
3 ストレスの心理学的モデル
■1 心理学におけるストレス研究
■2 ストレスおよびその対処と適応に関する理論的枠組み

◆2 ストレス・コーピングプロセスに関連する主要な概念
1 認知的評価(アプレイザル)と個人の特性
2 コーピング
■1 コーピングスタイルとコーピングストラテジー
■2 問題中心の対処と情緒中心の対処
3 社会的支援(ソーシャルサポート)

◆3 ストレスマネジメント

◆4 事例で考えるストレスマネジメント
1 認知的評価プロセスへの介入例
■1 介入
■2 解説
2 ストレス反応への介入例
■1 介入
■2 解説


【14】危機
◆1 危機とは

◆2 危機の特徴
1 危機の発生
2 危機状態にある人
3 危機の結末

◆3 危機介入
1 予期的指導
2 危機モデルを活用した危機介入
■1 アギュララのモデルを活用した危機介入
■2 フィンクのモデルを活用した危機介入

◆4 事例で考えるフィンクのモデルを活用した危機介入


【15】適応
◆1 適応とは

◆2 ロイ適応看護モデルの概要と成人看護
1 ロイ適応看護モデルの前提
2 ロイ適応看護モデルが示す「人間」「環境」「健康」「看護」
■1 適応システムとしての人間
■2 適応システムとしての環境
■3 適応システムとしての健康
■4 適応システムとしての看護
◆3 事例で考えるロイ適応看護モデル
1 身体可動性障害への介入例
2 自尊感情状況的低下への介入例


【16】自己効力
◆1 自己効力とは
1 行動変容のための二つの鍵
■1 効力予期と結果予期の高低の違いによる状態
2 結果予期の下位概念
3 自己効力を高める四つの情報源
■1 遂行行動の達成
■2 代理的経験
■4 言語的説得
■5 生理的・情動的状態
4 自己効力に関連した概念:自己概念,自尊感情

◆2 事例で考える自己効力理論
■1 事例の面接場面
■2 解説


【17】ヘルスプロモーション
◆1 ヘルスプロモーションとは

◆2 ヘルスプロモーションの目標

◆3 ヘルスプロモーションのプロセスと方法
1 ヘルスプロモーションのプロセス
2 ヘルスプロモーション活動の方法
■1 健康的な公共政策づくり
■2 健康を支援する環境づくり
■3 地域活動の強化
■4 個人技術の開発
■5 ヘルスサービスの方向転換

◆4 事例で考えるヘルスプロモーションと看護


● 発達障害
● 診療報酬と医療
● 更年期外来の内容(例)
● うつ病


・事例
● 仕事と健康
● 医学モデルとエンパワメントモデルの実際
● 危険因子の気づきと行動変容を導く看護
● ワーク・ライフ・バランスと健康障害
● 職業性疾病を考慮した看護職の役割
● メンタル面に関する健康障害
● ストレス関連疾患を考慮した看護方法
● 生活行動に運動を取り入れた一例
● 成人の身体活動と健康障害
● 成人期の障害者の身体活動
● DV事例におけるジェンダー
● 事例で考える病みの軌跡
● 事例で考えるオレムの看護理論
● 認知的評価プロセスへの介入例
● ストレス反応への介入例
● 事例で考えるフィンクのモデルを活用した危機介入
● 事例で考えるロイ適応看護モデル
● 事例で考える自己効力理論
● 事例で考えるヘルスプロモーションと看護


・看護師国家試験出題基準(平成30年版)対照表
・索引