
発行 : 2025年1月
サイズ : B5判 288頁
ISBN-10 : 4-8404-8471-6
ISBN-13 : 978-4-8404-8471-8
商品コード : 308014167
在庫 : 在庫あり(申込可)
看護基礎教育テキスト 改訂
ナーシング・グラフィカ
地域・在宅看護論(1):地域療養を支えるケア 第8版
発行 : 2025年1月
サイズ : B5判 288頁
ISBN-10 : 4-8404-8471-6
ISBN-13 : 978-4-8404-8471-8
商品コード : 308014167
在庫 : 在庫あり(申込可)
●在宅看護を学ぶ前に地域看護を丁寧に押さえられる構成へとリニューアル。「地域で暮らすすべての人をみる」という視点で内容を見直し、充実させました。具体的かつ丁寧な解説で、1年次や2年次から「生活者をみる」力が自然に身に付きます。
●統計資料、またその他の図版を多く取り入れ、理解の促進を図ると同時に、訪問看護指示書など各種書類様式や健康保険・介護保険の報酬も掲載。実習にも臨みやすく使える内容となっています。
●序章として、架空の町「メディカ町」を大きな地図イラストで追加。地域と人々の暮らしが具体的にイメージでき、地域をみる・生活を想像することへの関心が引き出せるとともに、グループワークや演習での使用も可能です。見本となるスライドを示しながら演習の進め方も解説しているので、すぐに授業で活用いただけます。
●ビュートゾルフや地域医療における新規事業など近年注目の内容を紹介し、訪問看護ステーションの立ち上げやM&Aの解説も盛り込みました。これからの地域医療を担う学生の視野が広がるテキストです。
●地域包括ケアシステムについて最新の資料をもとに記述するとともに、多職種連携、地域ケア会議について展開しています。
●在宅看護におけるリスクマネジメントについて、療養の場で起こり得る事故の予測と予防を踏まえ、日ごろの安全管理と災害時における健康危機管理を学び、理解を深めます。
●技術系では在宅に欠かせない在宅経管栄養法、在宅中心静脈栄養法、在宅酸素療法、在宅人工呼吸療法をはじめ、感染予防や体位を安全に保つ技術など、看護師国家試験出題基準に対応し、もれなく掲載しています。
●第2~6章の章末には、各章のテーマに沿った事例を掲載。その章の理解を深めるとともに、実践的に療養者への支援を考え、判断する力を養います。
●日本と海外の在宅看護における先駆的取り組みを紹介しています。また、在宅看護における事例検討会についても取り上げ、在宅看護の動向と今後の発展についての視点を養います。
3,410 円(税込)
目次
●地域に根差した医療(佐久総合病院の例)〈実写映像〉
●地域アセスメント演習をやってみよう〈アニメーション〉
●地域での活動の実際(佐久総合病院の例)〈実写映像〉
●地域での活動の実際(暮らしの保健室の例)〈実写映像〉
●在宅療養支援診療所〈実写映像〉
●多職種連携〈実写映像〉
●看護小規模多機能型居宅介護〈実写映像〉
●日常生活自立支援事業〈実写映像〉
●在宅療養における災害対策〈実写映像〉
●地域包括ケアシステムにおける災害対策〈実写映像〉
・はじめに
・本書の特徴
【序章 地域・在宅での暮らし】
1 あなたが暮らす「メディカ町」をみてみよう
2 「メディカ町」の暮らしを考えてみよう
【1 地域と生活と健康】
■1 地域と生活と健康
1 あなたの健康と暮らし
2 地域における健康
3 地域,生活と健康の関係性
・1 地域,生活,健康とは
・2 地域・在宅看護の基盤
■2 地域包括ケアシステムと共生社会
1 地域包括ケアシステムとは
・1 高齢者を対象とした地域包括ケアシステム
・2 小児を対象とした地域包括ケアシステム
・3 障害者を対象とした地域包括ケアシステム
2 地域包括ケアシステムにおける四つの“助け”
3 地域共生社会
■3 地域アセスメント
1 地域アセスメントとその意義
・1 ケアマネジメント
・2 地域診断
2 地域アセスメントの活用
・1 地域の社会資源の活用・開発
・2 地域包括ケアシステムの構築
3 地域アセスメントの方法
・1 情報収集
・2 コミュニティー・アズ・パートナーモデル
・3 分析・診断・計画・評価
・4 地域アセスメントから地域包括ケアシステムへの展開
4 地域を「みる」―実際の町を例に
・1 地域の特性を生かした暮らし
・2 地域とそこで生活する人への理解
5 演習をやってみよう
【2 地域看護】
■1 地域看護と在宅看護
1 地域看護・在宅看護とは
2 地域看護と在宅看護が扱う範囲
3 地域看護と在宅看護の共通点と違い
■2 地域・在宅看護の背景
1 社会的背景と国民の価値観の変容
・1 人口構造の変化
・2 国民の価値観の変容
・3 疾病構造の変化
・4 地域格差
・5 地域包括ケアのさらなる推進
2 日本の地域・在宅看護の変遷と今後の課題
・1 巡回訪問看護事業
・2 看護教育における地域・在宅看護論
・3 これからの地域・在宅看護
■3 地域看護の実践
1 病院
2 地域包括支援センター
3 行政:保健所・市町村保健センター
4 その他(多様な場,多様な健康レベル)
・1 クリニック・診療所
・2 保育所・認定こども園・幼稚園,学校,大学など
・3 企業
・4 非営利組織(NPO),ボランティア団体など
【3 在宅看護】
■1 在宅看護の基盤
1 在宅医療,在宅ケアと在宅看護
・1 在宅ケアの目的
・2 在宅におけるチームケアの意義
2 在宅看護と訪問看護
・1 在宅看護とは
・2 訪問看護とは
3 在宅看護の役割・機能
・1 在宅看護活動の信念
・2 在宅看護の自立性
・3 セルフケア支援(自立支援)
・4 家族を単位としたケア
4 在宅看護活動の特徴
・1 個人と家族を対象とする在宅看護
・2 集団を対象とする公衆衛生看護
5 在宅看護における看護とサービス提供機関
・1 医療機関
・2 自宅(居宅)
・3 入所施設
・4 通所施設
■2 地域療養を支える在宅看護の役割・機能
1 自立・自律支援
2 病状・病態の予測と予防
■3 地域・在宅看護における倫理
1 看護倫理の概要と活用
・1 倫理とは
・2 看護倫理と倫理綱領
・3 倫理原則・概念と活用
2 在宅看護特有の倫理問題
・1 療養者・家族の意思決定
・2 個人情報の保護,管理
・3 サービス提供者の権利の保護
■4 地域包括ケアシステムにおける多職種・多機関連携
1 医療機関との連携
・1 退院支援と退院調整
・2 継続看護の重要性
・3 多職種連携・地域連携
・4 退院支援や地域連携に係る診療報酬について
2 医療施設や介護施設との連携
・1 医療施設と介護施設
・2 医療施設と介護施設の選択と転院までのプロセス
・3 医療施設や介護施設などとの連携
3 保健・医療・福祉関連機関との連携
・1 行政機関(保健所や市町村)との連携
・2 地域包括支援センターとの連携
・3 居宅介護支援事業所との連携
・4 介護サービス事業所との連携
・5 その他の施設との連携
4 さまざまな人・機関との連携と地域の目
・1 住民との連携と見守り・SOSネットワーク
・2 専門職以外の人々との連携と地域の目
・3 地域における複合的な連携
5 生活の場に応じた看護とサービス提供機関
・1 生活の場に応じた看護の始まり
・2 地域包括ケアシステムの今後の課題
6 地域包括支援センター
・1 地域包括支援センターの機能
・2 地域包括支援センターの業務
・3 包括的支援事業
■5 事例:地域の多職種が連携して行う自宅退院への支援
1 Aさんの基本状況
・1 入院前の身体状況
・2 入院前の生活状況
・3 入院前のサービス利用状況
2 院内における多職種連携と退院指導
・1 サービスや支援体制のイメージ化と療養場所の意思決定
・2 院内の多職種連携
3 退院に向けた地域連携
・1 地域連携
・2 退院前のカンファレンス
・3 自宅環境の準備
・4 退院日とその後
【4 地域・在宅看護の対象者】
■1 地域・在宅看護の対象者
1 地域・在宅看護の対象と背景
2 法制度からみた対象者
3 ライフサイクルからみた対象者(訪問看護の場合)
4 健康レベルからみた対象者(訪問看護の場合)
・1 予防を目的とした対象者
・2 慢性的な疾患をもつ対象者
・3 終末期にある対象者
・4 健康な状態にある対象者
5 疾患からみた対象者(訪問看護の場合)
6 障害レベルからみた対象者(訪問看護の場合)
・1 日常生活自立度
・2 要介護(要支援)度
・3 認知症高齢者の日常生活自立度
7 地域社会における生活者としての対象者
8 状態別・状況別対象者
・1 脳血管疾患に罹患した要介護高齢者
・2 認知症高齢者
・3 難病療養者
・4 精神障害者
・5 終末期の療養者
・6 医療的ケア児・重症心身障害児
■2 在宅看護の対象者とサービス提供者側の条件
1 療養者と家族の生活・価値観の尊重
2 自立支援
3 意思決定への支援(ACP)
4 地域包括ケアシステムの整備
5 保健・医療・福祉を統合したケアマネジメント
■3 在宅療養の場における家族のとらえ方
1 家族とは
・1 家族の定義
・2 日本における家族のありようの変遷
・3 家族の機能
・4 家族の役割
・5 家族に関する基礎理論
2 家族形態に応じた看護
・1 家族看護とは
・2 家族のアセスメント
・3 在宅療養者の家族に生じやすい課題
・4 在宅療養者の家族への支援
■4 在宅療養者の家族への看護
1 家族の介護力のアセスメントと調整
2 家族関係の調整
3 家族へのケア方法の指導
4 家族介護者の健康
・1 介護負担
・2 家族介護者への支援
5 レスパイトケア
■5 事例:療養者と家族全体を対象とした介入と調整
1 Bさんの基本情報
・1 身体状況
・2 生活状況
・3 サービスの提供状況
2 Bさんの病状変化に伴う課題と家族ケア
・1 Bさんの状態と課題
・2 家族の状況
・3 家族ケア
【5 在宅療養を支える訪問看護】
■1 訪問看護の特徴
1 訪問看護とは
2 訪問看護の制度と現状
・1 訪問看護の制度
・2 訪問看護・訪問指導実施機関
・3 訪問看護利用者の主な傷病
3 訪問看護の提供方法と種類
・1 訪問看護における看護職の役割
・2 訪問看護における留意点
■2 在宅ケアを支える訪問看護ステーション
1 訪問看護ステーションの開設基準
・1 実施主体
・2 実施形態
・3 管理者
・4 人員・設備および運営基準・開設基準
2 従事者
3 対象者
・1 医療保険による訪問看護
・2 後期高齢者医療による訪問看護
・3 介護保険による訪問看護
4 サービス内容(訪問看護のサービス提供)
5 訪問看護サービス開始までの流れ
6 利用料
・1 医療保険・後期高齢者医療の場合
・2 介護保険の場合
・3 訪問看護における介護保険と医療保険の調整/精神科訪問看護
7 訪問看護サービスの質保証
8 訪問看護サービスの管理・運営
9 訪問看護制度の課題
・1 療養通所介護
・2 看護小規模多機能型居宅介護
・3 機能強化型訪問看護ステーション
・4 定期巡回・随時対応型訪問介護看護
■3 事例:訪問看護ステーションの開設
1 C株式会社が訪問看護ステーションに挑戦する理由
2 訪問看護ステーション開設を決めてから開設まで
・1 資金調達
・2 人材獲得
・3 指定申請
・4 物件の確保
・5 その他の準備
3 開設から黒字化まで
・1 開設前の営業
・2 開設から黒字化まで
4 黒字化から3年後まで
・1 1年目の動き
・2 2年目の動き
・3 3年目の動き
・4 今後の方針
【6 在宅看護におけるケースマネジメント/ケアマネジメント】
■1 ケースマネジメント/ケアマネジメント
1 看護が担うケースマネジメント/ケアマネジメント
・1 ケースマネジメント/ケアマネジメントの概念
・2 ケースマネジメント/ケアマネジメントの背景
・3 広義のケアマネジメント
・4 狭義のケアマネジメント
2 介護保険制度におけるケアマネジメント
・1 介護保険制度におけるケアマネジメントとは
・2 介護保険制度におけるケアマネジメントの理念と目的
・3 ケアマネジャーの役割とケアプランの検証
3 ケースマネジメント/ケアマネジメントの過程
・1 介護保険制度におけるケアマネジメントの過程
・2 介護保険制度におけるケアマネジメントのポイント
4 さまざまな人に向けたケアマネジメント
・1 障害がある人に対する相談支援事業
・2 相談支援専門員によるケアマネジメントのポイント
5 看護が担うケースマネジメント/ケアマネジメントの実践
・1 看護師がケアプランを把握することの重要性
・2 訪問看護実践としてのケアマネジメント
・3 訪問看護とケアマネジメントの関係
・4 療養者と家族の生活を見据えた視点
6 地域包括ケアと地域ケア会議
・1 地域ケア会議とは
・2 地域ケア会議の五つの機能
・3 地域ケア会議の設置主体と関係職種
・4 地域ケア会議における看護職の役割
7 演習をやってみよう
■2 事例:地域の課題解決に発展したケース
1 Dさんの基本状況
2 サービス担当者会議の開催
3 地域ケア会議への参加
【7 地域療養を支える法・制度】
■1 法・制度を学ぶに当たって
・1 地域・在宅看護の基盤・枠組みとして
・2 ケアマネジメントから地域包括ケアシステム構築に向けて
・3 プライバシー・個人情報の保護や権利擁護
■2 社会資源の活用
1 在宅療養を支える人
2 在宅療養を支える機関
3 在宅療養で活用できるサービス
4 社会資源の活用における看護職の役割
・1 療養者と家族のニーズを把握する
・2 地域の社会資源の情報を提供する
・3 申請手続き等の支援をする
・4 サービス提供者との連絡・連携を行う
・5 地域の社会資源を整える
■3 在宅療養者の権利を擁護する制度と社会資源
1 権利擁護とは
2 日常生活自立支援事業(福祉サービスの利用援助)
3 成年後見制度
4 任意後見制度
5 オンブズマン制度
■4 医療保険制度
1 制度の概要としくみ
・1 被用者保険
・2 国民健康保険
・3 後期高齢者医療制度
2 主な医療(サービス)給付
・1 療養の給付
・2 高額療養費制度
・3 埋葬料(費)
・4 傷病手当金
・5 移送費
・6 高額医療・高額介護合算療養費制度
■5 介護保険制度
1 制度の概要としくみ
2 介護予防サービス・介護サービスの給付手続き
・1 要介護認定
・2 介護予防・介護サービス計画
・3 予防給付・介護給付
・4 介護予防・日常生活支援総合事業(介護予防ケアマネジメント)
3 地域包括支援センター
4 介護保険と医療保険の調整
5 これからの介護保険制度
■6 高齢者施策
1 高齢者に対する施策の歴史
2 高齢者の保健事業と医療
3 認知症施策
・1 認知症施策推進大綱の策定
・2 認知症基本法の制定
4 介護予防・生活支援のための取り組み
・1 介護予防とは
・2 介護保険制度における介護予防
5 高齢者虐待防止法
・1 高齢者虐待の定義
・2 高齢者虐待の現状
・3 高齢者虐待の防止と早期発見
・4 高齢者虐待への対応
■7 障害者に関連する法律
1 障害の分類
・1 国際障害分類(ICIDH)から国際生活機能分類(ICF)へ
・2 ICFの各要素概念
2 障害者認定
・1 身体障害児・者
・2 知的障害児・者
・3 精神障害者
3 障害者総合支援法
・1 障害児・者の範囲
・2 障害者総合支援システムの概要
・3 障害福祉サービスの支給手続き
・4 障害福祉サービスと介護保険の調整
4 精神保健福祉法
・1 入院医療
・2 通院医療
・3 精神保健福祉センター
5 発達障害者支援法
6 基幹相談支援センター
7 障害者を支える手当・年金
・1 特別児童扶養手当
・2 障害児福祉手当
・3 特別障害者手当など
・4 重度心身障害者手当
・5 障害年金
・6 障害者扶養共済制度
8 障害者福祉のこれから
・1 障害者施策に関連する主な法律など
・2 障害者総合支援法の改正
■8 難病法
1 難病にかかる医療費助成制度
・1 対象疾患
・2 医療費助成の概要
2 療養生活環境整備およびその他の難病対策
・1 難病情報センター
・2 難病相談支援センター事業
・3 難病患者就職サポーター
・4 難病対策地域協議会の設置
■9 子どもの在宅療養を支える制度と社会資源
1 小児慢性特定疾病対策
2 養育医療
3 子どもの在宅療養を支える手当
・1 特別児童扶養手当
・2 障害児福祉手当
・3 児童扶養手当
・4 児童育成手当:障害手当
■10 生活保護制度
1 基本原理と基本原則
2 実施主体・申請窓口
3 扶助の種類
4 保護施設
■11 事例:パーキンソン病患者の在宅復帰に向けた支援
1 Eさんの基本状況
・1 入院前の身体状況
・2 生活状況
・3 入院前のサービス利用状況
・4 地域包括ケア病棟に入院中の状況
2 在宅復帰に向けた課題と対応
【8 在宅療養を支える健康危機・災害対策】
■1 在宅療養における健康危機・災害対策
1 健康危機・災害対策に関わる施策・制度
2 在宅療養における健康危機・災害対策の必要性
3 災害サイクルと在宅療養者支援
・1 災害サイクルに応じた看護支援
・2 災害時に支援が必要となる在宅療養者
■2 地域包括ケアシステムにおける健康危機・災害対策
1 地域包括ケアシステムによる健康危機・災害対策と連携
2 訪問看護ステーションにおける健康危機・災害対策と対応
■3 訪問看護師による健康危機・災害時対応
1 訪問看護師による対応技術
・1 アウトリーチ
・2 日ごろからの多職種連携
・3 物がない中での看護実践の工夫
・4 災害前看護の実践
2 訪問看護事業所における災害時の事業継続計画(BCP)
・1 BCPとは
・2 訪問看護事業所における災害時のBCP
3 訪問看護における災害別の特徴と対応
4 訪問看護師の対応の実際
・1 新型コロナウイルス感染症への訪問看護の対応
・2 自然災害時の訪問看護の対応
■4 災害時における在宅療養者と家族の健康危機管理
1 在宅療養者・家族への防災・減災対策の指導
2 医療機関との連携による医療上の健康危機管理
3 福祉機関との連携による生活上の健康危機管理
4 行政(都道府県・市町村,消防署,警察署)との連携
■5 事例:ALSの在宅療養者と災害対策
1 Fさんの基本状況
・1 身体状況
・2 生活状況
・3 サービス提供の状況
2 発災時の課題と対応
・1 想定されるハザード
・2 医療的ケア・医療機器の管理
3 災害時個別支援計画-発災時の避難
【9 地域・在宅看護の動向と今後の発展】
■1 海外における在宅看護の先駆的取り組み
1 海外の在宅ケアの特徴と共通性
・1 ドイツでの在宅ケア
・2 オランダでの在宅ケア
・3 韓国での在宅ケア
・4 シンガポールでの在宅ケア
2 国際的な共通点と在宅ケアの今後
■2 日本における地域・在宅看護の動向
1 地域・在宅看護を取り巻く国の動向
・1 2035年を見据えた保健医療システムの策定
・2 三つの報酬改定
2 日本看護協会の動向とこれからの地域・在宅看護
■3 これからの地域・在宅看護の発展に向けて
1 地域・在宅看護における事例検討会
・1 地域・在宅看護において「事例検討会」を実施する意義
・2 事例検討会の進め方
2 地域・在宅看護における看護研究
【コラム】
●農村に根差した地域医療
●地域に広がる看護の役割―暮らしの保健室からマギーズ東京へ
●在宅看護:海外と日本の交流の歴史と将来
●3.11の経験から地域ネットワークのあり方を振り返る
●パンデミックと訪問看護ステーション
●ヨーロッパの在宅ケア:ドイツの例
●大規模な在宅ケア:米国の例
●ビュートゾルフを日本へ
●法・制度にとらわれない新しいサービス
●訪問看護のM&A
・資料1 地域・在宅看護を展開するための基本理念
・資料2 参考資料
・看護師国家試験出題基準(令和5年版)対照表
・索引