発行 : 2025年1月
サイズ : B5判 320頁
ISBN-10 : 4-8404-8472-4
ISBN-13 : 978-4-8404-8472-5
商品コード : 308010222
在庫 : 在庫あり(申込可)
看護基礎教育テキスト NEW 改訂
ナーシング・グラフィカ
地域・在宅看護論(2):在宅療養を支える技術 第3版
発行 : 2025年1月
サイズ : B5判 320頁
ISBN-10 : 4-8404-8472-4
ISBN-13 : 978-4-8404-8472-5
商品コード : 308010222
在庫 : 在庫あり(申込可)
●在宅療養を支える技術として、コミュニケーションやフィジカルアセスメントなどの最も基本的な技術、食・排泄などの日常生活援助技術、輸液管理・在宅酸素療法などの医療ケアの技術、の大きく三つに分けて展開します。
●訪問看護の技術として、実習の心構えから、家庭訪問における注意などを、看護における倫理原則を踏まえて解説します。また、在宅看護における看護過程を、ICFの枠組みに照らして、図を用いて解説します。
●巻頭で「訪問看護師の一日」の流れを再現! 地域をイメージしたイラストマップ内を訪問看護師が駆け回ります。地域・在宅における訪問看護師の役割がイメージしやすくなり、療養者=生活者の視点も身に付きます。
●「看護師国家試験出題基準令和5年版」に対応し、疾患・病期・症状に応じた看護を網羅。それぞれコンパクトにまとめました。療養者に寄り添った在宅ならではの特徴、アセスメントやマネジメント、援助は、演習・実習時にも活用できます。
●日常生活を支える各技術に「ケア計画の立案」を追加。アセスメントから療養者・家族への援助、トラブル対応、多職種との連携・社会資源をより段階的に考え、実践する力を養います。
●在宅療養支援に重要な健康危機・災害対策を、地域包括ケアシステムを踏まえて解説します。パンデミックも含めた健康危機への取り組み、災害サイクル別の対策、訪問看護事業所における事業継続計画(BCP)についても言及しています。
●13の豊富な事例では、事例の各場面に合わせた設問を用意。考え、判断する実践力を養います。設問には「丁寧でわかりやすく」を心掛けた解答・解説が付いています。
●新しい時代の看護の知識として、ユマニチュード、ノーリフトなど普段の学習ではあまり学ぶ機会のないキーワードやICT、ロボットの活用について、コラムで紹介しています。
3,630 円(税込)
目次
●訪問の準備〈実写映像〉
●生活リハビリテーション〈実写映像〉
●ALS療養者からのメッセージ〈実写映像〉
●褥瘡処置の手順〈実写映像〉
●文字盤を使ったコミュニケーション〈実写映像〉
●意思伝達装置〈実写映像〉
●IT機器の活用〈実写映像〉
●呼吸音の聴取部位〈実写映像〉
●肺(呼吸器系)の打診〈実写映像〉
●遠隔看護−テレナーシング〈実写映像〉
●住環境〈実写映像〉
●感染予防〈実写映像〉
●新型コロナウイルス感染症蔓延時の訪問看護〈実写映像〉
●食に関する包括的アセスメントに応じたケア計画の事例〈アニメーション〉
●排泄介助(おむつ交換)〈実写映像〉
●部分浴〈実写映像〉
●洗髪方法の一例〈実写映像〉
●肢位の保持と移動に関するさまざまなテスト〈実写映像〉
●移動に関わる機能のアセスメント〈実写映像〉
●グローブの利用〈実写映像〉
●スライディングシートの活用〈実写映像〉
●口すぼめ呼吸〈実写映像〉
●体位排痰法〈実写映像〉
●スクイージング〈実写映像〉
●気管カニューラの交換〈実写映像〉
●酸素供給装置〈実写映像〉
●NPPVマスクの着け方〈実写映像〉
●膀胱留置カテーテルの管理〈実写映像〉
●ストーマ装具の交換〈実写映像〉
●経鼻経管栄養〈実写映像〉
●胃瘻〈実写映像〉
●注入の手順〈実写映像〉
●褥瘡の実際〈実写映像〉
●正しい靴の履き方〈実写映像〉
●血糖自己測定〈実写映像〉
●インスリン自己注射〈実写映像〉
●CAPDバッグの交換〈実写映像〉
●オピオイド(医療用麻薬)の服薬指導〈実写映像〉
●レスキュードーズの投与方法〈実写映像〉
●補完代替療法〈実写映像〉
●在宅療養における災害対策〈実写映像〉
●高齢者の住環境整備〈実写映像〉
●居宅における高齢者の転倒〈アニメーション〉
●在宅療養における感染予防〈実写映像〉
●地域で生きる〜働く場所〜〈実写映像〉
●やってみよう! 訪問看護演習〈実写映像〉
●訪問看護時(家)でのマナー〈実写映像〉
・はじめに
・本書の特徴
・図解 訪問看護師の一日
【1 訪問看護技術】
■1 家庭訪問・初回訪問
1 家庭訪問の意義・目的
2 訪問看護導入時の療養者と家族
3 初回訪問の目的と配慮
4 療養方針の明確化
5 訪問の手順と倫理・心構え
・1 訪問の手順
・2 倫理と心構え
・3 リスクマネジメント
6 学生実習における同行訪問
・1 学生の基本的姿勢・態度
・2 情報収集のポイント
■2 在宅療養における看護過程の展開技術
1 在宅療養における看護過程の特徴
・1 療養者・家族の生き方や思いに応じてゴールを設定し適宜見直す
・2 療養者の生活の場に合わせて医療的ケアを展開する
・3 療養生活の要となる家族成員をケアする
・4 療養環境や周囲の人々との関係性を把握し調整する
・5 介護力・経済力や価値観に応じてサービスや社会資源の活用を提案する
2 在宅におけるヘルスアセスメント
・1 在宅におけるヘルスアセスメントとは
・2 在宅におけるヘルスアセスメントの基本
3 情報収集の項目とアセスメントのポイント
・1 ICFを用いた情報の統合
・2 図を用いた情報の統合
4 在宅療養における看護過程の展開のポイント
・1 ゴール設定における優先順位のポイント
・2 計画立案におけるポイント
・3 評価の項目とポイント
■3 訪問看護の記録
1 訪問看護記録の意義
2 訪問看護で使用する記録
3 訪問看護記録を記入するときの留意点
■4 事例:療養場所の移行や病状の変化に応じた訪問看護
1 Cさんの基本状況(20XX年1月)
・1 身体状況
・2 家族/介護の状況
2 退院・療養場所の移行に向けた課題と対応
3 状況の変化と訪問看護師の対応
・1 身体状況・家族/介護の状況(20XX年2月)
・2 身体状況の変化とその対応(20XX年4月)
4 事例のまとめ:療養場所の移行や病状の変化に応じた看護
【2 疾患・病期に応じた看護】
■1 疾患等に応じた看護
1 医療的ケア児
・1 医療的ケア児の概要
・2 在宅療養における医療的ケア児のアセスメント
・3 在宅療養における医療的ケア児の援助の実際
2 認知症
・1 認知症の概要
・2 在宅療養における認知症のアセスメント
・3 在宅療養における認知症の援助の実際
3 精神疾患
・1 精神疾患の概要
・2 在宅療養における精神疾患のアセスメント
・3 在宅療養における精神疾患の援助の実際
4 難病:パーキンソン病
・1 パーキンソン病の概要
・2 在宅療養におけるパーキンソン病のアセスメント
・3 在宅療養におけるパーキンソン病の援助の実際
5 がん
・1 がんの概要
・2 在宅療養におけるがんのアセスメント
・3 在宅療養におけるがんの援助の実際
6 脳血管疾患
・1 脳血管疾患の概要
・2 在宅療養における脳血管疾患のアセスメント
・3 在宅療養における脳血管疾患(高次脳機能障害)の援助の実際
7 呼吸器疾患
・1 呼吸器疾患の概要
・2 在宅療養における呼吸器疾患のアセスメント
・3 在宅療養における呼吸器疾患の援助の実際
8 心不全
・1 心不全の概要
・2 在宅療養における心不全のアセスメント
・3 在宅療養における心不全の援助の実際
9 糖尿病
・1 糖尿病の概要
・2 在宅療養における糖尿病のアセスメント
・3 在宅療養における糖尿病の援助の実際
■2 病期に応じた在宅療養者への看護
1 慢性期の在宅療養者と家族の看護
・1 慢性期の基本
・2 症状マネジメント
・3 生活環境の整備
・4 医療・介護チームの連携
・5 家族へのケア
2 急性増悪した在宅療養者と家族の看護
・1 急性期の基本
・2 症状マネジメント
・3 生活環境の整備
・4 医療・介護チームの連携
・5 家族へのケア
3 終末期の在宅療養者と家族の看護
・1 終末期の基本
・2 症状マネジメント
・3 生活環境の整備
・4 医療・介護チームの連携
・5 家族へのケア
・6 自然死を迎える療養者へのケア
・7 悪性新生物(がん)により死を迎える療養者へのケア
・8 慢性疾患により死を迎える療養者へのケア
【3 在宅療養生活を支える基本的な技術】
■1 コミュニケーション
1 在宅療養を支えるコミュニケーションの基本
・1 療養者・家族とのコミュニケーション
・2 組織内のコミュニケーション
・3 多職種チームのコミュニケーション
2 コミュニケーション障害と支援
・1 コミュニケーション障害の種類と原因
・2 コミュニケーション障害の意味と支援の目的
・3 コミュニケーション障害者支援におけるチーム連携
3 コミュニケーション障害のある療養者の特徴と支援のポイント
■2 在宅におけるアセスメント技術
1 ヘルスアセスメントの基本
2 生活からみるヘルスアセスメント
3 身体状態のアセスメント
■3 環境整備
1 在宅療養環境の基本
2 療養環境が引き起こす障害の予防
3 居住環境のアセスメント
4 住環境整備
5 福祉用具
・1 福祉用具とは
・2 福祉用具導入の観点
6 環境整備に活用できる社会資源
・1 介護保険制度
・2 障害者総合支援法
・3 その他の給付制度
・4 多職種連携
■4 生活リハビリテーション
1 生活リハビリテーションの基本
・1 生活リハビリテーションとは
・2 在宅療養における生活リハビリテーションとその対象
・3 在宅療養での生活リハビリテーションの目的・適応
2 障害や状態に応じた生活リハビリテーション
3 在宅移行に向けての環境整備
■5 感染予防
1 在宅における感染防止の基本
2 日常的なケア(平常時)
・1 療養者の体調管理
・2 スタンダードプリコーション(標準予防策)
・3 家族への指導
・4 訪問看護師などの健康管理
・5 環境整備および医療器具の清潔保持
・6 感染性廃棄物の取り扱い
3 療養者に感染症が発症した場合の対応
・1 初期症状の早期発見から速やかに医療につなげる
・2 療養者が利用しているサービスの関係職種・機関への指導
・3 感染症を発症した療養者への訪問看護
4 感染症流行期・地域における訪問看護
【4 日常生活を支える看護技術】
■1 食生活
1 在宅療養の場における食生活の特徴
2 食に関する包括的アセスメント
3 ケア計画の立案
4 食における援助の技術と実際
5 トラブル時の対応
6 家族への支援
7 栄養を補う手軽な食品の種類と調理法
8 多職種との連携
9 社会資源の活用
・1 食支援における地域連携
・2 食事内容の選択,食材の調達の方法に関する援助
■2 排泄
1 在宅療養の場における排泄の基本
2 排泄のアセスメント
3 ケア計画の立案
4 排泄援助の技術と実際
5 多職種との連携
6 社会資源の活用と調整
・1 公費の助成
・2 排泄環境の整備
■3 清潔
1 在宅療養における清潔の特徴
2 清潔のアセスメント
3 ケア計画の立案
・1 介護保険による清潔ケア
・2 医療保険による清潔ケア
4 清潔ケアの技術と実際
5 家族への支援
6 社会資源と多職種連携
■4 肢位の保持と移動
1 在宅における移動と肢位の保持の重要性
2 移動能力に関わる身体機能のアセスメント
3 ケア計画の立案
4 肢位の保持と移動の実際
5 家族への支援
6 多職種との連携
■5 呼吸
1 在宅療養の場における呼吸ケアの特徴
2 呼吸に関するアセスメント
3 呼吸ケアの実際
4 ケア計画の立案
・1 看護目標
・2 アセスメントの視点
・3 具体策の視点
5 多職種との連携
・1 異常の早期発見
・2 災害時を想定した準備
・3 行動範囲を広げてQOLを向上するために
6 社会資源の活用と調整
・1 制度の利用
・2 患者会・家族会への参加
■6 睡眠
1 在宅療養の場における睡眠の特徴
2 睡眠のアセスメント
3 ケア計画の立案
4 睡眠援助の技術と実際
5 多職種との連携
【5 症状等に応じた看護技術・療養を支える看護技術(医療ケア)】
■1 医療ケアの原理原則
1 意義・目的(医療ケアの対象者と自立支援)
2 観察とアセスメント
3 リスクマネジメント(トラブルや合併症の予防と対応)
4 在宅療養者と家族のセルフマネジメント力の維持・向上のための支援
5 多機関・多職種との連携
6 資材の調達と管理
7 社会資源の活用・調整
■2 発熱症状
1 発熱を引き起こす疾患・状態
・1 発熱のメカニズム
・2 疾患による発熱
・3 うつ熱・熱中症
2 重症度・経過
・1 疾患による発熱
・2 うつ熱・熱中症
3 発熱症状に対するアセスメント
4 援助の実際
■3 消化器症状
1 消化器症状を引き起こす疾患・状態
・1 腹痛
・2 悪心・嘔吐
・3 便秘
2 重症度・経過
3 消化器症状に対するアセスメント
4 援助の実際
■4 薬物療法
1 在宅における薬物療法の意義・目的
2 薬物療法におけるアセスメント
3 薬物療法における援助の実際
4 在宅療養の場で生じる薬物療法に関するトラブル
5 療養者・家族への支援
6 多職種との連携・社会資源の活用
・1 多職種との連携
・2 社会資源の活用
■5 外来がん治療
1 外来がん治療の目的と対象者
2 外来がん治療におけるアセスメント
3 リスクマネジメント
4 外来通院中の在宅療養者に対する援助
5 社会資源の活用・調整
・1 医療機関との連携
・2 経済的サポートの活用
■6 排痰ケア
1 在宅における排痰ケアの意義・目的と対象者
2 排痰ケアにおけるアセスメント
3 援助の実際
4 排痰ケアで生じやすい合併症・トラブル
5 療養者・家族への支援
6 多職種との連携
■7 気管カニューラ管理
1 在宅における気管カニューラ管理の意義・目的
2 気管カニューラ管理におけるアセスメント
3 援助の実際
4 療養者・家族への支援
■8 在宅酸素療法(HOT)
1 在宅酸素療法の意義・目的と対象者
2 在宅酸素療法におけるアセスメント
3 援助の実際
4 在宅における安全管理と援助
5 療養者・家族への支援
■9 在宅人工呼吸療法(HMV):非侵襲的陽圧換気療法(NPPV)
1 在宅における非侵襲的陽圧換気療法の意義・目的
2 非侵襲的陽圧換気療法におけるアセスメント
3 在宅における安全管理と援助
4 療養者・家族への支援
5 社会資源の活用・調整
■10 在宅人工呼吸療法(HMV):気管切開下間欠的陽圧換気療法(TPPV)
1 気管切開下間欠的陽圧換気療法の意義・目的
2 気管切開下間欠的陽圧換気療法におけるアセスメント
3 在宅における安全管理と援助
4 療養者・家族への支援
5 社会資源の活用・調整
■11 排尿ケア
1 在宅における排尿ケアの意義・目的
2 排尿ケアにおけるアセスメント
3 リスクマネジメント
4 援助の実際
5 療養者・家族への支援
6 社会資源の活用・調整
■12 ストーマ管理
1 在宅におけるストーマ管理の意義・目的
2 ストーマ管理におけるアセスメント
3 リスクマネジメント
4 援助の実際
5 療養者・家族への支援
・1 生活指導
・2 災害への備え
6 社会資源の活用・調整
・1 身体障害者手帳の申請・交付
・2 ストーマ外来や訪問看護の利用
・3 患者会
■13 在宅経管栄養法(HEN)
1 在宅における経管栄養法の意義・目的と対象者
2 経管栄養法におけるアセスメント
3 リスクマネジメント
4 援助の実際
5 療養者・家族への支援
6 社会資源の活用・調整
■14 輸液管理(在宅中心静脈栄養法,末梢静脈栄養法)
1 在宅における輸液管理の意義・目的と対象者
2 輸液管理におけるアセスメント
3 リスクマネジメント
4 援助の実際
5 療養者・家族への支援
6 社会資源の活用・調整
■15 褥瘡管理
1 在宅における褥瘡ケアの意義・目的
2 褥瘡発生のリスクアセスメントと予防
3 リスクマネジメント
4 援助の実際
5 療養者・家族への支援
6 多職種との連携
■16 足病変のケア
1 足病変のケアの意義・目的と対象者
2 足病変のアセスメント
3 リスクマネジメント
4 援助の実際
5 療養者・家族への支援
6 社会資源の活用・調整
・1 多職種との連携
・2 制度
■17 インスリン自己注射
1 在宅におけるインスリン自己注射の意義・目的と対象者
2 インスリン自己注射におけるアセスメント
3 援助の実際
4 インスリン自己注射に生じやすいトラブル・対処
5 療養者・家族への支援
6 社会資源の活用・調整
・1 多職種連携
・2 医療資材の管理
・3 患者会・家族会
■18 在宅CAPD管理
1 在宅におけるCAPD管理の意義・目的と対象者
2 在宅CAPD管理におけるアセスメント
3 リスクマネジメント
4 援助の実際
5 療養者・家族への支援
6 社会資源の活用・調整
・1 多職種との連携
・2 資材の調達と管理
・3 制度・社会資源の活用
■19 疼痛管理
1 在宅療養における疼痛管理の意義・目的と対象者
2 疼痛管理におけるアセスメント
3 疼痛マネジメント
4 援助の実際
5 療養者・家族への支援
6 社会資源の活用・調整
・1 資材の調達と管理
・2 多職種連携と制度
7 補完代替療法の活用
【6 在宅看護における安全と健康危機管理】
■1 在宅看護における危機管理
1 在宅療養の場で起こり得る事故の予防と対応
・1 ヒューマンエラーの予防
・2 組織全体での対応
・3 ヒューマンエラー防止策
2 在宅医療におけるリスクの特徴
・1 医療上のリスク
・2 療養環境上のリスク
・3 家族関係上のリスク
・4 災害時のリスク
■2 日常生活における安全管理
1 家屋環境の整備
2 転倒・転落の防止
3 誤嚥・窒息の防止
4 熱傷・凍傷の防止
5 熱中症の防止
6 感染症の防止
7 閉じこもりの予防
【7 事例で学ぶ在宅看護の技術】
■1 在宅での自己管理を続けている独居の糖尿病療養者
1 Aさんの状況
・問1-1 視力低下のインスリン自己注射への影響
・問1-2 利用できる社会資源(サービス)
・問1-3 自宅内で生じるリスクの高い事故
2 初回訪問後3カ月の状況
・問1-4 在宅療養者への防災対策の指導
■2 在宅で老老介護を開始する高齢の療養者
1 退院前のBさんの状況(試験外泊)
・問2-1 日常生活で優先度の高い支援
2 退院後3カ月の状況
・問2-2 老老介護継続への支援
・問2-3 住環境の改善
■3 被虐待が疑われる認知症高齢者
1 Cさんの情報(初回訪問)
・問3-1 認知症療養者の看護のポイント
・問3-2 初回訪問時の家族への声掛け
2 初回訪問後6カ月の状況
・問3-3 在宅療養継続のための療養者の健康危機管理
・問3-4 地域ケア会議のメンバー
・問3-5 在宅療養のための家族支援
■4 在宅での生活を希望する脳梗塞後遺症のある高齢者
1 退院前のDさんの状況
・問4-1 障害高齢者の日常生活自立度判定基準
・問4-2 試験外泊
・問4-3 退院後に必要と思われる看護ケア
2 退院後1週間の状況
・問4-4 生活空間の調整
・問4-5(1) 看護計画の立案
・問4-5(2) サービスの導入と目的
■5 最期まで自宅で過ごしたい終末期のがん療養者
1 緊急入院~退院
・問5-1 在宅療養に移行するための条件
・問5-2 在宅療養で利用できる制度や社会資源
・問5-3 退院直後の看護計画
2 退院後6カ月の状況
・問5-4 がん疼痛治療
・問5-5 看取りの家族への支援
・問5-6 グリーフケア
■6 在宅での生活に不安を抱きつつ退院するALS療養者
1 Fさんの情報
・問6-1 合同カンファレンスの目的,メンバー
・問6-2 在宅療養で利用可能な制度
2 在宅療養移行期の状況
・問6-3 介護負担の軽減と支援
・問6-4 人工呼吸器装着者の災害対応
7 事故により中途障害者となった成人男性
1 Gさんの情報
・問7-1 福祉サービスの根拠法と申請窓口
・問7-2(1) 脊髄損傷者の排尿ケア/看護のポイント
・問7-2(2) 脊髄損傷者の排便ケア/看護のポイント
2 1人暮らし開始後2カ月の状況
・問7-3 うつ熱・熱中症の予防/看護のポイント
・問7-4 褥瘡の予防/看護のポイント
3 緊急携帯への連絡
・問7-5 自律神経過反射のケア/看護のポイント
■8 在宅での生活を希望する精神障害者
1 Hさんの情報
・問8-1 退院前指導で訪問する目的
・問8-2(1) 精神障害者保健福祉手帳の利用
・問8-2(2) 障害者総合支援法の利用
・問8-2(3) 障害年金の利用
2 退院後4カ月の状況
・問8-3 訪問看護目標・計画
・問8-4 Hさんに適したサービス
・問8-5 療養者の自立支援とQOLの維持・向上のための在宅療養支援
■9 地域で生活する重症心身障害児
1 Ⅰちゃんの状況
・問9-1 在宅療養する小児の訪問看護
・問9-2 訪問看護の役割
・問9-3(1) 重症心身障害児の呼吸ケア/気管切開
・問9-3(2) 重症心身障害児の呼吸ケア/人工呼吸器管理
・問9-4 重症心身障害児の経管栄養とケア
2 退院後1カ月の状況
・問9-5 在宅療養継続のための家族支援
3 放課後等デイサービスの利用
■10 誤嚥性肺炎を生じた超高齢者
1 Jさんの状況
・問10-1 緊急性と重症度を考えるポイント
2 誤嚥性肺炎の診断後
・問10-2 超高齢者における急性症状の対処
■11 回復期にある高次脳機能障害療養者
1 退院前合同カンファレンスの実施
・問11-1 試験外泊の意義と目的
2 合同カンファレンス後
・問11-2 在宅での生活構築の支援
・問11-3 家族への支援と情報提供
■12 独居で終末期を迎える療養者
1 Lさんの状況
・問12-1 活用可能なサービスとその目的
2 終末期
・問12-2 不快症状への対応
3 Lさんの看取り
・問12-3 在宅看取りの場合の死亡診断
・問12-4 終末期のコミュニケーションと看護師のケア
■13 マルトリートメントが疑われる医療的ケア児
1 Mちゃんの状況
・問13-1(1) Mちゃんの成長と発達に関する優先度の高いケア
・問13-1(2) 母親への支援に関する優先度の高いケア
2 訪問看護開始後1カ月
・問13-2 マルトリートメントのリスク要因
・問13-3 訪問看護師の支援
■設問解答・解説
1 在宅での自己管理を続けている独居の糖尿病療養者
【8 やってみよう!訪問看護演習】
1 演習Ⅰ テーマ:初回訪問
・1 学習目標
・2 行動目標
・3 学習方法
2 演習Ⅱ 訪問看護における医療保険と介護保険の調整
3 演習Ⅲ テーマ:在宅看護過程
・1 学習目標
・2 行動目標
・3 学習方法
4 演習Ⅳ テーマ:ケアマネジメント(サービスの調整)
・1 学習目標
・2 行動目標
・3 学習方法
5 演習Ⅴ 地域特性の把握(地域診断)
・1 学習目標
・2 行動目標
・3 学習方法
【コラム】
●ロボット技術開発がもたらす在宅療養支援の未来
●ユマニチュード(R)
●ICTを活用したヘルスモニタリング
●認知行動療法を応用したリハビリテーション
●ポケットエコーの在宅看護における役割
●ノーリフト
・看護師国家試験出題基準(令和5年版)対照表
・索引