看護基礎教育テキスト
ナーシング・グラフィカ
老年看護学(2):高齢者看護の実践 第5版
発行 : 2021年1月
サイズ : A4変型判 416頁
ISBN-10 : 4-8404-7209-2
ISBN-13 : 978-4-8404-7209-8
商品コード : 308010084
在庫 : 在庫なし(申込不可)
正誤表●生活場面別の構成をさらにブラッシュアップし、高齢者特有の動作・症状・疾患、看護について解説しました。年々患者数が増えている慢性疾患として、新たに糖尿病、慢性腎臓病(CKD)も取り上げています。
●認知症基本法の成立も視野に認知症の解説を増やし、急性期医療や終末期における認知症高齢者への看護に必要な視点を養えるようにしました。
●高齢者看護における薬物療法、手術療法、リハビリテーションについて、看護のポイントをまとめています。
●ターミナル期、臨死期、看取りといった時期において、高齢者、家族とどのように関わるかを解説し、看護師としての役割や考え方について述べています。
●慢性疾患をもつ高齢者や周術期の高齢者、リハビリテーション病棟、介護施設などさまざまな場での実習を想定し、その人らしさを尊重する目標志向型思考に沿って、健康課題の抽出から看護実践・評価まで詳しく解説しています。
3,960 円(税込)
目次
高齢者看護の実践
CONTENTS
・はじめに
・本書の特徴
【ARコンテンツ】
・「メディカAR」の使い方
・生活内容・健康状態のアセスメント〈動画〉
・摂食嚥下障害のスクリーニングテスト〈動画〉
・部分浴〈動画〉
・足浴〈動画〉
・義歯のケア〈動画〉
・保湿剤の塗布〈動画〉
・フットケア〈動画〉
・高齢者の健康的な生活(ダイヤビックを例として)〈動画〉
・移動に関わる機能のアセスメント〈動画〉
・老年症候群〈アニメーション〉
・関節可動域訓練(ROM訓練)〈動画〉
・慢性閉塞性肺疾患(COPD)の病態生理〈アニメーション〉
・刺激伝導系〈アニメーション〉
・地域包括支援センター〈動画〉
・介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)〈動画〉
・認知症対応型共同生活介護〈動画〉
・療養通所介護〈動画〉
【1 高齢者の生活を支える看護】
<1>食生活を支える看護
(1)食事
(2)脱水
(3)摂食嚥下障害
(4)低栄養
<2>排泄を支える看護
(1)排泄
(2)尿失禁
(3)排便障害(便秘・下痢・便失禁)
<3>清潔・衣生活を支える看護
(1)清潔・衣生活
(2)痒(かゆみ)
(3)痛み・しびれ
(4)感染症
<4>活動と休息を支える看護
(1)活動と休息
(2)視覚・聴覚の障害
(3)睡眠障害
<5>歩行・移動を支える看護
(1)歩行・移動
(2)骨粗鬆症
(3)骨折
(4)廃用症候群
<6>呼吸・循環機能障害を支える看護
(1)肺炎
(2)慢性閉塞性肺疾患(COPD)
(3)高血圧
(4)脳卒中
(5)不整脈
(6)心不全
<7>その他高齢者に特徴的な疾患・症状を支える看護
(1)パーキンソン病
(2)がん
(3)糖尿病
(4)慢性腎臓病(CKD)
(5)電解質代謝異常
(6)浮腫
(7)貧血
(8)めまい
(9)低体温・熱中症
【2 認知症・うつ病・せん妄の看護】
<1>認知症
(1)認知症の病態と要因
(2)認知症の症状の理解とケア
(3)認知機能の評価方法
(4)認知症の予防と治療
(5)認知症高齢者とのコミュニケーションの基本
(6)急性期医療における認知症高齢者へのアプローチ
(7)認知症の非薬物療法
(8)認知症高齢者の家族への支援とサポートシステム
(9)認知症高齢者の人権と権利擁護
(10)認知症高齢者の終末期ケア
<2>うつ病
(1)高齢者のうつ病の背景と特徴
(2)うつ病の治療
(3)うつ病の看護のポイント
<3>せん妄
(1)せん妄の理解と発症リスクのアセスメント
(2)せん妄の予防と早期発見
(3)せん妄発症時の包括的ケア
(4)家族への説明
(5)せん妄ケアのシステム化
【3 治療を受ける高齢者の看護】
<1>薬物療法
(1)加齢による生理学的変化(薬物動態,薬力学)
(2)薬物療法による有害反応
(3)服薬行動・服薬管理
<2>手術療法
(1)高齢者の手術
(2)手術を受ける前に
(3)術前オリエンテーション
(4)周術期の看護
(5)手術を受ける高齢者の精神的ケア
(6)家族への影響
(7)緊急手術を受ける高齢者とその家族の看護
<3>リハビリテーション
(1)リハビリテーションの対象者とは
(2)加齢とリハビリテーション
(3)リハビリテーション開始前の注意
(4)経過別リハビリテーションの特徴
(5)身体と心の休息の効果
(6)リハビリテーションのまとめ
<4>診察・検査
(1)高齢者の診察
(2)高齢者の検査
<5>入院
(1)入院に伴う生活変化
(2)対象理解
(3)入院時のオリエンテーション
(4)入院中のリスク
(5)入院生活の環境
(6)終末期における入院
<6>退院
(1)退院を取り巻く社会状況
(2)退院までの隙間を考える
(3)退院計画と看護
(4)高齢者が使える各種サービス
<7>行動制限
(1)行動制限とは
(2)行動制限が必要な場合
(3)認知症高齢者の行動制限
(4)行動制限をしないために
【4 終末期の看護】
<1>高齢者の死と医療・ケア
(1)高齢者と死
(2)高齢者の終末期
(3)尊厳死と延命医療
<2>終末期看護の実践
(1)身体的アセスメントと看護
(2)精神的苦痛や不安・混乱に対する看護
<3>看取りを終えた家族への看護
(1)家族の心理と看護
(2)看取りを終えた家族へのグリーフケア
(3)家族の再出発を支える
<4>看取りを終えたスタッフへのケア
【5 高齢者看護の実習】
<1>高齢者看護実習の基本
(1)高齢者看護実習で目指すもの
<2>慢性期看護実習
(1)事前学習
(2)受け持ちケースの決定
(3)情報収集とアセスメント
(4)看護計画
(5)看護の実践と評価
(6)学生に学んでほしいポイント
<3>周術期看護実習
(1)事前学習
(2)受け持ちケースの決定
(3)情報収集とアセスメント
(4)看護計画
(5)看護の実践と評価
(6)学生に学んでほしいポイント
<4>急性期看護実習
(1)事前学習
(2)受け持ちケースの決定
(3)情報収集とアセスメント
(4)看護計画
(5)看護の実践と評価
(6)学生に学んでほしいポイント
<5>老人保健施設実習
(1)事前学習
(2)受け持ちケースの決定
(3)情報収集とアセスメント
(4)看護計画
(5)看護の実践と評価
(6)学生に学んでほしいポイント
<6>特別養護老人ホーム実習
(1)事前学習
(2)受け持ちケースの決定
(3)情報収集とアセスメント
(4)看護計画
(5)看護の実践と評価
(6)学生に学んでほしいポイント
<7>リハビリテーション看護実習
(1)事前学習
(2)受け持ちケースの決定
(3)情報収集とアセスメント
(4)看護計画
(5)看護の実践と評価
(6)学生に学んでほしいポイント
<8>グループホーム(認知症対応型共同生活介護)実習
(1)事前学習
(2)受け持ちケースの決定
(3)情報収集とアセスメント
(4)看護計画
(5)看護の実践と評価
(6)学生に学んでほしいポイント
<9>デイサービス(通所介護)実習
(1)事前学習
(2)受け持ちケースの決定
(3)情報収集とアセスメント
(4)看護計画
(5)看護の実践と評価
(6)学生に学んでほしいポイント
◆看護師国家試験出題基準(平成30年版)対照表
◆索引
CONTENTS
・はじめに
・本書の特徴
【ARコンテンツ】
・「メディカAR」の使い方
・生活内容・健康状態のアセスメント〈動画〉
・摂食嚥下障害のスクリーニングテスト〈動画〉
・部分浴〈動画〉
・足浴〈動画〉
・義歯のケア〈動画〉
・保湿剤の塗布〈動画〉
・フットケア〈動画〉
・高齢者の健康的な生活(ダイヤビックを例として)〈動画〉
・移動に関わる機能のアセスメント〈動画〉
・老年症候群〈アニメーション〉
・関節可動域訓練(ROM訓練)〈動画〉
・慢性閉塞性肺疾患(COPD)の病態生理〈アニメーション〉
・刺激伝導系〈アニメーション〉
・地域包括支援センター〈動画〉
・介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)〈動画〉
・認知症対応型共同生活介護〈動画〉
・療養通所介護〈動画〉
【1 高齢者の生活を支える看護】
<1>食生活を支える看護
(1)食事
(2)脱水
(3)摂食嚥下障害
(4)低栄養
<2>排泄を支える看護
(1)排泄
(2)尿失禁
(3)排便障害(便秘・下痢・便失禁)
<3>清潔・衣生活を支える看護
(1)清潔・衣生活
(2)痒(かゆみ)
(3)痛み・しびれ
(4)感染症
<4>活動と休息を支える看護
(1)活動と休息
(2)視覚・聴覚の障害
(3)睡眠障害
<5>歩行・移動を支える看護
(1)歩行・移動
(2)骨粗鬆症
(3)骨折
(4)廃用症候群
<6>呼吸・循環機能障害を支える看護
(1)肺炎
(2)慢性閉塞性肺疾患(COPD)
(3)高血圧
(4)脳卒中
(5)不整脈
(6)心不全
<7>その他高齢者に特徴的な疾患・症状を支える看護
(1)パーキンソン病
(2)がん
(3)糖尿病
(4)慢性腎臓病(CKD)
(5)電解質代謝異常
(6)浮腫
(7)貧血
(8)めまい
(9)低体温・熱中症
【2 認知症・うつ病・せん妄の看護】
<1>認知症
(1)認知症の病態と要因
(2)認知症の症状の理解とケア
(3)認知機能の評価方法
(4)認知症の予防と治療
(5)認知症高齢者とのコミュニケーションの基本
(6)急性期医療における認知症高齢者へのアプローチ
(7)認知症の非薬物療法
(8)認知症高齢者の家族への支援とサポートシステム
(9)認知症高齢者の人権と権利擁護
(10)認知症高齢者の終末期ケア
<2>うつ病
(1)高齢者のうつ病の背景と特徴
(2)うつ病の治療
(3)うつ病の看護のポイント
<3>せん妄
(1)せん妄の理解と発症リスクのアセスメント
(2)せん妄の予防と早期発見
(3)せん妄発症時の包括的ケア
(4)家族への説明
(5)せん妄ケアのシステム化
【3 治療を受ける高齢者の看護】
<1>薬物療法
(1)加齢による生理学的変化(薬物動態,薬力学)
(2)薬物療法による有害反応
(3)服薬行動・服薬管理
<2>手術療法
(1)高齢者の手術
(2)手術を受ける前に
(3)術前オリエンテーション
(4)周術期の看護
(5)手術を受ける高齢者の精神的ケア
(6)家族への影響
(7)緊急手術を受ける高齢者とその家族の看護
<3>リハビリテーション
(1)リハビリテーションの対象者とは
(2)加齢とリハビリテーション
(3)リハビリテーション開始前の注意
(4)経過別リハビリテーションの特徴
(5)身体と心の休息の効果
(6)リハビリテーションのまとめ
<4>診察・検査
(1)高齢者の診察
(2)高齢者の検査
<5>入院
(1)入院に伴う生活変化
(2)対象理解
(3)入院時のオリエンテーション
(4)入院中のリスク
(5)入院生活の環境
(6)終末期における入院
<6>退院
(1)退院を取り巻く社会状況
(2)退院までの隙間を考える
(3)退院計画と看護
(4)高齢者が使える各種サービス
<7>行動制限
(1)行動制限とは
(2)行動制限が必要な場合
(3)認知症高齢者の行動制限
(4)行動制限をしないために
【4 終末期の看護】
<1>高齢者の死と医療・ケア
(1)高齢者と死
(2)高齢者の終末期
(3)尊厳死と延命医療
<2>終末期看護の実践
(1)身体的アセスメントと看護
(2)精神的苦痛や不安・混乱に対する看護
<3>看取りを終えた家族への看護
(1)家族の心理と看護
(2)看取りを終えた家族へのグリーフケア
(3)家族の再出発を支える
<4>看取りを終えたスタッフへのケア
【5 高齢者看護の実習】
<1>高齢者看護実習の基本
(1)高齢者看護実習で目指すもの
<2>慢性期看護実習
(1)事前学習
(2)受け持ちケースの決定
(3)情報収集とアセスメント
(4)看護計画
(5)看護の実践と評価
(6)学生に学んでほしいポイント
<3>周術期看護実習
(1)事前学習
(2)受け持ちケースの決定
(3)情報収集とアセスメント
(4)看護計画
(5)看護の実践と評価
(6)学生に学んでほしいポイント
<4>急性期看護実習
(1)事前学習
(2)受け持ちケースの決定
(3)情報収集とアセスメント
(4)看護計画
(5)看護の実践と評価
(6)学生に学んでほしいポイント
<5>老人保健施設実習
(1)事前学習
(2)受け持ちケースの決定
(3)情報収集とアセスメント
(4)看護計画
(5)看護の実践と評価
(6)学生に学んでほしいポイント
<6>特別養護老人ホーム実習
(1)事前学習
(2)受け持ちケースの決定
(3)情報収集とアセスメント
(4)看護計画
(5)看護の実践と評価
(6)学生に学んでほしいポイント
<7>リハビリテーション看護実習
(1)事前学習
(2)受け持ちケースの決定
(3)情報収集とアセスメント
(4)看護計画
(5)看護の実践と評価
(6)学生に学んでほしいポイント
<8>グループホーム(認知症対応型共同生活介護)実習
(1)事前学習
(2)受け持ちケースの決定
(3)情報収集とアセスメント
(4)看護計画
(5)看護の実践と評価
(6)学生に学んでほしいポイント
<9>デイサービス(通所介護)実習
(1)事前学習
(2)受け持ちケースの決定
(3)情報収集とアセスメント
(4)看護計画
(5)看護の実践と評価
(6)学生に学んでほしいポイント
◆看護師国家試験出題基準(平成30年版)対照表
◆索引