臨床助産テキスト　第3巻　産褥

発行： 2016年9月

サイズ： AB判 200頁

ISBN-10 ： 4-8404-5765-4

ISBN-13 ： 978-4-8404-5765-1

商品コード： 601010670

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母子ともに健康な場合も、そうでない場合も、産褥期はその先に長く続いていく育児のスタート地点である。切れ目のない育児支援、虐待の防止といった観点から、母体の心身の健康保持の重要性は増している。総論および15の事例を含め、全体を通してメンタルヘルスへのサポートについて特に重点を置いた解説を展開する。
いま助産師は正常からの逸脱を防ぎ、質の高い助産ケアを提供するため、助産実践能力のさらなる強化を図る必要に迫られている。日々発生する事象において、母子の健康と生命を守るにはまず何を考え、どこを見て、どう動くかについて、考えながら学べるように構成されたシリーズ全4巻。

著者

公益社団法人日本看護協会常任理事　福井トシ子編集

順天堂大学医学部産婦人科学講座主任教授　竹田省監修

4,620 円(税込)

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・推薦のことば
・序文
・執筆者一覧
【総論】
〔1〕産褥期に注意を要する病態
〔2〕産褥期のフィジカルサイン
〔3〕産褥期のメンタルヘルス
【各論】
◆産褥期の合併症
〔1〕経腟分娩後の腟壁血腫
〔2〕子宮復古不全
〔3〕腹圧性尿失禁：骨盤ケア
〔4〕静脈血栓塞栓症
〔5〕心不全
◆訪問事例
〔6-1〕訪問事例：祖母世代の支援に戸惑うケース
〔6-2〕訪問事例：お産にわだかまりがあるケース
〔6-3〕訪問事例：DVが発見されたケース
◆新生児・育児
〔7〕新生児の異常
〔8〕赤ちゃんがNICUに搬送され別々に入院
〔9〕倫理的問題：赤ちゃんの外科的異常・疾患
〔10〕低出生体重児のケア
〔11〕母親が育児に消極的
〔12〕産後うつ
＜キーポイント＞
（1）早期母子接触
（2）赤ちゃんを育てられない母親への支援
（3）虐待のリスク
・索引

お客様の声

症例もあり説明もわかりやすく読みやすかった。(看護助産・産婦人科)

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