女性医師の意欲とキャリアとリーダーシップ
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発行 : 2020年4月

サイズ : A5判 152頁

ISBN-10 : 4-8404-7226-2

ISBN-13 : 978-4-8404-7226-5

商品コード : 403010220

在庫 : 在庫あり(申込可)

書籍

女性医師の意欲とキャリアとリーダーシップ

自分自身を乗り越えると、もっと楽しい

発行 : 2020年4月

サイズ : A5判 152頁

ISBN-10 : 4-8404-7226-2

ISBN-13 : 978-4-8404-7226-5

商品コード : 403010220

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翼を折らず、活躍の選択肢を広げるために

女性医師が、結婚してもしなくても、子どもがいてもいなくても、留学してもしなくても、開業してもしなくても、自分自身の選択をし、「やる気ドレナージ」されずに活躍するためには、知っておくべきことがある。女性医師、そしてよき友としての男性医師が、ジェンダー・ステレオタイプという「思い込み」を乗り越え、医師全員のネクスト・ジェネレーションをつくるために贈る一冊。
上野千鶴子先生 推薦!
女性医師が増えて何が悪いか? それどころかよいことだらけ。
そのために女は何をすればよい? 男は何をすればよい?
答えは本書に書いてある。
キャリアをめざすすべての働く女性とそのパートナーの男性に送る実用書。
東京大学名誉教授 上野千鶴子
推薦のことば
 私と赤嶺先生は同じ小児科医であるが、ほんの数年前までお互い全く面識はなかった。彼女は「救急医療現場のリーダーシップとフォロワーシップについて研究をしたい」と全国の大学院を調べた上で、私に相談をもちかけてくれた。とても意欲と行動力のある方だなと感心し、重要な研究テーマでもあったので、社会人大学院生として研究をスタートしてもらった。この出版話を耳にした時、いつの間に書き上げたのだろうと驚いた。と同時に、大学院で進めている彼女の研究は「医療界で女性医師が才能とリーダーシップを発揮するにはどうしたらよいか?」という本書の壮大なテーマの1ピースに過ぎないのだな、と腑に落ちた。
 赤嶺先生の心に秘めた強い「意志」、それを1冊の本にまとめ上げた「才能」、そして何よりも本書を世に問おうとした「覚悟」に心から敬意を表したい。普段の彼女はシャイな一面をのぞかせる人間的魅力に溢れた方だが、きっと目に見えない「心の翼」を持っておられるのだと思う。彼女と同じように「心の翼」を持った数多くの女性医師が、埋もれることなく羽ばたける環境を整えることが医療界の課題なのだ、と強く再認識した。
 失礼な言い方かもしれないが、赤嶺先生はいわゆる功成り名遂げたスーパーレディではなく、成長途上の人だ。だからこそ説得力があるのだ。「あの人の真似はできない」ではなく、「私もできるかもしれない」と思わせてくれるのだ。時に舌鋒鋭い文章は彼女のピュアな心のなせるわざだ。でも、これほど素直に真摯に我々に語りかけてくれた人がいただろうか。女性医師が読むだけではもったいない。すべての女性にも、もちろん男性医師や各界の男性リーダーにも是非読んでもらいたい。「ポスト団塊世代」で「医学部教授集団」の一人である私が推薦文を書くことで、少しでも多くの男性にも読んでもらえれば、幾分かは役割を果たせたと思う。
 私たちの大学院生である赤嶺先生と浅川先生の手によって出版されたことを誇りに思い、本書が医療界と日本社会に一石を投じることを期待して推薦の言葉とする。
 2020年2月
岐阜大学大学院 医学系研究科 医学教育学分野 教授
日本医学教育学会 理事長
鈴木康之

著者

大阪市立総合医療センター 小児集中治療部 赤嶺 陽子 著

3,080 円(税込)

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目次

・推薦のことば
・はじめに
【序章 キャリアを継続する選択をする「意欲」:「意欲」は大事な「翼」】
■なぜ今「女性医師とリーダーシップ」なのか? 私だって活躍したい!
■ジェンダー・ステレオタイプとは? 「男は男らしく、女は女らしく」すべき、という考え方
■ジェンダー・ステレオタイプのせいで、女性医師が「意欲」を失う これは重大な問題だ!
■「翼」を折ってはいけない、折られてはいけない
【第1章 ジェンダー研究で何がわかっているのか? 自分自身を乗り越えるために、知っておいて損はない!】
■女性は男性より自信が持てない
■自信を持てない女性たち:インポスター現象って何?
■完璧主義はいいことか?
■失敗を怖がる女性たち:私たちが恐れるもの、それは「失敗」である
■ステレオタイプ・スレット:ネガティブなジェンダー・ステレオタイプに引っ張られる女性たち
■女性は交渉が下手:Nice Girls Don’t Ask
■「できる女」へのペナルティー?:Penalty for Success
■「偏見と気づかれもしない偏見」と医療:Implicit Bias
■パイプラインは、まだ漏れている:Pipeline is still leaking
■女性全体の声は届いていない:Women are underrepresented
■女の敵は女?:Queen Bee Phenomenon 「女王バチ現象」とは?
■女性同士で戦ってはいけない、戦わせてはいけない
[辛口コラム]
◆姿勢が自信を作る:たった2分で自信をつける方法
◆女性医師の間の深い溝(ギャップ)とは
【第2章 「結婚・パートナー・子育て」で自分自身を乗り越える】
■「私がやらなきゃ」は本当なのか?
■「子ども」と結婚したのではない、「大人の男性」と結婚したのだ:A Real Partner
■結婚の維持は難しい:Marriage is Hard
■「母親による育児」のエビデンスは?
■「父親による育児」のエビデンスは?
■辞めることを選んだのか、辞めざるを得なかったのか?:Opt out? or Shut out?
[辛口コラム]
◆パートナー選びを間違えないで
◆マリッジ・カウンセリング:5つの愛の言語
◆女性医師の婚活:大海を見よ!
◆女性医師の妊活:今のままであなたは十分素晴らしい
◆男性はなぜ育児休暇をとらないのか
◆M字カーブは女性医師のせいではない
◆女性は搾取されている?
【第3章 翼の赴くままに:Be Yourself】
■自分自身の選択を:Make Your Choice. Live Your Life
■パートナーは、ありのままのあなたが好き(なはず)
■本当の自分:強みと弱みの本当の意味
<終章 私たちが動かないでどうする>
・あとがき
・著者紹介