ITLS 第4版
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発行 : 2021年9月

サイズ : A4変型判 488頁

ISBN-10 : 4-8404-7584-9

ISBN-13 : 978-4-8404-7584-6

商品コード : 403010083

在庫 : 在庫あり(申込可)

書籍 改訂

救急救命スタッフのための

ITLS 第4版

発行 : 2021年9月

サイズ : A4変型判 488頁

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待望の原著最新版(第9版)の翻訳刊行

病院搬送前の外傷処置を総合的に解説する、救急医療スタッフ必携の書『ITLS』原著最新版(第9版)の翻訳が登場!受傷機序に関する理論から、傷病者の救出、観察、評価、救急処置、搬送まで幅広く網羅し、小児や妊婦への対応についても詳解されている。

著者

PhD, MD, FACEP, FAEMS R.L.Alson 編著

MBBS, FRCS, FRCEM K.Han 編著

MD, FACEP J.E.Campbell 編著

ITLS日本支部 監訳

ITLS日本支部 ITLS日本支部 監訳

11,000 円(税込)

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目次

・監訳者序文
・本書の構成
・ようこそITLSコースへ
・ITLSとは
・原著執筆者一覧
・翻訳者一覧


<第1セクション(第1章~第7章)…極めて重要な情報>
■第1章 状況評価
● 本章の概要
● 症例提示
● 状況の把握
● 受傷機転
● 外傷治療の優先事項
● 症例提示 その後
● まとめ

■第2章 外傷傷病者の観察と治療
● 本章の概要
● 症例提示
● ITLSプライマリー・サーベイ(ITLS Primary Survey)
● ITLS継続観察(ITLS Reassessment Exam)
● 手順:継続観察の実施
● ITLSセカンダリー・サーベイ(ITLS Secondary Survey)
● 手順:ITLSセカンダリー・サーベイの実施
● 外傷傷病者の評価における追加事項
● 傷病者の引き継ぎ,申し送り
● 症例提示 その後
● まとめ


■第3章 傷病者評価の技術
● 手順:ITLSプライマリー・サーベイ
● ITLSプライマリー・サーベイ:重要情報
● 手順:ITLS継続観察
● ITLS継続観察:重要情報
● 手順:ITLSセカンダリー・サーベイ
● ITLSセカンダリー・サーベイ:重要情報
● 手順:傷病者の評価と管理
● コースの指導と評価における基本ルール


■第4章 出血コントロールとショック
● 本章の概要
● 症例提示
● ショックの病態生理
● 手順:出血がコントロールされてもショック徴候が継続している場合の管理
● 手順:体内での出血によるショックの管理
● 症例提示 その後
● まとめ


■第5章 ショックと出血のコントロールに関する手技
● 外頚静脈への留置針挿入
● 手順:外頚静脈への静脈留置針挿入
● 骨髄内輸液
● 手順:EZ-IO(R)を使用した骨髄内輸液路の確保(成人/小児)
● 手順:EZ-IO(R)システムを使用した骨髄針の挿入
● 手順:用手での骨髄内輸液路確保の方法
● 手順:FAST ResponderTM骨髄内輸液器具の挿入
● 手順:FAST ResponderTMの抜去
● 蘇生用測定テープ
● 手順:蘇生用測定テープを用いて小児の体重を推定する
● 生命を脅かす出血のコントロール
● 手順:創傷パッキング
● 手順:ターニケットの適用
● 手順:止血剤の使用


■第6章 気道管理
● 本章の概要
● 症例提示
● 解剖と病態生理
● 気道確保(開放気道)
● 酸素投与
● 換気
● 症例提示 その後
● まとめ


■第7章 気道管理手技
● 本章の概要
● 基本的な気道確保手技
● 手順:傷病者のポジショニング
● 手順:気道吸引
● 手順:鼻咽頭エアウェイの挿入
● 手順:口咽頭エアウェイの挿入
● 手順:ポケットマスク(酸素補給型)の使用
● 手順:バッグ・バルブ・マスクの使用
● 手順:King LT━DTMエアウェイの挿入
● 手順:i-gelTM声門上エアウェイの挿入
● 手順:ラリンゲアルマスクエアウェイの挿入
● 高度な気道管理手技
● 手順:咽頭鏡を使用した経口気管挿入
● 対面の挿管
● 手順:気管チューブの位置の確認
● 手順:気管チューブの位置の再確認
● 手順:カプノグラフィを用いた気管チューブの位置確認とモニタリング


<第2セクション(第8章~第15章)…基礎知識>
■第8章 胸部外傷
● 本章の概要
● 症例提示
● 胸郭
● 胸部損傷に対する緊急処置
● 手順:フレイルチェストの処置
● 手順:開放性気胸の処置
● 手順:大量血胸の処置
● 手順:緊張性気胸の処置
● 手順:心タンポナーデの処置
● 手順:心筋挫傷の処置
● 手順:大動脈損傷が疑われる場合の処置
● 手順:横隔膜裂傷の管理
● 手順:爆傷傷病者の処置
● その他の胸部損傷
● 症例提示 その後
● まとめ


■第9章 胸部外傷の手技
● 本章の概要
● 胸腔内減圧
● 手順:前胸部アプローチによる胸腔内減圧の実施
● 手順:側胸部アプローチによる胸腔内減圧の実施
● 手順:胸部の穿通性外傷に対するチェストシール

■第10章 脊椎・脊髄損傷と傷病者を中心に考えた脊椎運動制限
● 本章の概要
● 症例提示
● 脊椎運動制限(SMR)の進化
● 正常な脊柱および脊髄
● 脊椎損傷
● 外傷傷病者の評価
● 外傷傷病者の管理
● 症例提示 その後
● まとめ


■第11章 脊椎管理手技
● 脊椎運動制限の基本的な構成要素
● 脊椎運動制限の原則
● 脊椎運動制限の適用
● 手順:ロングバックボードへのログロール(傷病者が腹臥位で気道が開通している場合)


■第12章 頭部外傷と外傷性脳損傷
● 本章の概要
● 症例提示
● 頭部の解剖
● 頭部外傷の病態生理
● 頭部外傷
● 顔面外傷
● 頭部外傷傷病者の評価
● 外傷性脳損傷(TBI)傷病者の管理
● 手順:頭部外傷傷病者の管理
● 症例提示 その後
● まとめ


■第13章 腹部外傷
● 本章の概要
● 症例提示
● 腹部の解剖
● 腹部外傷の形態
● 評価と安定化
● 腹部外傷処置の新たな傾向
● 症例提示 その後
● まとめ


■第14章 四肢外傷
● 本章の概要
● 症例提示
● 四肢外傷
● 評価と管理
● 手順:副子固定の原則
● 症例提示 その後
● まとめ


■第15章 四肢外傷の手技
● 牽引副子
● 手順:Thomas型牽引副子(トーマス半環副子)の装着
● 手順:Hare(R)型牽引副子の装着
● 手順:Sager(R)型牽引副子の装着
● 骨盤安定化手技
● 手順:シーツや毛布を用いる骨盤の安定化
● 手順:既製品の骨盤固定器具を用いる骨盤の安定化


<第3セクション(第16章~第21章)…特定の傷病者>
■第16章 外傷性心肺停止
● 本章の概要
● 症例提示
● 救命不能な傷病者
● 気道と呼吸の問題
● 循環の問題
● 外傷性心肺停止へのアプローチ
● 手順:初期評価と救命処置
● 症例提示 その後
● まとめ


■第17章 熱傷
● 本章の概要
● 症例提示
● 解剖と病態生理
● 傷病者の評価と管理
● 手順:化学熱傷の原因物質除去
● 症例提示 その後
● まとめ


■第18章 小児の外傷
● 本章の概要
● 症例提示
● 小児およびその家族とのコミュニケーション
● 親の同意
● 評価と診療
● 命を脅かす損傷
● チャイルドシート
● 症例提示 その後
● まとめ


■第19章 高齢者の外傷
● 本章の概要
● 症例提示
● 加齢の病態生理
● 評価と管理
● 症例提示 その後
● まとめ


■第20章 妊婦の外傷
● 本章の概要
● 症例提示
● 妊娠
● 評価と管理
● 妊婦の外傷予防
● 症例提示 その後
● まとめ


■第21章 アルコールや薬物の影響下にある傷病者
● 本章の概要
● 症例提示
● 薬物乱用
● 評価と管理
● 非協力的な傷病者
● 興奮せん妄
● 症例提示 その後
● まとめ


・用語解説
・索引