町医者が町医者のために書いた電子カルテのかしこい選び方・使い方

発行 : 2014年4月

サイズ : B5判 200頁

ISBN-10 : 4-8404-4890-6

ISBN-13 : 978-4-8404-4890-1

商品コード : 402510130

在庫 : 在庫あり(申込可)

書籍

IT初心者でもこれならわかる!

町医者が町医者のために書いた電子カルテのかしこい選び方・使い方

開業・導入・乗り換え時 診療所のIT化お助けガイド

発行 : 2014年4月

サイズ : B5判 200頁

ISBN-10 : 4-8404-4890-6

ISBN-13 : 978-4-8404-4890-1

商品コード : 402510130

在庫 : 在庫あり(申込可)

新規開業や電子カルテ導入を考える医師必見

紙カルテで開業後、電子カルテを導入、その後別メーカーにデータ移行した経験をもつ医師が、電子カルテの選び方、賢い使い方をわかりやすく解説。さしてITに明るくない普通の開業医にもわかるよう、体験談をまじえながら、使い勝手やコストについても明快に語る。

著者

泌尿器科くろだクリニック 院長 黒田 秀也 著

3,630 円(税込)

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目次

・はじめに
【Chapter 1 プロローグ─わが国の電子カルテの現況】
<1>非IT人間、ITを語る
・ガラパゴス化してしまったわが国の電子カルテ
・診療所の電子カルテの現況
・IT化を目指す開業医にできること
【Chapter 2 まずは診療所の必須アイテム、レセコンを理解】
<1>レセコンと電子カルテの違いを確認しておこう
・レセコンとは
・電子カルテとは
<2>レセプト電子請求義務化への流れ
・当初は例外規定なし、高齢医師は診療所閉鎖を覚悟
・レセプト電子請求義務化の猶予期間終了へ
【Chapter 3 涙なしでは語れない、経験から見えてきた診療所IT化のポイント】
<1>2001年開業当初─借金まみれの紙カルテ時代
・開院当時のIT事情
・借金まみれの開業
・開業時、電子カルテ採用を見送り
・紙カルテと富士通のレセコンで診療開始
・先生、もうカルテ置き場がありません!
・オンラインレセプト義務化へ 
<2>2008年、初めての電子カルテ導入を決意!
・手書き式電子カルテ「Doctor Board」導入
・レセコンをORCAに入れ替え
<3>初めての電子カルテDoctor Boardがやって来た! 
・まず院内にLANを敷くことから開始
・レセコンの入れ替えとデータ移行
・新レセコンORCAの運用開始
・紙レセからフロッピーでの請求を経てオンライン請求へ
・Doctor Boardの特徴と周辺機器
・Doctor Boardのメリット・デメリット
<4>コストはそれなり、でもやっぱり便利な検査画像のデジタル化
・デジタル化に対応する超音波検査機へ買い替え
・超音波検査画像の外部書き出しと保存
・X線画像のデジタル化
・CRで骨塩定量が可能に
<5>2012年、電子カルテ会社がまさかの倒産!
・早朝、突然のメール
・電子カルテ会社の倒産を機に考えたこと
・電子カルテ使用中止の際の対応
・Doctor Boardをいつまで使い続けるか、それが問題だ…
・電子カルテをMacで動かしたい!
<6>新電子カルテDopanet Doctorsへ乗り換え しかしそう簡単ではなかった…
・Macベースの電子カルテDopanet Doctors導入を決意!
・Doctor Boardのデータをどうやって書き出すか?
・ひたすら地道に、データ書き出し作業は半年かけてコツコツと!
<7>高い授業料を払って得た教訓とは
・Dopanet Doctorsの発注
・Dopanet Doctorsの稼働開始
・電子カルテ乗り換えを経てわかったこと
【Chapter 4 電子カルテのメリット・デメリット】
<1>診療所に電子カルテは必要か?
【Chapter 5 初心者でもわかる電子カルテのしくみと利用法】
<1>基本中の基本、電子カルテ本文の記載内容と使用手順
・頭書きデータ
・2号用紙
・電子カルテの使用手順
<2>カルテ本文以外のデータのオススメ管理法
・問診票・診療情報提供書・診断書など紙ベースのデータは電子カルテの外へ
・患者フォルダの便利な利用法
・検査データの整理法
<3>工夫のしどころ、デジタル画像データの取り扱い
・儲かる? 儲からない? X線画像デジタル化の経済学
・デジタル画像に関して使われる謎の用語の正体
・余計な手間とコストをかけないX線画像デジタル化(CR化)の方法
・悩ましい、デジタル画像の一括管理
・他院のデジタル画像データの閲覧をスムースに行うには
・ダイナミクスとともに広がるRS_Base
【Chapter 6 電子カルテを選ぶ前に、自分のIT力を知ろう】
<1>わたしのパソコン歴
・PC98からMacへ、そしてWindowsへ

Windowsパソコンを自作
・iBookを購入してMacに回帰
・バックアップの重要性に気づく
<2>IT機器のメンテナンスは自前でするか人任せにするか
・電子カルテメンテナンスの具体的作業
<3>三者三様、医師のIT力
・医師の年代層とIT力に相関はあるか
・自分のIT力を知ろう…あなたのIT度は?
【Chapter 7 レセコン・電子カルテの選び方】
<1>レセコン・電子カルテの選択肢
・レセコン選びは単純
・電子カルテ選びは悩ましい
・大阪府保険医協会のレセコン・電子カルテに関するアンケート結果
<2>レセコン選びのポイント
・レセコンの機能と使い勝手
・メーカー製レセコンは数年で総入れ替え
・ソフト代無料のORCAはハードを渡り歩く
<3>ダイナミクスかメーカー品か
・ダイナミクス導入に必要なスキル
・ダイナミクスの特徴①価格の安さ
・ダイナミクスの特徴②ライセンス販売
<4>電子カルテ選びのチェックポイント
・一般的な情報収集時のチェックポイント
・カスタマイズのやりやすさ
・最重要機能はデータの書き出し機能
・バックアップ機能
【Chapter 8 診療所のIT経済学】
<1>新規開院時の誘惑
・開業するとやって来る人々
・開業コンサルタントは玉石混淆
<2>10年間で考えるレセコン・電子カルテ運用時の費用
・費用のシミュレーション
・レセコンをリースにすることの問題点
【Chapter 9 医療界のIT化は開業医にどんな影響をもたらすのか】
<1>電子カルテ・診療所の未来予想図
・ITの社会へのかかわりの例
・スマホ、タブレットの医療への応用
・今後のわが国の電子カルテはどうなる?
【Chapter 10 おまけ─Macのススメ】
<1>Appleの独創性
<2>Macベースの電子カルテを使う理由
・Macのバックアップは非常に優秀
・Time Machineが威力発揮
・プレゼンにMacは欠かせない!
・互換性には問題なし
・索引
・著者紹介
●Adobe、Acrobatは、Adobe Systems Incorporatedの米国ならびに他の国における商標または登録商標です。
●Apple、Macintosh、Mac OS、Mac OS 9/X/10.0/10.6/10.8、MacBook Air、iMac、iBook、iPhone、iPad、iPad mini、iCloud、
 Time Machine、Time Capsule、Pages、Keynote、Numbers、Safariは、米国および他の国々で登録されたApple Inc.の登録商標です。
●Google、Gmail、Androidは、Google Inc.の商標または登録商標です。
●Linuxは、Linus Torvalds氏の日本およびその他の国における登録商標または商標です。
●Microsoft、Windows、Windows3.0/95/98/NT/2000/XP/Vista/7/8、Office、Word、Excel、PowerPoint、Internet Explorerは、
 米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標または商標です。
●上記の他社登録商標・商標をはじめ、本書に記載されている会社名、システム名、製品名は一般に各社の登録商標または商標です。
 なお、本文および図表中では、「TM」、「R」は明記しておりません。