大腿骨近位部骨折
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発行 : 2024年10月

サイズ : A4変型判 296頁

ISBN-10 : 4-8404-8527-5

ISBN-13 : 978-4-8404-8527-2

商品コード : 402460090

在庫 : 在庫あり(申込可)

書籍 NEW Web動画付

整形外科SURGICAL TECHNIQUE BOOKS 12

写真・WEB動画で理解が深まる

大腿骨近位部骨折

大腿骨頚部・転子部・転子下骨折の手術手技

外傷整形外科医×股関節外科医に学ぶ手術テクニック

発行 : 2024年10月

サイズ : A4変型判 296頁

ISBN-10 : 4-8404-8527-5

ISBN-13 : 978-4-8404-8527-2

商品コード : 402460090

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大腿骨近位部骨折の最新の手術手技書

日常診療でかかわる頻度の高い「大腿骨近位部骨折」について、外傷整形外科医と股関節外科医がそれぞれのサージカルテクニックを解説。骨接合,人工物置換の手技を豊富な写真・イラスト、web動画で確認できる。頚部骨折、転子部骨折に加えて、転子下骨折の手術についても取り上げた最新の手術テキスト。

著者

北里大学医療衛生学部リハビリテーション学科教授,大学院医療系研究科整形外科学教授 高平 尚伸 監修

順天堂大学医学部附属静岡病院 整形外科先任准教授 最上 敦彦 監修

順天堂大学医学部附属静岡病院 整形外科准教授 神田 章男 編集

兵庫県立西宮病院外傷再建センター医長 北田 真平 編集

15,400 円(税込)

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エキスパートたちの手術手技を、
豊富な写真・術中動画を交えながら解説した「整形外科SURGICAL TECHNIQUE BOOKS」の12冊目!


「骨接合」の手技を外傷整形外科医が、「人工物置換」の手技を股関節外科医が解説。両者のテクニックを学ぶことができる!

・第1章では、人工物置換術における最近のトピックスである軟部組織温存のアプローチを、
6種類のアプローチ別で手術に役立つプラスワンのテクニックとともに詳説。
さらに、大腿骨近位部骨折術後早期合併症である、脱臼、感染、骨折、骨接合術後の骨頭壊死、
偽関節に対するsalvage手術のテクニックも各エキスパートたちが解説。
・第2章では、大腿骨転子部骨折の超高齢者に対する人工物置換術を収載。難症例に対する手術治療の選択肢が広がる。
・第3章では、骨転移に対して腫瘍用インプラントを使用した手術を詳説。
骨転移に対する注意点を詳しく解説しているので、知識を深め、安全に手術が行えるようになる。

目次

【第1章 大腿骨頚部骨折】
〈1 骨接合術〉
■1-1 大腿骨頚部骨折の整復
■1-2 非転位型骨折に対するMultiple Pinning
■1-3 非転位型骨折に対するSide Plate付きインプラントによる固定
骨接合術後の再手術を回避するために
■1-4 若年者転位型大腿骨頚部骨折の手術方法
徒手整復のコツと限界および観血的整復の実際
■1-5 大腿骨頚基部骨折に対する骨接合術
■1-6 大腿骨骨幹部骨折に合併する頚部骨折の手術法

〈2 人工物置換術 アプローチと股関節外科医のSurgical Technique〉
■2-1 前側方側臥位
:OCM(Modified Watson Jones)アプローチ,Fully HA coatedステムのTechnique
■2-2 短外旋筋共同腱温存後方アプローチ(CPPアプローチ)による
セメントステムのTechnique
■2-3 側方アプローチ
:Direct lateral アプローチ,Unified instrumentation systemのTechnique
■2-4 仰臥位前側方アプローチ
:AL supineアプローチ,軟部組織温存のTechnique
■2-5 SAAF(Safe Anterior Approach with Fracture Table)
一般骨折牽引台を応用した前方アプローチ(DAA)
■2-6 股関節上方アプローチ(SuperPATH)
:セメントレスステムのTechnique

〈3 人工物置換術 術中・術後早期合併症に対する股関節外科医のSurgical Technique〉
■3-1 人工骨頭置換術での脱臼に対する
Dual Mobility Cupへのコンバージョン
■3-2 感染:抗菌薬含有骨セメントのTechnique
■3-3 骨折:ケーブル・プレート固定のTechnique
─ステム周囲骨折に対する治療戦略:ケーブル・プレートの適応限界─
■3-4 骨接合後の骨頭壊死,偽関節

【第2章 大腿骨転子部骨折】
〈1 整復一般〉
■1-1 整復困難な骨折に対する整復法

〈2 骨接合術〉
■2-1 後外側骨片を伴う骨折に対するCHS
■2-2 不安定型骨折に対するCHS
:不安定型骨折に対するCHSを用いた手術法(oblique locking hip screw)
■2-3 不安定型骨折に対する髄内釘①
ZNN CM Fortisネイルと前方支持スクリュー(Anterior Support Screw:AS2)
■2-4 不安定型骨折に対する髄内釘②
Augmentation
■2-5 不安定型骨折に対する髄内釘③
フックピンネイル:フックピンによる骨頭把持を用いた髄内釘の手術方法と注意点
■2-6 後外側壁骨片を伴う骨折に対する髄内釘
■2-7 大腿骨転子間骨折(AO/OTA分類31A3)の治療戦略

〈3 人工物置換術〉
■3-1 高齢者大腿骨転子部骨折に対する人工骨頭置換術

【第3章 大腿骨転子下骨折】
〈1 骨接合術〉
■1-1 髄内釘による骨接合
■1-2 大腿骨転子部から転子下粉砕骨折に対する
NCB(R)-DFによる治療
■1-3 Ender釘による骨接合術
:転子下骨折に対するEnder法の実際
■1-4 偽関節症例に対する手術法
:なぜ偽関節になったのか? どう治療すればいいのか?
■1-5 非定型大腿骨骨折に対する手術法
■1-6 病的骨折に対する骨接合

〈2 人工物置換術〉
■2-1 病的骨折に対する大腿骨近位腫瘍用人工骨頭置換術

・監修・編集にあたって
・執筆者一覧
・WEB動画の視聴方法
・索引