基礎からよくわかる 実践的CFD(数値流体力学)入門 脳血管編
立ち読みする

発行 : 2017年4月

サイズ : B5判 288頁

ISBN-10 : 4-8404-6147-3

ISBN-13 : 978-4-8404-6147-4

商品コード : 402380600

在庫 : 在庫なし(申込不可)

書籍

臨床医も理工系研究者もこんな本を待っていた!

基礎からよくわかる 実践的CFD(数値流体力学)入門 脳血管編

今すぐ始められる! 研究用CFDフリーソフト付き!

発行 : 2017年4月

サイズ : B5判 288頁

ISBN-10 : 4-8404-6147-3

ISBN-13 : 978-4-8404-6147-4

商品コード : 402380600

在庫 : 在庫なし(申込不可)

本邦初! CFDの実用的入門書

脳動脈瘤等の研究に用いられ注目を集めているCFD(数値流体力学)について、臨床現場で働く医師と理工系の研究者がともに作り上げた本邦初の本格的な入門書。医師、理工系研究者いずれが読んでも理解できる平易なテキストとわかりやすいポイント解説。編者らが開発したCFDフリーソフト付き。

著者

東京理科大学副学長・工学部機械工学科 教授 山本 誠 総監修

東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科血管内治療学分野教授 根本 繁 編集

東京慈恵会医科大学先端医療情報技術研究講座/ 脳神経外科准教授 髙尾 洋之 編集

8,800 円(税込)

こちらの各オンラインショップでも販売中

amazon
Rakuten
立ち読みする

目次

・推薦のことば
・序 文
・執筆者一覧
・略語一覧/研究用CFD フリーソフトについて
【序 章 流体力学の基本知識】
[1]CFD の結果を正しく理解するために
【第1章 脳血管疾患と血液の流れ】
[1]知っておきたい血管解剖の基本
[2]脳動脈瘤 ~未破裂脳動脈瘤の疫学~
[3]脳卒中(脳梗塞)
[4]頚動脈狭窄症
[5]もやもや病とSTA-MCA バイパス
〔Topics 1〕フローダイバーターステント
【第2章 血流解析に必要な流体力学の基礎】
[1]血液の“流れ”を理解するために
【第3章 血流解析に必要なCFD の基礎】
[1]脳動脈瘤の血流解析におけるCFD の解析手法とその原理
[2]脳動脈瘤CFD 解析の具体的手順
[3]脳動脈瘤におけるCFD のパラメータ
[4]最注目“WSS”を知る ~ CFD から得たWSS データを正しく活用するために~
[5]Wall shear stress gradient(WSSG)の計算方法とgradient oscillatory number(GON)
【第4章 脳血流に対するCFD 解析】
[1]脳動脈瘤
(A)脳動脈瘤のCFD と心電同期再構成3D-CTA(4D-CTA)
(B)脳動脈瘤におけるCFD 解析と術中所見
(C)脳動脈瘤の開頭手術とCFD ~直視下観察による瘤壁の性状と圧力の関係に着目して~
(D)脳動脈瘤壁の硬化性変化
(E)コイルコンパクション症例に対するCFD 活用例
(F)脳動脈瘤のCFD の現在と今後の動向
[2]ステント
(A)有限要素法を用いたステント留置術の構造解析
(B)フローダイバーターステントを伴う血流解析手法
(C)ステントの最適デザインを考える
[3]その他(頚動脈狭窄,バイパス等)
(A)Water hammer 効果に関する考察 ~ CFD の結果を正しく解釈するために~
(B)頚動脈狭窄症の血行動態 ~ CFD による粥状硬化性病変へのアプローチ~
(C)脳動静脈奇形に対するCFD 解析の可能性と課題
(D)STA-MCA バイパス術に対するCFD 活用の可能性
(E)流体構造連成解析を用いた粥状硬化性病変の数値解析
(F)CFD と血液の数値モデリング
【第5章 さまざまな血流解析】
[1]脳動脈瘤の実験的血流解析のための流速測定法:PIV
[2]フローダイバーターステントの仕様と血流抑制効果・機械特性の関係
〔Topics 2〕構造力学的観点から見た脳動脈瘤の破裂現象 ~FSI の重要性~
【第6章 CFD の実践】
[1]研究用CFD フリーソフト「新CFD」について
【第7章 CFD を用いた医療】
[1]CFD と脳血管内治療の歴史
[2]CFD と医工連携の歴史
〔Topics 3〕CFD を用いた脳動脈瘤研究(論文)の最近の動向
[3]CFD を原理から現場へ
[4]CFD の論文の書き方ポイント
[5]CFD の脳血管内治療への可能性 ~Potential of using CFD for the treatment of cerebrovascular disease ~
・おわりに
・索 引

お客様の声

脳動脈瘤の病態について、物理学的アプローチが斬新で参考になった。(医学 脳神経外科)