小児看護学(1):小児の発達と看護 第6版
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発行 : 2019年1月

サイズ : A4変型判 424頁

ISBN-10 : 4-8404-6515-0

ISBN-13 : 978-4-8404-6515-1

商品コード : 308012035

在庫 : 在庫なし(申込不可)

正誤表

看護基礎教育テキスト

ナーシング・グラフィカ

小児看護学(1):小児の発達と看護 第6版

発行 : 2019年1月

サイズ : A4変型判 424頁

ISBN-10 : 4-8404-6515-0

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さまざまな健康レベルの子どもが社会の中で健やかに発達し、生きていくことを支える看護を包括的に学びます。

小児看護の歴史と意義、子どもの権利や法律・施策、理論についての解説の章に続き、乳児期から幼児期、学童期、思春期にいたるまでの子どもの成長・発達と看護の網羅的な学習が可能となっています。

急性期・慢性期・終末期にある子どもと家族への看護、検査や処置、手術を受ける子どもと家族への看護、また外来や在宅、災害時の子どもと家族への看護、被虐待児(虐待を受けている可能性のある子ども)と家族への看護についての解説を充実させました。

「健康障害をもつ子ども・家族への看護過程の展開」の章では、健康課題をもつ子どもと家族の特徴を理解したうえで、事例紹介・アセスメント・関連図・ケアプランと実施および評価について学ぶ流れとなっています。実践の場における重要課題の気付きにつながります。

「子どもの権利条約」「離乳の支援のポイント」「JRC 蘇生ガイドライン2015」「子どもの検査とバイタルサインの基準値」を巻末資料として収載しています。


「シラバス・授業計画案」


旧版はこちら

著者

高知県立大学看護学部教授 中野 綾美 編集

4,180 円(税込)

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目次

・はじめに
・本書の特徴
【ARコンテンツ】
・「メディカAR」の使い方
・小児看護専門看護師とは〈動画〉
・乳児の発達〈動画〉
・姿勢反射〈動画〉
・新生児・乳児の発達~生後1.5カ月〈動画〉
・幼児期の子どもの世界〈動画〉
・小児の入院が家族に及ぼす影響〈動画〉
・検査を受ける子どもと家族への看護〈動画〉
【1 小児看護学で用いられる概念と理論】
<1>小児看護とは
(1)小児看護の対象
(2)小児看護の目的
(3)子どもの最善の利益を目指した看護
<2>小児看護の歴史と意義
(1)小児看護の歴史
(2)小児看護の課題
<3>子どもの権利と看護
(1)子どもの権利とは
(2)現代社会と子どもの権利
(3)小児医療と子どもの権利
(4)小児看護と倫理的配慮
<4>小児看護と法律・施策
(1)子どもを取り巻く社会環境
(2)母子保健施策
(3)小児に関する法律
<5>小児看護で用いられる理論
(1)セルフケア理論
(2)エリクソンの自我発達理論
(3)ピアジェの認知発達理論
(4)親子関係論
(5)家族理論
【2 子どもの成長・発達と看護】
<1>成長・発達の原則
(1)成長・発達の一般的原則
(2)成長・発達に影響する要因
<2>乳児期の子どもの成長・発達と看護
(1)乳児期とは
(2)形態的成長・発達の特徴
(3)機能的発達の特徴
(4)心理・社会的発達
(5)乳児によくみられる健康問題
(6)乳児のセルフケアの発達と看護
<3>幼児期の子どもの成長・発達と看護
(1)幼児期とは
(2)形態的成長・発達の特徴
(3)機能的発達の特徴
(4)心理・社会的発達
(5)幼児期の子どもによくみられる健康問題
(6)幼児期の子どものセルフケアの発達と看護
(7)幼児期の子どものいる家族への看護
<4>学童期の子どもの成長・発達と看護
(1)学童期とは
(2)身体的成長
(3)機能的発達
(4)学童によくみられる健康問題
(5)学童期の子どものセルフケアの発達と看護
<5>思春期の人々の成長・発達と看護
(1)思春期とは
(2)身体的成長
(3)機能的発達
(4)思春期の人々によくみられる健康問題
(5)思春期の人々のセルフケアの発達と看護
<6>発育の評価
(1)形態的成長の観察と評価
(2)心理社会的発達の評価法
【3 健康障害をもつ子ども・家族への看護】
<1>健康障害や入院が子どもと家族に及ぼす影響と看護
(1)子どもの病気の理解
(2)子どものプレパレーション
(3)健康障害に伴う子どものストレスと対処
(4)子どものストレス対処への支援
(5)子どもの健康障害に伴う家族のストレス
(6)病気の子どもの家族のストレス対処に対する援助
<2>急性期にある子どもと家族への看護
(1)発熱時のアセスメントと看護
(2)脱水時のアセスメントと看護
(3)けいれん時のアセスメントと看護
(4)呼吸困難時のアセスメントと看護
(5)嘔吐・下痢時のアセスメントと看護
(6)生命徴候が危険な状況のアセスメントと看護
(7)急性期にある子どもの家族への援助
<3>慢性期にある子どもと家族への看護
(1)慢性期の特徴
(2)慢性期にある子どもと家族
(3)慢性期にある子どもと家族のエンパワメントを支援する看護
(4)今後の課題
<4>終末期にある子どもと家族への看護
(1)子どもの死の概念発達
(2)終末期にある子どもと家族の心理
(3)終末期にある子どもの身体徴候
(4)緩和ケア
(5)終末期にある子どもの家族への援助
<5>検査や処置を受ける子どもと家族への看護
(1)子どもへの説明と同意
(2)子どもの安全・安楽の援助
(3)子どもの力を引き出す援助
(4)検査や処置を受ける子どもと家族への援助
(5)事例紹介(1)
(6)事例紹介(2)
<6>手術を受ける子どもと家族への看護
(1)手術を受ける子どもの特徴
(2)手術の時期と種類
(3)手術を受ける子どもの術前看護
(4)手術を受ける子どもの術後看護
(5)手術を受ける子どもの家族への看護
<7>外来における子どもと家族への看護
(1)外来看護の果たす役割
(2)小児外来の環境調整
(3)外来における子どもと家族への援助
(4)小児外来看護の課題
<8>在宅における子どもと家族への看護
(1)小児在宅医療の意義
(2)小児在宅ケアの現状
(3)在宅療養を必要とする子どもと家族の特徴
(4)在宅療養を行う子どもと家族への看護
(5)在宅療養の継続における看護
<9>災害を受けた子どもと家族への看護
(1)災害と災害看護
(2)災害を受けた子どもの心と身体への影響
(3)災害時の子どもと家族への看護
(4)子どもや家族を看護する者への支援
<10>被虐待児(虐待を受けている可能性のある子ども)と家族への看護
(1)虐待の定義
(2)虐待が子どもに与える影響
(3)虐待のサイン
(4)被虐待児および家族への看護
【4 健康障害をもつ子ども・家族への看護過程の展開】
<1>集中治療を受けている子どもと家族への看護
(1)基礎知識
(2)ファロー四徴症の事例による看護過程の展開
<2>ハイリスク新生児と家族への看護
(1)基礎知識
(2)極低出生体重児の事例による看護過程の展開
<3>先天的な健康問題をもつ子どもと家族への看護
(1)基礎知識
(2)ダウン症候群の事例による看護過程の展開
(3)二分脊椎症の事例による看護過程の展開
<4>心身障害のある子どもと家族への看護
(1)基礎知識
(2)脳性麻痺の事例による看護過程の展開
<5>痛みのある子どもと家族への看護
(1)基礎知識
(2)急性リンパ性白血病の事例による看護過程の展開
<6>在宅で終末期を迎えている子どもと家族への看護
(1)基礎知識
(2)小児がんの事例による看護過程の展開
<7>成人への移行期にある健康障害をもつ子どもと家族への看護
(1)基礎知識
(2)1型糖尿病の事例による看護過程の展開
◆資料1
・子どもの権利条約(国際教育法研究会訳)
◆資料2
・離乳の支援のポイント(「授乳・離乳の支援ガイド」より)
◆資料3
・JRC蘇生ガイドライン2015
◆資料4
・子どもの検査とバイタルサインの基準値
◆看護師国家試験出題基準(平成30年版)対照表
◆索 引