看護基礎教育テキスト
ナーシング・グラフィカEX
疾患と看護(2):循環器
発行 : 2020年1月
サイズ : B5判 360頁
ISBN-10 : 4-8404-6898-2
ISBN-13 : 978-4-8404-6898-5
商品コード : 308010270
在庫 : 在庫あり(申込可)
正誤表●人間が生命活動を行う上で重要な循環器が障害されると、どのような機能障害、あるいは疾患として現れるのか、わかりやすい図や文章でていねいに解説しています。
●豊富な写真、美しいビジュアルで循環器の症候や検査、治療、疾患についての学びを深めることができます。
●若年からはじめる一次予防、病院から在宅への移行など、今後、日本で求められる循環器看護について学ぶことができます。
2,970 円(税込)
目次
・はじめに
・編集・執筆
【ARコンテンツ】
●循環器の解剖生理〈アニメーション〉
●正常な心臓弁の動き〈アニメーション〉
●大動脈弁狭窄症〈アニメーション〉
1 循環器疾患を学ぶための基礎知識
【1 循環器の構造と機能】
◆1 心臓の構造と機能
◆2 血管と循環
【2 循環器機能の異常とそこから引き起こされる症候と看護】
◆1 血圧異常
・1 血圧異常とは
・2 血圧異常の看護
◆2 痛み
■1 胸痛(胸部圧迫感)
・1 胸痛(胸部圧迫感)とは
・2 胸痛(胸部圧迫感)の看護
■2 背部痛
・1 背部痛とは
・2 背部痛の看護
■3 腹痛
・1 腹痛とは
・2 腹痛の看護
■4 下肢痛
・1 下肢痛とは
・2 下肢痛の看護
◆3 動悸
・1 動悸とは
・2 動悸の看護
◆4 呼吸困難
・1 呼吸困難とは
・2 呼吸困難の看護
◆5 浮腫
・1 浮腫とは
・2 浮腫の看護
◆6 チアノーゼ
・1 チアノーゼとは
・2 チアノーゼの看護
◆7 めまい・失神
・1 めまい・失神とは
・2 めまい・失神の看護
◆8 ショック
・1 ショックとは
・2 ショックの看護
■1 循環血液量減少性ショック
・1 循環血液量減少性ショックとは
・2 循環血液量減少性ショックの看護
■2 血液分布異常性ショック
・1 血液分布異常性ショックとは
・2 血液分布異常性ショックの看護
■3 心原性ショック
・1 心原性ショックとは
・2 心原性ショックの看護
■4 心外閉塞・拘束性ショック
・1 心外閉塞・拘束性ショックとは
・2 心外閉塞・拘束性ショックの看護
【3 循環器系の検査と看護】
◆1 循環器系の診断・看護アセスメント(概論)
・1 概論
・2 看護
◆2 視診・聴診・触診
・1 視診・聴診・触診とは
・2 視診
・3 聴診
・4 触診
◆3 血圧測定・動脈硬化の検査
・1 血圧測定とは
・2 血圧測定・動脈硬化の検査の看護
◆4 心電図・心肺運動負荷試験
・1 心電図とは
・2 心肺運動負荷試験とは
・3 心電図の看護
・4 心肺運動負荷試験の看護
◆5 胸部X線検査
・1 胸部X線検査とは
・2 胸部X線検査の看護
◆6 心エコー法・経食道心エコー法
・1 心エコー法とは
・2 心エコー法・経食道心エコー法の看護
◆7 心臓カテーテル検査
・1 心臓カテーテル検査とは
・2 心臓カテーテル検査の看護
◆8 血行動態モニタリング
・1 血行動態モニタリングとは
・2 血行動態モニタリングの看護
◆9 冠動脈CT検査
・1 冠動脈CT検査とは
・2 冠動脈CT検査の看護
◆10 MRI検査・MRA検査
・1 MRI検査・MRA検査とは
・2 MRI検査・MRA検査の看護
◆11 心臓核医学検査(心筋シンチグラフィ)
・1 心臓核医学検査(心筋シンチグラフィ)とは
・2 心臓核医学検査(心筋シンチグラフィ)の看護
【4 循環器疾患の主な治療・処置と看護】
◆1 薬物療法
■1 リスク因子を治療する薬
・1 降圧薬
・2 脂質異常改善薬
・3 糖尿病治療薬
■2 冠血流を改善する薬
・1 硝酸薬
■3 心臓の負担を軽くする薬
・1 ACE阻害薬,ARB,直接的レニン阻害薬
・2 β遮断薬
・3 利尿薬
■4 心筋の収縮を強める薬
・1 カテコールアミン
・2 PDEIII阻害薬
・3 ジギタリス
■5 心拍数を下げる薬
■6 心拍の乱れを整える薬
■7 血栓をできにくくする薬
・1 抗血小板薬
・2 抗凝固薬
■8 薬物療法を受ける患者の看護
・1 薬剤の形態
・2 薬剤アレルギー
・3 生活背景の把握
◆2 カテーテル治療
■1 経皮的冠動脈インターベンション(PCI)
・1 経皮的冠動脈インターベンション(PCI)とは
・2 経皮的冠動脈インターベンションの看護
■2 大動脈ステントグラフト内挿術
・1 大動脈ステントグラフト内挿術とは
・2 大動脈ステントグラフト内挿術の看護
■3 カテーテルアブレーション
・1 カテーテルアブレーションとは
・2 カテーテルアブレーション治療の看護
◆3 開心術
・1 開心術の原理と流れ
・2 手術の適応とリスク評価
・3 主な手術の種類
・4 合併症
・5 今後の展望
・6 開心術を受ける患者の看護
◆4 補助循環療法
・1 大動脈内バルーンパンピング(IABP)とは
・2 経皮的心肺補助法(PCPS)とは
・3 心室補助人工心臓(VAD)とは
・4 補助循環療法が必要な患者の看護
◆5 植込み型心臓デバイス
・1 ペースメーカとは
・2 植込み型除細動器(ICD)とは
・3 両心室ペースメーカとは
・4 植込み型心臓デバイス挿入術を受ける患者の看護
◆6 心臓リハビリテーション
・1 心臓リハビリテーションとは
・2 心臓リハビリテーション患者の看護
2 循環器の疾患と看護
【5 心不全】
◆1 心不全
・1 心不全とは
・2 心不全患者の看護
◆2 肺性心
・1 肺性心とは
・2 肺性心患者の看護
【6 血圧異常】
◆1 高血圧症
・1 高血圧症とは
・2 高血圧症患者の看護
■1 本態性高血圧症
・1 本態性高血圧症とは
・2 本態性高血圧症患者の看護
■2 二次性高血圧症
・1 腎性高血圧
・2 内分泌性高血圧
・3 血管性(脈管性)高血圧
・4 神経性高血圧
・5 その他
・6 二次性高血圧症患者の看護
◆2 低血圧症
■1 神経調節性
・1 起立性低血圧
・2 迷走神経反射
■2 心拍出量減少性
・1 徐脈性■頻脈性の不整脈
・2 閉塞性循環障害
・3 低血圧症患者の看護
【7 アテローム性動脈硬化症】
◆1 アテローム性動脈硬化症
・1 動脈の構造と機能
・2 動脈硬化とは
・3 動脈硬化症患者の看護
【8 冠血流障害(虚血性心疾患)】
◆1 狭心症
■1 安定狭心症
・1 安定狭心症とは
・2 安定狭心症患者の看護
◆2 急性冠症候群(ACS)
■1 不安定狭心症
・1 不安定狭心症とは
・2 不安定狭心症患者の看護
■2 非ST上昇型心筋梗塞
・1 非ST上昇型心筋梗塞とは
・2 非ST上昇型心筋梗塞患者の看護
■3 ST上昇型心筋梗塞
・1 ST上昇型心筋梗塞とは
・2 ST上昇型心筋梗塞患者の看護
■4 合併症
・1 心機能不全
・2 機械的合併症
・3 虚血による不整脈
【9 刺激伝導系の障害】
◆1 徐脈性不整脈
■1 洞結節の機能障害
・1 洞徐脈
・2 洞停止
・3 洞不全症候群
・4 洞結節の機能障害の看護
■2 房室結節の機能障害
・1 房室ブロック
・2 房室ブロックの看護
■3 脚の機能障害
・1 脚ブロック
・2 脚ブロックの看護
◆2 頻脈性不整脈
■1 上室性
・1 洞頻脈
・2 上室期外収縮
・3 上室頻拍
・4 看護
■2 心室性
・1 心室期外収縮
・2 心室頻拍
・3 心室細動
・4 QT延長を伴う特殊な心室細動
・5 看護
【10 弁機能の障害】
◆1 弁膜疾患
■1 血液の流れ
・1 左心系
・2 右心系
■2 僧帽弁疾患
・1 僧帽弁狭窄症
・2 僧帽弁逆流
■3 大動脈弁疾患
・1 大動脈弁狭窄症
・2 大動脈弁逆流
■4 三尖弁疾患
・1 三尖弁逆流
■5 その他の弁膜症
・1 感染性心内膜炎
・2 その他
■6 高齢者における心臓弁膜症
■7 弁膜症患者の看護
・1 弁膜症における観察とアセスメント
・2 検査・治療における看護
・3 生活における看護
【11 先天性の心臓の形態異常】
◆1 先天性心疾患
■1 心房中隔欠損症
・1 心房中隔欠損症とは
・2 心房中隔欠損症患者の看護
■2 心室中隔欠損症
・1 心室中隔欠損症とは
・2 心室中隔欠損症患者の看護
■3 動脈管開存症
・1 動脈管開存症とは
・2 動脈管開存症患者の看護
■4 ファロー四徴症
・1 ファロー四徴症とは
・2 ファロー四徴症患者の看護
■5 完全大血管転位症
・1 完全大血管転位症とは
・2 完全大血管転位症患者の看護
◆2 成人先天性心疾患
・1 成人先天性心疾患とは
・2 成人先天性心疾患患者の看護
【12 心筋障害】
◆1 心筋症
・1 拡張型心筋症
・2 肥大型心筋症
・3 拘束型心筋症
・4 二次性心筋症
・5 心筋症患者の看護
◆2 心筋炎
・1 急性心筋炎
・2 慢性心筋炎
・3 心筋炎患者の看護
◆3 心臓腫瘍
・1 心臓腫瘍とは
・2 心臓腫瘍患者の看護
【13 心膜の異常(心膜炎)】
◆1 心膜炎
・1 急性心膜炎
・2 収縮性心膜炎
・3 心膜炎患者の看護
◆2 心タンポナーデ
・1 心タンポナーデとは
・2 心タンポナーデ患者の看護
【14 血管の器質異常】
◆1 動脈系
■1 大動脈瘤・大動脈解離
・1 大動脈瘤とは
・2 大動脈解離とは
・3 大動脈瘤・大動脈解離の患者の看護
■2 高安動脈炎(大動脈炎症候群)
・1 高安動脈炎(大動脈炎症候群)とは
・2 高安動脈炎(大動脈炎症候群)患者の看護
■3 閉塞性動脈硬化症(末梢動脈疾患)
・1 閉塞性動脈硬化症(末梢動脈疾患)とは
・2 閉塞性動脈硬化症(末梢動脈疾患)患者の看護
■4 閉塞性血栓血管炎(バージャー病)
・1 閉塞性血栓血管炎(バージャー病)とは
・2 閉塞性血栓血管炎(バージャー病)患者の看護
◆2 静脈系
■1 下肢静脈瘤
・1 下肢静脈瘤とは
・2 下肢静脈瘤患者の看護
■2 深部静脈血栓症
・1 深部静脈血栓症とは
・2 深部静脈血栓症患者の看護
■3 肺塞栓症
・1 肺塞栓症とは
・2 肺塞栓症患者の看護
【15 循環器以外の原疾患による循環器系の障害および心不全】
◆1 癌性リンパ管症■リンパ浮腫■上大静脈症候群
■1 癌性リンパ管症
・1 癌性リンパ管症とは
・2 癌性リンパ管症患者の看護
■2 リンパ浮腫
・1 リンパ浮腫とは
・2 リンパ浮腫患者の看護
■3 上大静脈症候群
・1 上大静脈症候群とは
・2 上大静脈症候群患者の看護
◆2 心毒性の薬物による心不全
・1 心毒性の薬物による心不全とは
・2 心毒性の薬物による心不全患者の看護
3 事例で学ぶ循環器疾患患者の看護
【16 生活習慣病一次予防のポピュレーションアプローチ】
■1 A市における生活習慣病若年化への対策事業
■2 職域における生活習慣病一次予防のポピュレーションアプローチ
【17 慢性心不全による入退院を繰り返す患者の看護】
【18 心不全で最期を家で迎える患者の看護】
・看護師国家試験出題基準(令和5年版)対照表
・索引