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発行 : 2015年1月
サイズ : A4変型判 336頁
ISBN-10 : 4-8404-4916-3
ISBN-13 : 978-4-8404-4916-8
商品コード : 308010210
在庫 : 在庫なし(申込不可)
看護基礎教育テキスト
ナーシング・グラフィカ
成人看護学(2):健康危機状況/セルフケアの再獲得
発行 : 2015年1月
サイズ : A4変型判 336頁
ISBN-10 : 4-8404-4916-3
ISBN-13 : 978-4-8404-4916-8
商品コード : 308010210
在庫 : 在庫なし(申込不可)
●セルフケアという概念を軸に据え、「急激な健康破綻と回復過程にある人々を援助する能力」に必要な知識と支援方法を学びます。
●「健康危機状況」では、自身の健康をセルフケアすることが困難な危機的状況に焦点を当て、一人ひとりの「健康観」「健康感」に沿う看護を提示しています。
●「セルフケアの再獲得」では、セルフケア再獲得モデルを提示し、セルフケアが低下した状態にある生活者としての個人の回復に向けた支援を、リハビリテーション看護の視点も踏まえて解説しています。
●さまざまな状況にある患者への看護の実際を、事例を通して学びます。具体的な会話例も紹介しており、実践に生かせる内容になっています。
●『成人看護学概論』『セルフマネジメント』と合わせて学ぶことで、成人のセルフケアについての理解を深め、急性期・回復期・慢性期とも関連づけて学習できます。
「はじめに」
「シラバス・授業計画案」
3,960 円(税込)
目次
・はじめに
・本書の特徴
【ARコンテンツ】
・「メディカAR」の使い方
・患者のための図書館〈動画〉
・手術室看護〈動画〉
・救命救急治療を必要とする状況〈動画〉
・手術後観察:前半〈動画〉
・手術後観察:後半〈動画〉
・刺激伝導路〈アニメーション〉
・セルフケア再獲得モデル〈動画〉
・透析患者の一例〈動画〉
・創傷・オストミー・失禁(WOC)看護認定看護師〈動画〉
・依存による自立〈動画〉
・脳梗塞患者の看護(失語症)〈動画〉
・関節可動域訓練(ROM訓練)〈動画〉
・食事動作〈動画〉
・右麻痺患者のADL支援〈動画〉
・脊髄(頸髄)損傷患者の更衣〈動画〉
・脳卒中急性期にある人の看護〈動画〉
・脳卒中回復期にある人の看護〈動画〉
・脳卒中家庭復帰期にある人の看護〈動画〉
◆序章 健康危機状況とセルフケアの再獲得
◆第1部 健康危機状況
【1 健康危機状況にある成人の理解】
<1>健康危機状況にある成人の理解
(1)成人にとっての健康とは
(2)成人にとっての危機とは
(3)成人看護学における健康危機状況
<2>健康危機状況にある成人に生じるセルフケア不足
(1)五つのセルフケア不足
(2)苦痛の緩和
(3)身体機能悪化の予防と早期発見
(4)生活行動変更への支援
(5)心理的・精神的混乱への支援
(6)家族および重要他者の不安や負担への支援
<3>代表的な健康危機状況と看護の特徴
(1)手術等の侵襲的治療を予定して受ける状況
(2)救命救急治療を必要とする状況
(3)終末期にある状況
<4>健康危機状況における看護者の苦悩と支え合い
(1)健康危機状況における看護者の苦悩
(2)苦悩を抱えていくために
【2 健康危機状況における看護方法の検討】
<1>苦痛の緩和
(1)健康危機状況における成人の苦痛と「緩和ケア」の必要性
(2)苦痛のアセスメント方法
(3)苦痛緩和の方法
<2>身体機能悪化への対応
(1)身体機能悪化の予期
(2)身体機能悪化への対応方法
(3)予測性の有無別にみた身体機能悪化への対応方法
<3>生活行動の変更への支援
(1)生活行動とは
(2)健康状態と「生活行動」の関係
(3)医学的治療で要求される生活行動の制限と生活行動の変化
(4)生活行動を代行・補完する看護援助
(5)生活行動を代行・補完するものとしてのルート類の管理
(6)健康危機状況における生活行動に関する患者教育のポイント
<4>心理的・精神的混乱への支援
(1)健康危機状況にある人の心理的・精神的状態
(2)健康危機状況にある人の心理的・精神的状態のアセスメント
(3)健康危機状況にある人の心理的・精神的安定を図るための看護方法
<5>家族または重要他者の不安や負担への対応
(1)家族または重要他者との関係性
(2)家族についてのアセスメント方法
【3 健康危機状況にある患者の看護】
<1>病棟入院患者 尿管腫瘍手術により健康危機状況にある自営業の男性
(1)病棟入院患者の健康危機状況
(2)事例で考える病棟入院患者の看護
<2>緊急入院患者 化膿性脊椎炎で緊急入院を余儀なくされた会社員の男性
(1)緊急入院患者の健康危機状況
(2)事例で考える緊急入院患者の看護
<3>ICU・CCU入室患者 心筋梗塞でルート類を装着しベッド上安静中のCCU入室の男性
(1)ICU・CCU入室患者の健康危機状況
(2)事例で考えるICU・CCU入室患者の看護
<4>訪問看護を利用している患者 肝癌末期でほぼ寝たきりの独居の男性,肺癌で在宅酸素療法を続ける子育て中の女性
(1)訪問看護での健康危機状況
(2)事例で考える訪問看護
<5>終末期患者 結腸癌で終末期にある男性とその家族
(1)終末期患者の健康危機状況の特徴
(2)事例で考える終末期患者の看護
<6>電話相談者 乳房切除術後に自宅療養をする女性の時間外電話相談,難病療養者の家族からデイケア看護師への電話相談
(1)健康危機状況にある患者の電話相談
(2)事例で考える電話相談
<7>救急搬送患者 急性薬物中毒で救命救急センターに搬送された男性
(1)救急搬送患者の健康危機状況
(2)事例で考える急性薬物中毒患者の看護
◆第2部 セルフケアの再獲得
【4 セルフケアの低下状態にある成人の理解】
<1>成人にとってのセルフケア再獲得 セルフケアの低下した大人の理解と看護の視座
(1)成人とセルフケア
(2)成人とセルフケア再獲得
(3)成人の中途障害者とセルフケアの再獲得
(4)中途障害者のセルフケア再獲得の看護において考慮すべきこと
(5)セルフケア再獲得モデル
<2>セルフケアの低下と再獲得
(1)生命維持レベルのセルフケアの低下と再獲得
(2)生活基本行動レベルのセルフケアの低下と再獲得
(3)社会生活レベルのセルフケアの低下と再獲得
(4)セルフケア再獲得プロセスにおける心理・精神的変化
<3>セルフケアの再獲得と自立
(1)依存と自立の概念
(2)依存から自立へ:自立の三側面を理解する
(3)依存による自立
(4)セルフケアにおける依存と自立
【5 セルフケア再獲得を必要とする成人への看護】
<1>セルフケア低下状態のアセスメントと評価
(1)アセスメントと評価
(2)アセスメントの視点
(3)アセスメントの内容と方法
<2>セルフケア再獲得を支援する方法
(1)生命維持レベルのセルフケア再獲得への支援
(2)生活基本行動レベルのセルフケア再獲得への支援
(3)社会生活レベルのセルフケア再獲得への支援
<3>セルフケア再獲得を支援する人的システム
(1)医療・福祉関連職種によるチームアプローチ
(2)セルフヘルプグループへの参加
(3)ボランティア活動の活用
<4>セルフケア再獲得を支援する法的システム
(1)医療保険制度
(2)介護保険制度
(3)障害者総合支援法とその活用
(4)難病対策要綱
<5>セルフケアを再獲得するプロセスにある人の人権擁護
(1)アドボカシーとは
(2)アドボカシーが必要とされる背景
(3)セルフケア再獲得の状態にある人の特徴
(4)アドボカシーに関する主な制度
(5)アドボカシーの視点でみる事例
【6 セルフケア再獲得を目指す成人への看護の実際】
<1>生命維持レベルのセルフケアの再獲得 脳出血急性期にある人の看護
(1)脳出血の病態と急性期の治療
(2)脳出血急性期における看護
(3)事例で考える脳出血生命維持レベルのセルフケア再獲得支援
<2>生活基本行動レベルのセルフケアの再獲得 脳出血回復期にある人の看護
(1)脳出血の回復期の病態・治療・看護
(2)事例で考える脳出血回復期の生活基本行動レベルのセルフケア再獲得支援
<3>家庭におけるセルフケアの再獲得 脳出血家庭復帰期にある人の看護
(1)脳出血の家庭復帰期における治療と看護
(2)退院後の生活における課題
(3)事例で考える脳出血患者の家庭復帰にむけたセルフケア再獲得支援
<4>家庭生活の役割遂行に関わるセルフケアの再獲得 関節リウマチをもつ人の看護
(1)関節リウマチ(RA)の病態と治療
(2)関節リウマチと看護
(3)事例で考える関節リウマチをもつ人の役割遂行に関わるセルフケア再獲得支援
<5>職業生活とセクシュアリティに関わるセルフケアの再獲得 脊髄を損傷した人の看護
(1)脊髄損傷の病態と治療
(2)脊髄損傷者の看護
(3)事例で考える脊髄損傷者の職業生活とセクシュアリティに関わるセルフケア再獲得支援
<6>地域生活や余暇生活に関わるセルフケアの再獲得 中途視覚障害者のコミュニケーションに対する支援
(1)中途視覚障害者の置かれている状況
(2)中途視覚障害者の看護
(3)事例で考える中途視覚障害者のコミュニケーションに関わるセルフケア再獲得支援
◆コラム
・コンフォート理論
・中途障害者の生活習慣病
・疾病発見の遅れ
◆資料
(1)身体障害者障害程度等級表
(2)障害者基本法
◆看護師国家試験出題基準(平成30年版)対照表
◆索引
・本書の特徴
【ARコンテンツ】
・「メディカAR」の使い方
・患者のための図書館〈動画〉
・手術室看護〈動画〉
・救命救急治療を必要とする状況〈動画〉
・手術後観察:前半〈動画〉
・手術後観察:後半〈動画〉
・刺激伝導路〈アニメーション〉
・セルフケア再獲得モデル〈動画〉
・透析患者の一例〈動画〉
・創傷・オストミー・失禁(WOC)看護認定看護師〈動画〉
・依存による自立〈動画〉
・脳梗塞患者の看護(失語症)〈動画〉
・関節可動域訓練(ROM訓練)〈動画〉
・食事動作〈動画〉
・右麻痺患者のADL支援〈動画〉
・脊髄(頸髄)損傷患者の更衣〈動画〉
・脳卒中急性期にある人の看護〈動画〉
・脳卒中回復期にある人の看護〈動画〉
・脳卒中家庭復帰期にある人の看護〈動画〉
◆序章 健康危機状況とセルフケアの再獲得
◆第1部 健康危機状況
【1 健康危機状況にある成人の理解】
<1>健康危機状況にある成人の理解
(1)成人にとっての健康とは
(2)成人にとっての危機とは
(3)成人看護学における健康危機状況
<2>健康危機状況にある成人に生じるセルフケア不足
(1)五つのセルフケア不足
(2)苦痛の緩和
(3)身体機能悪化の予防と早期発見
(4)生活行動変更への支援
(5)心理的・精神的混乱への支援
(6)家族および重要他者の不安や負担への支援
<3>代表的な健康危機状況と看護の特徴
(1)手術等の侵襲的治療を予定して受ける状況
(2)救命救急治療を必要とする状況
(3)終末期にある状況
<4>健康危機状況における看護者の苦悩と支え合い
(1)健康危機状況における看護者の苦悩
(2)苦悩を抱えていくために
【2 健康危機状況における看護方法の検討】
<1>苦痛の緩和
(1)健康危機状況における成人の苦痛と「緩和ケア」の必要性
(2)苦痛のアセスメント方法
(3)苦痛緩和の方法
<2>身体機能悪化への対応
(1)身体機能悪化の予期
(2)身体機能悪化への対応方法
(3)予測性の有無別にみた身体機能悪化への対応方法
<3>生活行動の変更への支援
(1)生活行動とは
(2)健康状態と「生活行動」の関係
(3)医学的治療で要求される生活行動の制限と生活行動の変化
(4)生活行動を代行・補完する看護援助
(5)生活行動を代行・補完するものとしてのルート類の管理
(6)健康危機状況における生活行動に関する患者教育のポイント
<4>心理的・精神的混乱への支援
(1)健康危機状況にある人の心理的・精神的状態
(2)健康危機状況にある人の心理的・精神的状態のアセスメント
(3)健康危機状況にある人の心理的・精神的安定を図るための看護方法
<5>家族または重要他者の不安や負担への対応
(1)家族または重要他者との関係性
(2)家族についてのアセスメント方法
【3 健康危機状況にある患者の看護】
<1>病棟入院患者 尿管腫瘍手術により健康危機状況にある自営業の男性
(1)病棟入院患者の健康危機状況
(2)事例で考える病棟入院患者の看護
<2>緊急入院患者 化膿性脊椎炎で緊急入院を余儀なくされた会社員の男性
(1)緊急入院患者の健康危機状況
(2)事例で考える緊急入院患者の看護
<3>ICU・CCU入室患者 心筋梗塞でルート類を装着しベッド上安静中のCCU入室の男性
(1)ICU・CCU入室患者の健康危機状況
(2)事例で考えるICU・CCU入室患者の看護
<4>訪問看護を利用している患者 肝癌末期でほぼ寝たきりの独居の男性,肺癌で在宅酸素療法を続ける子育て中の女性
(1)訪問看護での健康危機状況
(2)事例で考える訪問看護
<5>終末期患者 結腸癌で終末期にある男性とその家族
(1)終末期患者の健康危機状況の特徴
(2)事例で考える終末期患者の看護
<6>電話相談者 乳房切除術後に自宅療養をする女性の時間外電話相談,難病療養者の家族からデイケア看護師への電話相談
(1)健康危機状況にある患者の電話相談
(2)事例で考える電話相談
<7>救急搬送患者 急性薬物中毒で救命救急センターに搬送された男性
(1)救急搬送患者の健康危機状況
(2)事例で考える急性薬物中毒患者の看護
◆第2部 セルフケアの再獲得
【4 セルフケアの低下状態にある成人の理解】
<1>成人にとってのセルフケア再獲得 セルフケアの低下した大人の理解と看護の視座
(1)成人とセルフケア
(2)成人とセルフケア再獲得
(3)成人の中途障害者とセルフケアの再獲得
(4)中途障害者のセルフケア再獲得の看護において考慮すべきこと
(5)セルフケア再獲得モデル
<2>セルフケアの低下と再獲得
(1)生命維持レベルのセルフケアの低下と再獲得
(2)生活基本行動レベルのセルフケアの低下と再獲得
(3)社会生活レベルのセルフケアの低下と再獲得
(4)セルフケア再獲得プロセスにおける心理・精神的変化
<3>セルフケアの再獲得と自立
(1)依存と自立の概念
(2)依存から自立へ:自立の三側面を理解する
(3)依存による自立
(4)セルフケアにおける依存と自立
【5 セルフケア再獲得を必要とする成人への看護】
<1>セルフケア低下状態のアセスメントと評価
(1)アセスメントと評価
(2)アセスメントの視点
(3)アセスメントの内容と方法
<2>セルフケア再獲得を支援する方法
(1)生命維持レベルのセルフケア再獲得への支援
(2)生活基本行動レベルのセルフケア再獲得への支援
(3)社会生活レベルのセルフケア再獲得への支援
<3>セルフケア再獲得を支援する人的システム
(1)医療・福祉関連職種によるチームアプローチ
(2)セルフヘルプグループへの参加
(3)ボランティア活動の活用
<4>セルフケア再獲得を支援する法的システム
(1)医療保険制度
(2)介護保険制度
(3)障害者総合支援法とその活用
(4)難病対策要綱
<5>セルフケアを再獲得するプロセスにある人の人権擁護
(1)アドボカシーとは
(2)アドボカシーが必要とされる背景
(3)セルフケア再獲得の状態にある人の特徴
(4)アドボカシーに関する主な制度
(5)アドボカシーの視点でみる事例
【6 セルフケア再獲得を目指す成人への看護の実際】
<1>生命維持レベルのセルフケアの再獲得 脳出血急性期にある人の看護
(1)脳出血の病態と急性期の治療
(2)脳出血急性期における看護
(3)事例で考える脳出血生命維持レベルのセルフケア再獲得支援
<2>生活基本行動レベルのセルフケアの再獲得 脳出血回復期にある人の看護
(1)脳出血の回復期の病態・治療・看護
(2)事例で考える脳出血回復期の生活基本行動レベルのセルフケア再獲得支援
<3>家庭におけるセルフケアの再獲得 脳出血家庭復帰期にある人の看護
(1)脳出血の家庭復帰期における治療と看護
(2)退院後の生活における課題
(3)事例で考える脳出血患者の家庭復帰にむけたセルフケア再獲得支援
<4>家庭生活の役割遂行に関わるセルフケアの再獲得 関節リウマチをもつ人の看護
(1)関節リウマチ(RA)の病態と治療
(2)関節リウマチと看護
(3)事例で考える関節リウマチをもつ人の役割遂行に関わるセルフケア再獲得支援
<5>職業生活とセクシュアリティに関わるセルフケアの再獲得 脊髄を損傷した人の看護
(1)脊髄損傷の病態と治療
(2)脊髄損傷者の看護
(3)事例で考える脊髄損傷者の職業生活とセクシュアリティに関わるセルフケア再獲得支援
<6>地域生活や余暇生活に関わるセルフケアの再獲得 中途視覚障害者のコミュニケーションに対する支援
(1)中途視覚障害者の置かれている状況
(2)中途視覚障害者の看護
(3)事例で考える中途視覚障害者のコミュニケーションに関わるセルフケア再獲得支援
◆コラム
・コンフォート理論
・中途障害者の生活習慣病
・疾病発見の遅れ
◆資料
(1)身体障害者障害程度等級表
(2)障害者基本法
◆看護師国家試験出題基準(平成30年版)対照表
◆索引