発行 : 2014年1月
サイズ : A4変型判 176頁
ISBN-10 : 4-8404-4125-1
ISBN-13 : 978-4-8404-4125-4
商品コード : 308010190
在庫 : 在庫あり(申込可)
看護基礎教育テキスト
ナーシング・グラフィカ
基礎看護学(5):臨床看護総論
発行 : 2014年1月
サイズ : A4変型判 176頁
ISBN-10 : 4-8404-4125-1
ISBN-13 : 978-4-8404-4125-4
商品コード : 308010190
在庫 : 在庫あり(申込可)
正誤表●臨床で多く遭遇する成人期の疾病に関する事象15場面を取り上げ、解説しています。患者の経過段階をイラスト付きで提示し、学生が事例を身近に感じられるよう工夫しました。
●看護事例を「点」ではなく「線」で学ぶことが可能です。継続した事例解説を読み進めることで、事例の前後に発生しうる事象に目を配る細やかな看護が身に付きます。
●各事例に「看護活動の場」「患者の経過段階」「有する機能障害」「治療方法」を一目瞭然で理解できるチェックシートを掲載しました。事例に続く章では「看護活動の視点」として、これらチェックシート内容について詳しく解説しています。
●「臨床推論」を看護に応用するためのヒントが盛り込まれた作りとなっています。学生たちの「この患者さんには今、何が必要か」を「自分の頭で考える」トレーニングにつながります。
●専門分野Ⅱへのスムーズな橋渡しを目指す1冊です。実習前に準備資料として利用することも可能です。
2,640 円(税込)
目次
【ARコンテンツ】
●はじめに〈動画〉
●セルフマネジメントのための主要概念(自己効力感)〈動画〉
●創傷・オストミー・失禁(WOC)看護認定看護師〈動画〉
●脳卒中急性期にある人の看護〈動画〉
●ジャパン・コーマ・スケール〈動画〉
●脳卒中回復期にある人の看護〈動画〉
●脳梗塞患者の看護(失語症)〈動画〉
●住宅改修の一例〈動画〉
●脳卒中家庭復帰期にある人の看護〈動画〉
●福祉現場で働く看護師〈動画〉
●医行為と看護行為〈動画〉
・はじめに
・本書の特徴
【1 臨床看護総論の枠組み】
◆1 はじめに
◆2 臨床看護総論とは
■1 臨床看護総論は三つの言葉が組み合わされたもの
■2 看護の定義
■3 健康の意味を正しくとらえる
◆3 看護師の役割
■1 看護師が活動する領域と場
■2 看護対象者の成長発達段階
■3 健康レベル
■4 機能障害と診療科
■5 看護の対象の単位
■6 対象者の生活機能
◆4 看護師の臨床判断プロセス
■1 臨床判断プロセスの詳細
■2 経験と臨床判断の熟達化
■3 医学における通常の診断プロセス
■4 臨床判断の学び方
【2 臨床看護総論を理解するための事例】
この章で学ぶこと
◆1 心筋梗塞発症の患者さんへの看護ケア
【事例】
・場面1 クリニックでの食事指導
・場面2 病院廊下で心停止
・場面3 CCUでの経過観察
・場面4 心臓リハビリテーション
・場面5 外出先にて再発作を起こし急逝
◆2 大腸がん発症の患者さんへの看護ケア
【事例】
・場面1 がんとの直面
・場面2 周術期:術前・術後の看護
・場面3 術後化学療法:外来化学療法中の看護
・場面4 再発時の看護:症状緩和
・場面5 在宅療養と在宅での看取り
◆3 脳梗塞発症の患者さんへの看護ケア
【事例】
・場面1 救急搬送からSCU入室■rt-PA 施行まで
・場面2 病棟における日常生活動作再獲得のためのリハビリテーション
・場面3 急性期病院退院時の再発予防指導
・場面4 再発からADL低下・認知機能低下による在宅調整
・場面5 サービスを受けながらの在宅生活
・考えてみようの解答例
【3 看護活動の視点】
◆1 看護活動の場および機会
■1 看護活動の場
■2 病院内で配属される部署
■3 チーム医療の機会
◆2 患者の経過段階と看護
■1 健康期
■2 急性期
■3 回復期
■4 慢性期
■5 終末期
◆3 患者が有する機能障害と症状
■1 呼吸機能障害
■2 循環機能障害
■3 栄養代謝機能障害
■4 造血機能障害
■5 免疫機能障害
■6 脳・神経機能障害
■7 感覚機能障害
■8 運動機能障害
■9 内部環境調節機能障害
■10 性・生殖機能障害
◆4 治療の種類と方法
■1 薬物療法
■2 輸液療法
■3 手術療法
■4 創傷処置
■5 人工臓器・臓器移植
■6 放射線治療
■7 精神療法
■8 救急蘇生法
■9 安静療法
■10 食事療法
■11 運動療法
■12 リハビリテーション療法
■13 緩和ケア
■14 スピリチュアルケア
◆5 看護師の業務
■1 看護師の業務とは:法的側面から
■2 看護師の業務とは:職能団体の社会的声明から
■3 看護師の業務とは:組織で働く
■4 病棟を例にした看護師の仕事:チームで行う看護
◆6 チーム医療の視点
■1 多職種の連携と協働で必要なこと
■2 医療チームにおける各職種の役割
■3 医療実践における倫理:医療者としての責務と患者の権利
◆7 臨床看護を学ぶにあたって
■1 臨床看護を学ぶための理論
■2 臨床看護の理想と現実
【コラム】
・医学領域の臨床推論モデル
・看護師国家試験出題基準(令和5年版)対照表
・索引