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発行 : 2016年1月
サイズ : A4変型判 312頁
ISBN-10 : 4-8404-5378-0
ISBN-13 : 978-4-8404-5378-3
商品コード : 308010172
在庫 : 在庫なし(申込不可)
看護基礎教育テキスト
ナーシング・グラフィカ
成人看護学(6):緩和ケア 第2版
発行 : 2016年1月
サイズ : A4変型判 312頁
ISBN-10 : 4-8404-5378-0
ISBN-13 : 978-4-8404-5378-3
商品コード : 308010172
在庫 : 在庫なし(申込不可)
更新情報●一般病棟や外来、在宅において、がんの診断時など早期から提供されるべき「基本的緩和ケア」を学ぶことができます。
●緩和ケアの焦点である「苦痛の緩和」を、豊富な図表やイラストで視覚的にわかりやすく解説しています。
●最新のガイドラインや治療薬の情報を掲載し、講義だけでなく臨床実習でも役立てられる一冊です。
●事例を随所に設け、実際にどのような行動をし、声かけをすればよいかを具体的に考えることができます。
●今後重要となる非がん患者への緩和ケアにも適用できる緩和ケアの基本的な知識や考え方を押さえています。
3,520 円(税込)
目次
・はじめに
・本書の特徴
【ARコンテンツ】
・「メディカAR」の使い方
・編者からのメッセージ〈動画〉
・がん経験者から看護師へのメッセージ〈動画〉
・事例で考える病みの軌跡〈動画〉
・緩和ケアにおいて看護師に期待すること〈動画〉
・緩和ケアにおける看護師の役割〈動画〉
・セルフケア再獲得モデル〈動画〉
・痛みのアセスメント(1)痛みの程度の尋ね方〈動画〉
・痛みのアセスメント(2)痛みの性状の尋ね方〈動画〉
・レスキュー・ドーズの投与方法〈動画〉
・オピオイド(医療用麻薬)の服薬指導〈動画〉
・オピオイド(医療用麻薬)に対する誤解と説明〈動画〉
・呼吸と嚥下〈アニメーション〉
・嚥下障害(嚥下造影検査;VF)〈動画〉
・腹水〈動画〉
・リンパ浮腫のスキンケア〈動画〉
・リンパ浮腫のリンパドレナージ〈動画〉
・リンパ浮腫の圧迫療法〈動画〉
・リンパ浮腫の運動療法〈動画〉
・足浴〈動画〉
・がん患者におけるせん妄の例〈動画〉
・「医療の中の社会福祉」~医療ソーシャルワーカー~〈動画〉
・スピリチュアルペインとスピリチュアルケア〈動画〉
・傾聴(抗がん治療困難という説明を受けた患者の例)〈動画〉
・がんの告知場面〈動画〉
・やってみよう!訪問看護演習〈動画〉
・部分浴〈動画〉
・口腔ケアの一例(座位がとれない療養者の場合)〈動画〉
・摂食困難なときの食事〈動画〉
【1 緩和ケア概論】
<1>がん患者が抱える苦痛とQOL
(1)がん患者が抱える苦痛と緩和ケア
(2)全人的苦痛(トータルペイン)とQOL(生活の質)
(3)終末期がん患者の死への過程
(4)望ましい死とは何か
<2>緩和ケアとは何か
(1)緩和ケアの定義
(2)早期からの緩和ケア
(3)緩和ケア,ターミナルケア,サポーティブケア,エンドオブライフケア
(4)チームアプローチ
<3>緩和ケアを患者・家族に提供する方法
(1)基本的緩和ケアと専門的緩和ケア
(2)基本的緩和ケア
(3)専門的緩和ケア
<4>緩和ケアの歴史と海外における緩和ケアの現状
(1)海外における緩和ケアの歴史
(2)日本における緩和ケアの歴史
(3)アメリカにおける緩和ケア
(4)イギリスにおける緩和ケアの現状
<5>日本における緩和ケアの現状
(1)死をとりまく状況の変化
(2)日本におけるがん対策と緩和ケア
(3)日本における緩和ケアの課題
<6>緩和ケアにおける看護師の役割
【2 身体症状とその治療・看護】
<1>身体症状概論
(1)身体症状の頻度
(2)身体症状のマネジメントの基本的な考え方
(3)包括的な身体症状アセスメント
<2>疼痛の治療と看護
(1)がん疼痛の機序と分類
(2)疼痛のアセスメント
(3)がん疼痛の治療と看護
(4)がん疼痛を有する患者の看護
<3>全身倦怠感の治療と看護
(1)全身倦怠感の概念
(2)全身倦怠感の原因
(3)全身倦怠感のアセスメント
(4)全身倦怠感の治療と看護
<4>消化器症状の治療と看護
(1)嘔気・嘔吐の治療と看護
(2)食欲不振の治療と看護
(3)嚥下困難の治療と看護
(4)便秘の治療と看護
(5)消化管閉塞の治療と看護
(6)悪性腹水の治療と看護
(7)その他の消化器症状の治療と看護
<5>呼吸困難の治療と看護
(1)呼吸困難の概念
(2)呼吸困難の原因
(3)呼吸困難のアセスメント
(4)呼吸困難の治療と看護
<6>リンパ浮腫の治療と看護
(1)リンパ浮腫の概念
(2)リンパ浮腫のアセスメント
(3)リンパ浮腫の治療と看護
<7>泌尿器症状の治療と看護
(1)下部尿路症状の治療と看護
(2)血尿の治療と看護
(3)乏尿・無尿の治療と看護
<8>がん治療に伴う苦痛の緩和
(1)がん治療の種類
(2)化学療法に伴う苦痛の緩和
(3)放射線療法に伴う苦痛の緩和
(4)造血幹細胞移植の看護
(5)手術に伴う苦痛の緩和
<9>事例1:大腸癌が骨転移した患者の疼痛緩和
<10>事例2:肺癌患者の呼吸困難の緩和
<11>事例3:膵臓癌の転移による消化器症状の緩和
<12>事例4:化学放射線療法の副作用による苦痛の緩和
【3 精神症状とその治療・看護】
<1>精神症状概論
(1)がんに対する心の反応
(2)がん患者の精神症状
<2>不安の治療と看護
(1)不安の概念
(2)不安の原因
(3)不安のアセスメント
(4)不安のあるがん患者への対応
<3>抑うつの治療と看護
(1)抑うつの概念
(2)抑うつの原因
(3)抑うつに伴う症状
(4)抑うつのアセスメント
(5)抑うつ状態にあるがん患者への対応
<4>せん妄の治療と看護
(1)せん妄の概念
(2)せん妄による影響
(3)せん妄の原因
(4)せん妄のアセスメント
(5)せん妄の治療と看護
<5>不眠の治療と看護
(1)不眠の概念
(2)不眠の原因
(3)不眠のアセスメント
(4)不眠の治療と看護
<6>事例:精神症状をもつ患者の緩和ケア
(1)事例1 抑うつのみられる乳癌患者の緩和ケア
(2)事例2 せん妄のみられる肺癌患者の緩和ケア
【4 社会的ケア】
<1>社会的苦痛とは
(1)仕事などの社会的役割の変容・喪失
(2)家族や友人との関係性の変容・喪失
(3)経済的な問題
<2>社会的苦痛のアセスメント
<3>ソーシャルサポート
(1)道具的サポート(手段的サポート)
(2)情報的サポート
(3)情緒的サポート
(4)評価的サポート
<4>がん相談と利用できる社会資源
(1)がん相談支援センター
(2)メディカルソーシャルワーカー
(3)経済的支援
(4)その他の社会資源
【5 スピリチュアルケア】
<1>スピリチュアリティとは
(1)スピリチュアリティと医療
(2)スピリチュアリティと緩和ケア
<2>スピリチュアルペインとは
(1)スピリチュアルペインの定義
(2)スピリチュアルペインのアセスメント
<3>スピリチュアルケアとは
(1)スピリチュアルケアの目標
(2)苦悩の内容に対応するスピリチュアルケア
【6 意思決定とコミュニケーション】
<1>がん医療における意思決定
(1)意思決定とは
(2)がん医療における意思決定場面
(3)意思決定のスタイル
(4)意思決定の支援
(5)意思決定の自由を実現するために重要なこと
<2>がん医療における悪い知らせ
(1)悪い知らせとは
(2)悪い知らせが患者に与える影響
(3)悪い知らせが医療者に与える影響
<3>意思決定を支えるコミュニケーション
(1)コミュニケーションとは
(2)がん医療におけるコミュニケーション
(3)基本的なコミュニケーション
(4)悪い知らせを伝えられる際のコミュニケーションに関するがん患者の意向(SHARE)
(5)意思決定を支える看護師の役割
<4>難しいコミュニケーション
(1)怒りや不信感を表す患者とのコミュニケーション
(2)抑うつの強い患者とのコミュニケーション
(3)「死にたい」と訴える患者とのコミュニケーション
(4)感情を表出しない患者とのコミュニケーション
<5>事例:がん医療における病状説明場面での看護師の役割
<6>事例:対応の難しいコミュニケーション
【7 在宅緩和ケア】
<1>在宅緩和ケアの現状と課題
(1)行政の対策とその現状
(2)在宅緩和ケアの課題
<2>在宅での緩和ケアの実践
(1)在宅緩和ケアの条件
(2)在宅緩和ケア患者への医療処置
<3>在宅療養の充実のための社会資源
(1)緩和ケアを必要とする患者の介護保険の利用
(2)介護保険の活用の実際
<4>退院支援
(1)退院支援の流れ
(2)退院支援・調整プログラムの活用
<5>事例:中心静脈栄養のポートを留置して自宅へ退院する患者の退院調整
【8 臨死期のケア】
<1>がん終末期の症状と全身状態
(1)がん終末期(おおよそ死亡前2 ~3 カ月間)における症状の変化
(2)がん終末期の全身状態の変化
(3)臨死期(おおよそ死亡前数週間以内)に特徴的な症状や問題
<2>臨死期のケア
(1)臨死期のケアの概要
(2)看取りの時期が近いことの評価
(3)臨死期の治療とケアのポイント
<3>臨死期における輸液療法
(1)臨死期における輸液療法の実際
(2)輸液療法に対する患者・家族の思い
(3)臨死期における輸液療法と栄養ケアのポイント
<4>症状緩和のための鎮静
(1)鎮静の定義
(2)鎮静の疫学
(3)鎮静の倫理
(4)鎮静の実際
<5>臨終後のケア
(1)臨終後の一般的な流れ
(2)死亡の確認と死亡診断書
(3)死後のケア(エンゼルケア)
<6>事例:進行期大腸癌患者の臨死期のケア
【9 家族ケア】
<1>看護の対象としての家族
(1)ケアの対象者としての家族
(2)家族のセルフケア機能と看護援助
<2>緩和ケアを受ける患者の家族が体験する問題
(1)家族の思い
(2)家族が受ける影響と負担
<3>家族ケアにおける看護師の役割
(1)家族のアセスメント
(2)家族へのケア
<4>悲嘆と遺族ケア
(1)悲嘆とは
(2)死別による遺族の生活の変化
(3)遺族へのケアの必要性
(4)遺族ケアの実際
<5>事例:終末期患者の家族へのケア
<6>事例:死別後の遺族へのケア
【10 緩和ケアと生命倫理】
<1>生命倫理とは
(1)生命倫理の概念
(2)世界の倫理綱領の変遷
(3)日本の倫理綱領
<2>生命倫理の4 原則
(1)生命倫理の4 原則とは
(2)自律尊重の原則
(3)善行の原則
(4)無危害の原則
(5)正義の原則
<3>インフォームドコンセント
(1)インフォームドコンセントとは
(2)患者に同意能力のない場合の対応方法
<4>安楽死に関する倫理的問題
(1)安楽死に関する倫理的問題とは
(2)安楽死に関する概念
(3)欧米での安楽死の法的判断
(4)わが国での安楽死の法的判断
<5>事例:医師の指示による消極的安楽死
【11 非がん疾患の緩和ケア】
<1>非がん疾患の緩和ケアとは
(1)非がん疾患の緩和ケアの特徴
<2>神経疾患の緩和ケア
(1)神経疾患の緩和ケアの特徴
(2)神経疾患の緩和ケアのポイント
<3>慢性心不全の緩和ケア
(1)慢性心不全の終末期の特徴
(2)慢性心不全の緩和ケアのポイント
<4>腎不全の緩和ケア
(1)腎不全の緩和ケアの特徴
(2)腎不全の緩和ケアのポイント
<5>慢性閉塞性肺疾患の緩和ケア
(1)慢性閉塞性肺疾患の緩和ケアの特徴
(2)慢性閉塞性肺疾患の緩和ケアのポイント
<6>認知症の緩和ケア
(1)認知症の緩和ケアの特徴
(2)認知症の緩和ケアのポイント
◆コラム
・臨床や実習に役立つ緩和ケアに関するWeb サイト(1)
・早期からの緩和ケアは生存期間を延長するか
・緩和ケアに関する診療ガイドライン
・臨床や実習に役立つ緩和ケアに関するWeb サイト(2)
・デスカンファレンス
・看護師のストレス
・意思決定補助ツール「質問促進パンフレット」
・緩和ケア普及のための地域プロジェクト(OPTIM研究)
・看取りのケアを考える家族への説明用パンフレット
・小児の緩和ケア
◆学習参考文献
◆資料 緩和ケアで使用される主な薬剤一覧
◆看護師国家試験出題基準(平成30 年版)対照表
◆索引
・本書の特徴
【ARコンテンツ】
・「メディカAR」の使い方
・編者からのメッセージ〈動画〉
・がん経験者から看護師へのメッセージ〈動画〉
・事例で考える病みの軌跡〈動画〉
・緩和ケアにおいて看護師に期待すること〈動画〉
・緩和ケアにおける看護師の役割〈動画〉
・セルフケア再獲得モデル〈動画〉
・痛みのアセスメント(1)痛みの程度の尋ね方〈動画〉
・痛みのアセスメント(2)痛みの性状の尋ね方〈動画〉
・レスキュー・ドーズの投与方法〈動画〉
・オピオイド(医療用麻薬)の服薬指導〈動画〉
・オピオイド(医療用麻薬)に対する誤解と説明〈動画〉
・呼吸と嚥下〈アニメーション〉
・嚥下障害(嚥下造影検査;VF)〈動画〉
・腹水〈動画〉
・リンパ浮腫のスキンケア〈動画〉
・リンパ浮腫のリンパドレナージ〈動画〉
・リンパ浮腫の圧迫療法〈動画〉
・リンパ浮腫の運動療法〈動画〉
・足浴〈動画〉
・がん患者におけるせん妄の例〈動画〉
・「医療の中の社会福祉」~医療ソーシャルワーカー~〈動画〉
・スピリチュアルペインとスピリチュアルケア〈動画〉
・傾聴(抗がん治療困難という説明を受けた患者の例)〈動画〉
・がんの告知場面〈動画〉
・やってみよう!訪問看護演習〈動画〉
・部分浴〈動画〉
・口腔ケアの一例(座位がとれない療養者の場合)〈動画〉
・摂食困難なときの食事〈動画〉
【1 緩和ケア概論】
<1>がん患者が抱える苦痛とQOL
(1)がん患者が抱える苦痛と緩和ケア
(2)全人的苦痛(トータルペイン)とQOL(生活の質)
(3)終末期がん患者の死への過程
(4)望ましい死とは何か
<2>緩和ケアとは何か
(1)緩和ケアの定義
(2)早期からの緩和ケア
(3)緩和ケア,ターミナルケア,サポーティブケア,エンドオブライフケア
(4)チームアプローチ
<3>緩和ケアを患者・家族に提供する方法
(1)基本的緩和ケアと専門的緩和ケア
(2)基本的緩和ケア
(3)専門的緩和ケア
<4>緩和ケアの歴史と海外における緩和ケアの現状
(1)海外における緩和ケアの歴史
(2)日本における緩和ケアの歴史
(3)アメリカにおける緩和ケア
(4)イギリスにおける緩和ケアの現状
<5>日本における緩和ケアの現状
(1)死をとりまく状況の変化
(2)日本におけるがん対策と緩和ケア
(3)日本における緩和ケアの課題
<6>緩和ケアにおける看護師の役割
【2 身体症状とその治療・看護】
<1>身体症状概論
(1)身体症状の頻度
(2)身体症状のマネジメントの基本的な考え方
(3)包括的な身体症状アセスメント
<2>疼痛の治療と看護
(1)がん疼痛の機序と分類
(2)疼痛のアセスメント
(3)がん疼痛の治療と看護
(4)がん疼痛を有する患者の看護
<3>全身倦怠感の治療と看護
(1)全身倦怠感の概念
(2)全身倦怠感の原因
(3)全身倦怠感のアセスメント
(4)全身倦怠感の治療と看護
<4>消化器症状の治療と看護
(1)嘔気・嘔吐の治療と看護
(2)食欲不振の治療と看護
(3)嚥下困難の治療と看護
(4)便秘の治療と看護
(5)消化管閉塞の治療と看護
(6)悪性腹水の治療と看護
(7)その他の消化器症状の治療と看護
<5>呼吸困難の治療と看護
(1)呼吸困難の概念
(2)呼吸困難の原因
(3)呼吸困難のアセスメント
(4)呼吸困難の治療と看護
<6>リンパ浮腫の治療と看護
(1)リンパ浮腫の概念
(2)リンパ浮腫のアセスメント
(3)リンパ浮腫の治療と看護
<7>泌尿器症状の治療と看護
(1)下部尿路症状の治療と看護
(2)血尿の治療と看護
(3)乏尿・無尿の治療と看護
<8>がん治療に伴う苦痛の緩和
(1)がん治療の種類
(2)化学療法に伴う苦痛の緩和
(3)放射線療法に伴う苦痛の緩和
(4)造血幹細胞移植の看護
(5)手術に伴う苦痛の緩和
<9>事例1:大腸癌が骨転移した患者の疼痛緩和
<10>事例2:肺癌患者の呼吸困難の緩和
<11>事例3:膵臓癌の転移による消化器症状の緩和
<12>事例4:化学放射線療法の副作用による苦痛の緩和
【3 精神症状とその治療・看護】
<1>精神症状概論
(1)がんに対する心の反応
(2)がん患者の精神症状
<2>不安の治療と看護
(1)不安の概念
(2)不安の原因
(3)不安のアセスメント
(4)不安のあるがん患者への対応
<3>抑うつの治療と看護
(1)抑うつの概念
(2)抑うつの原因
(3)抑うつに伴う症状
(4)抑うつのアセスメント
(5)抑うつ状態にあるがん患者への対応
<4>せん妄の治療と看護
(1)せん妄の概念
(2)せん妄による影響
(3)せん妄の原因
(4)せん妄のアセスメント
(5)せん妄の治療と看護
<5>不眠の治療と看護
(1)不眠の概念
(2)不眠の原因
(3)不眠のアセスメント
(4)不眠の治療と看護
<6>事例:精神症状をもつ患者の緩和ケア
(1)事例1 抑うつのみられる乳癌患者の緩和ケア
(2)事例2 せん妄のみられる肺癌患者の緩和ケア
【4 社会的ケア】
<1>社会的苦痛とは
(1)仕事などの社会的役割の変容・喪失
(2)家族や友人との関係性の変容・喪失
(3)経済的な問題
<2>社会的苦痛のアセスメント
<3>ソーシャルサポート
(1)道具的サポート(手段的サポート)
(2)情報的サポート
(3)情緒的サポート
(4)評価的サポート
<4>がん相談と利用できる社会資源
(1)がん相談支援センター
(2)メディカルソーシャルワーカー
(3)経済的支援
(4)その他の社会資源
【5 スピリチュアルケア】
<1>スピリチュアリティとは
(1)スピリチュアリティと医療
(2)スピリチュアリティと緩和ケア
<2>スピリチュアルペインとは
(1)スピリチュアルペインの定義
(2)スピリチュアルペインのアセスメント
<3>スピリチュアルケアとは
(1)スピリチュアルケアの目標
(2)苦悩の内容に対応するスピリチュアルケア
【6 意思決定とコミュニケーション】
<1>がん医療における意思決定
(1)意思決定とは
(2)がん医療における意思決定場面
(3)意思決定のスタイル
(4)意思決定の支援
(5)意思決定の自由を実現するために重要なこと
<2>がん医療における悪い知らせ
(1)悪い知らせとは
(2)悪い知らせが患者に与える影響
(3)悪い知らせが医療者に与える影響
<3>意思決定を支えるコミュニケーション
(1)コミュニケーションとは
(2)がん医療におけるコミュニケーション
(3)基本的なコミュニケーション
(4)悪い知らせを伝えられる際のコミュニケーションに関するがん患者の意向(SHARE)
(5)意思決定を支える看護師の役割
<4>難しいコミュニケーション
(1)怒りや不信感を表す患者とのコミュニケーション
(2)抑うつの強い患者とのコミュニケーション
(3)「死にたい」と訴える患者とのコミュニケーション
(4)感情を表出しない患者とのコミュニケーション
<5>事例:がん医療における病状説明場面での看護師の役割
<6>事例:対応の難しいコミュニケーション
【7 在宅緩和ケア】
<1>在宅緩和ケアの現状と課題
(1)行政の対策とその現状
(2)在宅緩和ケアの課題
<2>在宅での緩和ケアの実践
(1)在宅緩和ケアの条件
(2)在宅緩和ケア患者への医療処置
<3>在宅療養の充実のための社会資源
(1)緩和ケアを必要とする患者の介護保険の利用
(2)介護保険の活用の実際
<4>退院支援
(1)退院支援の流れ
(2)退院支援・調整プログラムの活用
<5>事例:中心静脈栄養のポートを留置して自宅へ退院する患者の退院調整
【8 臨死期のケア】
<1>がん終末期の症状と全身状態
(1)がん終末期(おおよそ死亡前2 ~3 カ月間)における症状の変化
(2)がん終末期の全身状態の変化
(3)臨死期(おおよそ死亡前数週間以内)に特徴的な症状や問題
<2>臨死期のケア
(1)臨死期のケアの概要
(2)看取りの時期が近いことの評価
(3)臨死期の治療とケアのポイント
<3>臨死期における輸液療法
(1)臨死期における輸液療法の実際
(2)輸液療法に対する患者・家族の思い
(3)臨死期における輸液療法と栄養ケアのポイント
<4>症状緩和のための鎮静
(1)鎮静の定義
(2)鎮静の疫学
(3)鎮静の倫理
(4)鎮静の実際
<5>臨終後のケア
(1)臨終後の一般的な流れ
(2)死亡の確認と死亡診断書
(3)死後のケア(エンゼルケア)
<6>事例:進行期大腸癌患者の臨死期のケア
【9 家族ケア】
<1>看護の対象としての家族
(1)ケアの対象者としての家族
(2)家族のセルフケア機能と看護援助
<2>緩和ケアを受ける患者の家族が体験する問題
(1)家族の思い
(2)家族が受ける影響と負担
<3>家族ケアにおける看護師の役割
(1)家族のアセスメント
(2)家族へのケア
<4>悲嘆と遺族ケア
(1)悲嘆とは
(2)死別による遺族の生活の変化
(3)遺族へのケアの必要性
(4)遺族ケアの実際
<5>事例:終末期患者の家族へのケア
<6>事例:死別後の遺族へのケア
【10 緩和ケアと生命倫理】
<1>生命倫理とは
(1)生命倫理の概念
(2)世界の倫理綱領の変遷
(3)日本の倫理綱領
<2>生命倫理の4 原則
(1)生命倫理の4 原則とは
(2)自律尊重の原則
(3)善行の原則
(4)無危害の原則
(5)正義の原則
<3>インフォームドコンセント
(1)インフォームドコンセントとは
(2)患者に同意能力のない場合の対応方法
<4>安楽死に関する倫理的問題
(1)安楽死に関する倫理的問題とは
(2)安楽死に関する概念
(3)欧米での安楽死の法的判断
(4)わが国での安楽死の法的判断
<5>事例:医師の指示による消極的安楽死
【11 非がん疾患の緩和ケア】
<1>非がん疾患の緩和ケアとは
(1)非がん疾患の緩和ケアの特徴
<2>神経疾患の緩和ケア
(1)神経疾患の緩和ケアの特徴
(2)神経疾患の緩和ケアのポイント
<3>慢性心不全の緩和ケア
(1)慢性心不全の終末期の特徴
(2)慢性心不全の緩和ケアのポイント
<4>腎不全の緩和ケア
(1)腎不全の緩和ケアの特徴
(2)腎不全の緩和ケアのポイント
<5>慢性閉塞性肺疾患の緩和ケア
(1)慢性閉塞性肺疾患の緩和ケアの特徴
(2)慢性閉塞性肺疾患の緩和ケアのポイント
<6>認知症の緩和ケア
(1)認知症の緩和ケアの特徴
(2)認知症の緩和ケアのポイント
◆コラム
・臨床や実習に役立つ緩和ケアに関するWeb サイト(1)
・早期からの緩和ケアは生存期間を延長するか
・緩和ケアに関する診療ガイドライン
・臨床や実習に役立つ緩和ケアに関するWeb サイト(2)
・デスカンファレンス
・看護師のストレス
・意思決定補助ツール「質問促進パンフレット」
・緩和ケア普及のための地域プロジェクト(OPTIM研究)
・看取りのケアを考える家族への説明用パンフレット
・小児の緩和ケア
◆学習参考文献
◆資料 緩和ケアで使用される主な薬剤一覧
◆看護師国家試験出題基準(平成30 年版)対照表
◆索引