看護基礎教育テキスト
ナーシング・グラフィカ
看護の統合と実践(2):医療安全 第3版
発行 : 2016年1月
サイズ : A4変型判 256頁
ISBN-10 : 4-8404-5385-3
ISBN-13 : 978-4-8404-5385-1
商品コード : 308010142
在庫 : 在庫なし(申込不可)
正誤表●「なぜ、事故は起こるのか」「どんな事故が起こるのか」「起こってしまったらどうするのか」を順序立てて記述し、スムーズに読み進むことができるよう工夫しています。
●近年、医療安全において“ 最も重要” といわれる「患者・家族との協同」や「医療安全管理者」についての解説がより充実しました。米国での新しい取り組みなども交え、その重要性について具体的に述べています。
●患者や療養者だけでなく、医療者にとってのリスクについても手厚くフォローしています。新人看護師として知っておきたいリスクを知ることで、安全への認識をより高めます。
●看護実習中における医療事故に対する施策も解説。指導者の役割や事故発生時の対応は、学生のみならず、指導者にも参考にしていただける内容になっています。
「はじめに」
「シラバス・授業計画案」
3,300 円(税込)
目次
・はじめに
・本書の特徴
【ARコンテンツ】
・「メディカAR」の使い方
・編者からのビデオメッセージ〈動画〉
・医行為と看護行為〈動画〉
・看護師の特定行為〈アニメーション〉
・静脈内注射〈動画〉
・点滴静脈内注射〈動画〉
・経口与薬〈動画〉
・患者確認〈動画〉
・針刺し防止〈動画〉
・転倒転落防止対策1〈動画〉
・転倒転落防止対策2〈動画〉
・呼吸と嚥下〈アニメーション〉
・医療事故対策適合品〈動画〉
・アラームが鳴ったときの対処法〈動画〉
・輸液ポンプ・シリンジポンプの取り扱い〈動画〉
・住宅改修の一例〈動画〉
・高齢者の住環境整備〈動画〉
・介護ベッドでの事故〈動画〉
・福祉現場で働く看護職〈動画〉
・感染症~冷静な対応のために〈動画〉
・手洗い〈動画〉
・滅菌手袋の着脱〈動画〉
・感染性廃棄物の処理〈動画〉
・ガウンテクニック〈動画〉
・看護記録の開示と訂正〈動画〉
・過失と結果予見義務〈動画〉
・KYTの実際~事故予防のために~〈動画〉
・実習前に知っておきたいチェックポイント〈動画〉
【1 医療安全と看護の理念】
<1>医療安全の意味とその重要性
(1)なぜ医療安全を学ぶのか
(2)医療安全に関わる動向
(3)医療安全の対象
(4)医療安全に関する基礎知識
<2>看護職の法的規定と医療安全
(1)看護倫理と医療安全
(2)看護師の法的規定
(3)看護業務の変遷と安全管理
(4)看護行為における行政処分と再教育
【2 医療安全への取り組みと医療の質の評価】
<1>国の医療安全への取り組み
(1)国の医療安全への取り組みの経緯
(2)医療法における医療安全対策
(3)診療報酬における医療安全対策の評価
(4)医療安全についての国内外における研究
<2>看護職能団体の取り組み
(1)日本看護協会
(2)日本助産師会
<3>国および医療関係団体の示す医療事故の定義と分類
<4>医療事故の報告制度
(1)医療法における報告体制の整備
(2)医療事故情報収集等事業
(3)医療事故を報告する目的(院外と院内)
<5>医療の質の評価
(1)医療の質の評価とその必要性
(2)医療の質の評価への取り組み
【3 事故発生のメカニズムとリスクマネジメント】
<1>事故発生のメカニズム
(1)ヒューマンエラーとは
(2)人間特性
(3)エラーを誘発しやすい環境
<2>事故分析
(1)事故の構造
(2)事故分析に重要なこと
(3)具体的な分析手法の特徴
<3>事故対策
(1)リスク低減の考え方
(2)エラープルーフ
(3)リスクマネジメント
【4 患者・家族との協同と安全文化の醸成】
<1>患者・家族との協同
(1)医療安全と患者・家族との協同
(2)「重要な資源は患者である」というアプローチ
(3)患者・家族との協同のかたち
(4)米国における代表的な「患者・家族との協同」への取り組み
(5)期待される「意思を持った患者」の参加
(6)患者・家族との協同が目指すもの
<2>医療安全管理者―医療安全を担う新たな役割
(1)医療安全管理者
<3>全員参加の医療安全:安全文化の醸成
(1)安全文化
(2)TQM(Total Quality Management):総合的質管理
(3)TQMのキーワード
(4)トップダウンとボトムアップ
(5)QCサークル活動
(6)5S活動
(7)まとめ
【5 看護における医療事故と安全対策】
<1>看護業務と事故発生要因
(1)看護業務の特徴的な環境とリスク
(2)原因と結果分析の重要性
<2>医療事故の種類:その分析と対策
(1)誤 薬
・コラム 輸血
(2)患者取り違え (誤認)
(3)針刺し
(4)転倒転落
(5)誤 嚥
(6)異物遺残
(7)皮膚障害
(8)医療機器のトラブル
(9)チューブ類のトラブル
(10)電子カルテ等情報伝達時のトラブル
【6 在宅看護における医療事故と安全対策】
<1>在宅看護の現状
(1)在宅看護とは
(2)在宅看護をとりまく現状
<2>在宅看護における医療事故とその対応
(1)在宅看護における医療事故の特徴
(2)在宅看護における医療事故とその対応
(3)在宅看護における介護事故とその対応
(4)医療・介護以外での事故とその対応
(5)不慮の事故に遭遇した場合の対応
<3>在宅看護におけるリスク管理の現状と課題
(1)サービスの範囲の明確化と情報共有
(2)他職種との協働と今後の課題
【7 医療従事者の安全を脅かすリスクと対策】
<1>感染の危険を伴う病原体への曝露
(1)血液・体液を介する感染
(2)空気感染
(3)飛沫感染
(4)消化管感染
<2>感染に対する標準予防策と感染経路別予防策
(1)標準予防策(スタンダードプリコーション)とは
(2)標準予防策の内容と実際
(3)針刺し・切創による感染防護策
(4)感染経路別予防策
(5)使用済み器材の適切な廃棄処理
<3>医療機器の使用に関わるもの
(1)電離放射線の被曝
(2)殺菌用紫外線の被曝
(3)ラテックスアレルギー
<4>医療品への曝露
(1)抗がん薬の曝露
(2)各種消毒薬,有機溶剤への曝露
<5>労働形態,作業に伴うもの
(1)シフトワークに伴う生体リズムの乱れ
(2)腰 痛
<6>患者,同僚および第三者による暴力
(1)物理的暴力,精神的暴力
(2)暴言,セクシュアルハラスメント,モラルハラスメント
【8 医療事故後の対応】
<1>医療事故発生時の初期対応の考え方と方法
(1)事故発生時の対応の基本は日常にある
(2)初期対応の要点
<2>紛争化の防止対策
(1)医療コンフリクト・マネジメント
(2)ADRとメディエーション
(3)「本当のことを話して,謝りましょう」
<3>専門職としての個々人の備え:日本看護協会「看護職賠償責任保険制度」
(1)日本看護協会「看護職賠償責任保険制度」の概要
(2)運用の実際
<4>患者の安全確保と医療者の安心確保のために
【9 看護学生の実習と安全】
<1>実習における事故の法的責任と補償
(1)法的責任
(2)実習中の事故への補償
<2>実習中の事故予防および事故発生時の学生の対応
(1)無資格者である看護学生が行う看護技術の考え方
(2)実習に行く前に
(3)安全に実習を進めるために
(4)現場での対応に困ったら
<3>習得すべき看護技術のリスクと安全
(1)環境調整技術に伴うリスクと安全
(2)食事の援助技術に伴うリスクと安全
(3)排泄援助技術に伴うリスクと安全
(4)活動・休息援助技術に伴うリスクと安全
(5)清潔・衣生活援助技術に伴うリスクと安全
(6)呼吸循環を整える技術に伴うリスクと安全
(7)褥瘡管理技術に伴うリスクと安全
(8)与薬の技術に伴うリスクと安全
(9)救命救急処置技術に伴うリスクと安全
(10)症状・生体機能管理技術に伴うリスクと安全
(11)感染予防の技術に伴うリスクと安全
(12)安全管理の技術に伴うリスクと安全
(13)安楽確保の技術に伴うリスクと安全
<4>実習における安全についての指導者の役割:予防と事故発生時の対応
(1)実習中の事故予防
(2)事故発生時の対応
◆看護師国家試験出題基準(平成30 年版)対照表
◆索引
・本書の特徴
【ARコンテンツ】
・「メディカAR」の使い方
・編者からのビデオメッセージ〈動画〉
・医行為と看護行為〈動画〉
・看護師の特定行為〈アニメーション〉
・静脈内注射〈動画〉
・点滴静脈内注射〈動画〉
・経口与薬〈動画〉
・患者確認〈動画〉
・針刺し防止〈動画〉
・転倒転落防止対策1〈動画〉
・転倒転落防止対策2〈動画〉
・呼吸と嚥下〈アニメーション〉
・医療事故対策適合品〈動画〉
・アラームが鳴ったときの対処法〈動画〉
・輸液ポンプ・シリンジポンプの取り扱い〈動画〉
・住宅改修の一例〈動画〉
・高齢者の住環境整備〈動画〉
・介護ベッドでの事故〈動画〉
・福祉現場で働く看護職〈動画〉
・感染症~冷静な対応のために〈動画〉
・手洗い〈動画〉
・滅菌手袋の着脱〈動画〉
・感染性廃棄物の処理〈動画〉
・ガウンテクニック〈動画〉
・看護記録の開示と訂正〈動画〉
・過失と結果予見義務〈動画〉
・KYTの実際~事故予防のために~〈動画〉
・実習前に知っておきたいチェックポイント〈動画〉
【1 医療安全と看護の理念】
<1>医療安全の意味とその重要性
(1)なぜ医療安全を学ぶのか
(2)医療安全に関わる動向
(3)医療安全の対象
(4)医療安全に関する基礎知識
<2>看護職の法的規定と医療安全
(1)看護倫理と医療安全
(2)看護師の法的規定
(3)看護業務の変遷と安全管理
(4)看護行為における行政処分と再教育
【2 医療安全への取り組みと医療の質の評価】
<1>国の医療安全への取り組み
(1)国の医療安全への取り組みの経緯
(2)医療法における医療安全対策
(3)診療報酬における医療安全対策の評価
(4)医療安全についての国内外における研究
<2>看護職能団体の取り組み
(1)日本看護協会
(2)日本助産師会
<3>国および医療関係団体の示す医療事故の定義と分類
<4>医療事故の報告制度
(1)医療法における報告体制の整備
(2)医療事故情報収集等事業
(3)医療事故を報告する目的(院外と院内)
<5>医療の質の評価
(1)医療の質の評価とその必要性
(2)医療の質の評価への取り組み
【3 事故発生のメカニズムとリスクマネジメント】
<1>事故発生のメカニズム
(1)ヒューマンエラーとは
(2)人間特性
(3)エラーを誘発しやすい環境
<2>事故分析
(1)事故の構造
(2)事故分析に重要なこと
(3)具体的な分析手法の特徴
<3>事故対策
(1)リスク低減の考え方
(2)エラープルーフ
(3)リスクマネジメント
【4 患者・家族との協同と安全文化の醸成】
<1>患者・家族との協同
(1)医療安全と患者・家族との協同
(2)「重要な資源は患者である」というアプローチ
(3)患者・家族との協同のかたち
(4)米国における代表的な「患者・家族との協同」への取り組み
(5)期待される「意思を持った患者」の参加
(6)患者・家族との協同が目指すもの
<2>医療安全管理者―医療安全を担う新たな役割
(1)医療安全管理者
<3>全員参加の医療安全:安全文化の醸成
(1)安全文化
(2)TQM(Total Quality Management):総合的質管理
(3)TQMのキーワード
(4)トップダウンとボトムアップ
(5)QCサークル活動
(6)5S活動
(7)まとめ
【5 看護における医療事故と安全対策】
<1>看護業務と事故発生要因
(1)看護業務の特徴的な環境とリスク
(2)原因と結果分析の重要性
<2>医療事故の種類:その分析と対策
(1)誤 薬
・コラム 輸血
(2)患者取り違え (誤認)
(3)針刺し
(4)転倒転落
(5)誤 嚥
(6)異物遺残
(7)皮膚障害
(8)医療機器のトラブル
(9)チューブ類のトラブル
(10)電子カルテ等情報伝達時のトラブル
【6 在宅看護における医療事故と安全対策】
<1>在宅看護の現状
(1)在宅看護とは
(2)在宅看護をとりまく現状
<2>在宅看護における医療事故とその対応
(1)在宅看護における医療事故の特徴
(2)在宅看護における医療事故とその対応
(3)在宅看護における介護事故とその対応
(4)医療・介護以外での事故とその対応
(5)不慮の事故に遭遇した場合の対応
<3>在宅看護におけるリスク管理の現状と課題
(1)サービスの範囲の明確化と情報共有
(2)他職種との協働と今後の課題
【7 医療従事者の安全を脅かすリスクと対策】
<1>感染の危険を伴う病原体への曝露
(1)血液・体液を介する感染
(2)空気感染
(3)飛沫感染
(4)消化管感染
<2>感染に対する標準予防策と感染経路別予防策
(1)標準予防策(スタンダードプリコーション)とは
(2)標準予防策の内容と実際
(3)針刺し・切創による感染防護策
(4)感染経路別予防策
(5)使用済み器材の適切な廃棄処理
<3>医療機器の使用に関わるもの
(1)電離放射線の被曝
(2)殺菌用紫外線の被曝
(3)ラテックスアレルギー
<4>医療品への曝露
(1)抗がん薬の曝露
(2)各種消毒薬,有機溶剤への曝露
<5>労働形態,作業に伴うもの
(1)シフトワークに伴う生体リズムの乱れ
(2)腰 痛
<6>患者,同僚および第三者による暴力
(1)物理的暴力,精神的暴力
(2)暴言,セクシュアルハラスメント,モラルハラスメント
【8 医療事故後の対応】
<1>医療事故発生時の初期対応の考え方と方法
(1)事故発生時の対応の基本は日常にある
(2)初期対応の要点
<2>紛争化の防止対策
(1)医療コンフリクト・マネジメント
(2)ADRとメディエーション
(3)「本当のことを話して,謝りましょう」
<3>専門職としての個々人の備え:日本看護協会「看護職賠償責任保険制度」
(1)日本看護協会「看護職賠償責任保険制度」の概要
(2)運用の実際
<4>患者の安全確保と医療者の安心確保のために
【9 看護学生の実習と安全】
<1>実習における事故の法的責任と補償
(1)法的責任
(2)実習中の事故への補償
<2>実習中の事故予防および事故発生時の学生の対応
(1)無資格者である看護学生が行う看護技術の考え方
(2)実習に行く前に
(3)安全に実習を進めるために
(4)現場での対応に困ったら
<3>習得すべき看護技術のリスクと安全
(1)環境調整技術に伴うリスクと安全
(2)食事の援助技術に伴うリスクと安全
(3)排泄援助技術に伴うリスクと安全
(4)活動・休息援助技術に伴うリスクと安全
(5)清潔・衣生活援助技術に伴うリスクと安全
(6)呼吸循環を整える技術に伴うリスクと安全
(7)褥瘡管理技術に伴うリスクと安全
(8)与薬の技術に伴うリスクと安全
(9)救命救急処置技術に伴うリスクと安全
(10)症状・生体機能管理技術に伴うリスクと安全
(11)感染予防の技術に伴うリスクと安全
(12)安全管理の技術に伴うリスクと安全
(13)安楽確保の技術に伴うリスクと安全
<4>実習における安全についての指導者の役割:予防と事故発生時の対応
(1)実習中の事故予防
(2)事故発生時の対応
◆看護師国家試験出題基準(平成30 年版)対照表
◆索引