改訂2版 イラストでわかる PT・OT・STのための神経内科学

発行 : 2010年8月

サイズ : B5判 264頁

ISBN-10 : 4-8404-3313-5

ISBN-13 : 978-4-8404-3313-6

商品コード : 305060151

在庫 : 在庫あり(申込可)

書籍

改訂2版 イラストでわかる PT・OT・STのための神経内科学

発行 : 2010年8月

サイズ : B5判 264頁

ISBN-10 : 4-8404-3313-5

ISBN-13 : 978-4-8404-3313-6

商品コード : 305060151

在庫 : 在庫あり(申込可)

セラピストの教科書としてロングセラー

神経内科専門医が神経内科学をわかりやすく解説した必携テキストの改訂版。改訂にあたり、新たに「高次脳機能障害」の章を追加。イラストを豊富に掲載しており、疾患や神経支配のメカニズムなどがやさしく理解できる。復習用の小問題と国家試験模擬問題も収載し、国家試験対策にも最適な一冊。

著者

やみくま ひろし 画

神経内科専門医 安德 恭演 著

4,180 円(税込)

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目次

●序文

■第1章 総論

●第1節 神経内科とは?

・はじめに,神経内科とは?

・中枢神経と末梢神経

・神経組織発生の意味

・神経組織での情報の流れ

・神経内科疾患の基本症状

・神経内科疾患の分類

・神経内科診断学の特徴

・脳とは?

・脳の主な機能

・脳の左右差

・脳死について

・脳幹と脊髄

・神経学的検査で使う道具

・神経学的検査法の概略

●第2節 精神・高次脳機能検査

・精神機能

・高次脳機能

●第3節 脳神経とその検査法

・第1脳神経(嗅神経)

・第2脳神経(視神経)

・第3脳神経(動眼神経),第4脳神経(滑車神経),第6脳神経(外転神経)

・第5脳神経(三叉神経)

・第7脳神経(顔面神経)

・第8脳神経(内耳神経)

・第9脳神経(舌咽神経),第10脳神経(迷走神経)

・第11脳神経(副神経)

・第12脳神経(舌下神経)

●第4節 運動

・運動障害の種類

・運動障害のチェック項目

・姿勢・肢位の異常

・筋萎縮分布のいろいろ

・筋緊張の評価と異常

・筋力の評価

・四肢の運動失調の評価

・受動運動による徴候

・起立時の検査

・歩行

●第5節 感覚

・表在感覚

・深部感覚

・複合感覚

・末梢神経障害による感覚障害

・脊髄から出る神経根障害による感覚障害

・脊髄障害による感覚障害

・脳幹障害による感覚異常

・視床病変による感覚異常

・頭頂葉病変による感覚異常

・大脳病変による感覚異常

●第6節 反射

・反射の種類

・腱反射

・腱反射異常の意義

・表在反射

・病的反射

●第7節 神経内科領域の検査

・血液検査

・遺伝子検査

・髄液検査

・脳波

・筋電図・神経伝導速度

・誘発電位

・CT, MRI, MRA

・SPECT, PET

■第2章 多発性硬化症など

●多発性硬化症(MS)および類縁疾患

・多発性硬化症

・多発性硬化症の類縁疾患

■第3章 感染症

●感染症など

・髄膜炎

・脳炎

・プリオン病

・その他の感染症

■第4章 脳血管障害

●第1節 脳血管障害概論

・分類(NINDS:米国国立神経病脳卒中研究所,1990)

・無症候性脳血管障害

・一過性脳虚血発作(transient ischemic attacks, TIAs)

・脳卒中

・脳血管性認知症

・高血圧性脳症

・脳卒中診察のポイント

●第2節 脳血管障害各論

・一過性脳虚血発作(transient ischemic attacks, TIAs)

・脳出血

・くも膜下出血

・脳梗塞

・無症候性脳血管障害

・脳血管性認知症

●第3節 脳梗塞の治療

・超急性期の治療

・急性期の治療

・慢性期の治療

・脳卒中の長期予後と再発の実態

・脳卒中急性期のリハビリテーション

■第5章 脳・脊髄腫瘍

●脳・脊髄腫瘍など

・神経組織の腫瘍の分類

・頭蓋内にできる主な腫瘍

・脊髄腫瘍

■第6章 中毒

●中毒

・金属による中毒

・工業用薬品による中毒

・神経ガスによる中毒

・自然毒による中毒

・薬物による中毒

■第7章 外傷

●外傷など

・頭部外傷など

■第8章 変性疾患

●第1節 変性疾患(1)

・アルツハイマー型認知症(アルツハイマー病,AD:Alzheimer disease)

・レビー小体型認知症(びまん性レビー小体病,DLBD:diffuse Lewy body disease)

・前頭側頭型認知症(FTD:frontotemporal dementia)

・パーキンソン病(PD:Parkinson disease)

●第2節 変性疾患(2)

・進行性核上性麻痺(PSP:progressive supranuclear palsy)

・大脳皮質基底核変性症(CBD:corticobasal degeneration)

・ハンチントン病(HD:Huntington disease)

・本態性振戦(essential tremor)

・多系統萎縮症(MSA:multiple system atrophy)

●第3節 変性疾患(3)

・晩発性皮質小脳萎縮症(LCCA:late cortical cerebellar atrophy)

・遺伝性脊髄小脳変性症

・運動ニューロン疾患

■第9章 遺伝性代謝性疾患

●第1節 遺伝性代謝性疾患(1)

・先天性アミノ酸代謝異常

・ライソゾーム病

●第2節 遺伝性代謝性疾患(2)

・ペルオキシソーム病

・ミトコンドリア病

・その他の代謝異常

■第10章 後天性代謝性疾患

●第1節 後天性代謝性疾患の分類

・内分泌異常による神経障害

・糖尿病による神経障害

・アルコール・栄養障害による神経障害

●第2節 低酸素性脳症

・3つのメカニズム

・急性期の症状

・急性期を過ぎてからの症状

■第11章 機能性疾患

●機能性疾患など

・頭痛・神経痛など

・てんかん

・むずむず脚症候群(RLS:restless-legs syndrome)

■第12章 神経筋接合部疾患

●重症筋無力症と筋無力症候群

・重症筋無力症

・イートン・ランバート症候群

■第13章 骨格筋疾患

●第1節 筋ジストロフィーと先天性ミオパチー

・筋ジストロフィーの概念

・筋ジストロフィーの分類

・筋ジストロフィー各論

・先天性ミオパチーの概念

・先天性ミオパチーの病理学的所見からの分類

・先天性ミオパチーの症状

●第2節 炎症性筋疾患とその他のミオパチー

・炎症性筋疾患の分類

・炎症性筋疾患の症状

・炎症性筋疾患の検査所見

・炎症性筋疾患の治療

・その他のミオパチー

■第14章 末梢神経疾患

●ニューロパチー

・ニューロパチーの総論

・ニューロパチーの各論

■第15章 高次脳機能障害

●高次脳機能障害

・高次脳機能・高次脳機能障害とは?

・高次脳機能に必要なものは五感からの感覚情報

・感覚情報の2 つの経路

・大脳の一次感覚野は大脳皮質の入り口

・“What”の感覚情報の経路と高次脳機能障害

・前頭前野の機能と高次脳機能障害

・“Where”“How”の感覚情報の経路と高次脳機能障害

・頭頂葉による運動の制御と失行

・言語の回路

●国家試験対策用演習問題

●INDEX

●執筆者および執筆協力者紹介