認知症患者さんの病態別食支援
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発行 : 2018年7月

サイズ : B5判 152頁

ISBN-10 : 4-8404-6549-5

ISBN-13 : 978-4-8404-6549-6

商品コード : 302270790

在庫 : 在庫あり(申込可)

書籍

認知症患者さんの病態別食支援

安全に最期まで食べるための道標

キュア(訓練)からケア(支援)へ /食からみた四大認知症の特徴を詳しく解説/特徴に合わせた食支援をしましょう/「食べる」は最期まで残るコミュニケーションです

発行 : 2018年7月

サイズ : B5判 152頁

ISBN-10 : 4-8404-6549-5

ISBN-13 : 978-4-8404-6549-6

商品コード : 302270790

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認知症別の食支援で介助ストレスも減少

認知症をひとくくりにせず、4大認知症(アルツハイマー型、レビー小体型、血管性、前頭側頭型)の違いを理解することは本書で可能である。その特徴・ポイントがわかると、無理のない=認知症患者さんにとっても安全で美味しく、介護者にとっても楽でストレスがない食支援ができる。

著者

大阪大学大学院歯学研究科 准教授 野原 幹司 著

2,860 円(税込)

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目次

・序にかえて
【第1部 はじめに 施設や在宅の食の現状】
◆1 高齢者のケアの現場から
◆2 摂食嚥下リハビリテーション
◆3 在宅や施設の高齢者の嚥下の特徴
◆4 食からみた認知症
◆5 認知症を理解する
【第2部 認知症別食支援】
<第1章>アルツハイマー型認知症 ●「食べない」認知症
◆1 アルツハイマー型認知症の中核症状
◆2 アルツハイマー型認知症の周辺症状
◆3 アルツハイマー型認知症の食支援
◆4 アルツハイマー型認知症の経口摂取機能の推移
<第2章>レビー小体型認知症 ●「誤嚥する」認知症
◆1 レビー小体型認知症の中核的特徴
◆2 レビー小体型認知症の支持的特徴
◆3 レビー小体型認知症の食支援
◆4 レビー小体型認知症の経口摂取機能の推移
<第3章>血管性認知症 ●「多彩な症状を示す」認知症
◆1 血管性認知症の特徴
◆2 血管性認知症の分類
◆3 どのタイプの血管性認知症?~ケアのポイント
<第4章>前頭側頭型認知症 ●「ケアが難しい」認知症
◆1 前頭側頭型認知症の中核的特徴
◆2 前頭側頭型認知症の支持的特徴
◆3 前頭側頭型認知症の障害と食支援
◆4 前頭側頭型認知症の経口摂取機能の推移
【第3部 誤嚥と誤嚥性肺炎】
◆1 誤嚥と誤嚥性肺炎~正しく理解してケアに生かす
◆2 誤嚥性肺炎の予防~侵襲を減らすアプローチ
◆3 誤嚥性肺炎の予防~抵抗をあげるアプローチ
【第4部 食に関わる薬剤 ムセる,食べないのは薬のせい?】
◆1 嚥下機能に影響を与える薬剤
◆2 食行動や食欲に影響を与える薬剤
【第5部 終末期の対応】
◆1 認知症の終末期
◆2 終末期の食支援
◆3 認知症終末期における経口摂取の重要性
◆4 認知症終末期の誤嚥の考え方~ケアの視点から
◆5 さいごに~終末期の食支援
・索 引
・著者紹介

お客様の声

急性期病院のSTです。脳卒中患者に向けた嚥下訓練が書かれた書籍が多いものですが、この本は環境設定することで食べられるようになる具体的な方法が多く書いてあり、すぐに実践できるものが多かったです。ST向けの書き方はされていないため他職種にも読みやすいと思います。(医療スタッフ リハビリ)


これまで、認知症を一括りにしていたが、この本は、それぞれの対応方法の違いがあることを、分かりやすく解説してくれています。(医学 その他)


言語聴覚士として認知症の摂食嚥下障害者の方と関わっていますが、偏食や食事低下により、経口訓練に苦渋する例が多く、参考にと購入いたしました。味覚や環境調整、BTSDに対するアプローチ例が記載してあり、どれも参考になりそうなものばかりでした。早速、目の前の患者さんに試してみようと思います。(医療スタッフ リハビリ)


摂食障害が病態の観点から話されているところが良かった。(看護 その他)


勉強になりました。認知症は難しく、支援方法など学びにつながりました。(看護 その他)


とても分かりやすかったです。本の厚さも夜勤に持っていくのに重くなく、ありがたかったです。(看護 臨床看護一般)


わかりやすく、職場の勉強会にも利用したいと思います。(看護 脳神経)