実践! 高齢者のフィジカルアセスメント
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発行 : 2017年4月

サイズ : B5判 192頁

ISBN-10 : 4-8404-6142-2

ISBN-13 : 978-4-8404-6142-9

商品コード : 302270550

在庫 : 在庫あり(申込可)

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書籍

病院・在宅・訪問で使える オールカラー

手技と事例で学ぶ

実践! 高齢者のフィジカルアセスメント

老化を理解して、異常を見逃さない!

発行 : 2017年4月

サイズ : B5判 192頁

ISBN-10 : 4-8404-6142-2

ISBN-13 : 978-4-8404-6142-9

商品コード : 302270550

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高齢者の身体特徴・機能がよくわかる!

高齢者の身体機能の変化をわかりやすく解説。フィジカルアセスメントを行う際に、成人と異なる点やポイントをまとめた。また事例から、高齢者の訴えに加え、日常の様子や家族の話から何に注目し、どんな情報を集めてアセスメントすれば良いのか紹介する。

著者

青森県立保健大学健康科学部看護学科/健康科学研究科対人ケアマネジメント領域 教授 角濱 春美 著

青森県立保健大学 健康科学部看護学科/健康科学研究科保健・医療・福祉政策システム領域 特任教授 大西 基喜 医学監修

3,080 円(税込)

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目次

・はじめに
【1章 イラストで理解!高齢者の特徴(大西基喜)】
(1)11の器官の老化
◆1. 全身的変化
◆2. 皮膚
◆3. 脳神経系
◆4. 呼吸器系
◆5. 循環器系
◆6. 消化器系
◆7. 内分泌・代謝系
◆8. 腎臓・泌尿器系
◆9. 造血器・免疫系
◆10. 運動器系
◆11. 感覚器系
◆12. 顎口腔系
(2)3つの状態・機能
◆1. 精神状態
◆2. 知的機能
◆3. 運動機能
【2章 高齢者のアセスメントで気を付けたいポイント(角濱春美)】
(1)アセスメント技術のポイント
◆1. 問診
◆2. 視診
◆3. 触診
◆4. 打診
◆5. 聴診
◆6. フィジカルアセスメント結果の共有方法
◆7. 本人や家族への自己アセスメントの指導
(2)高齢者ならではの各系のフィジカルアセスメントのポイント
◆1. 全身的変化のアセスメント
◆2. 皮膚のアセスメント
◆3. 意識レベルのアセスメント
◆4. 呼吸器系のアセスメント
◆5. 循環器系(心臓・血管)のアセスメント
◆6. 消化器系のアセスメント
◆7. 腎泌尿器・尿のアセスメント
◆8. 造血器・免疫系のアセスメント
◆9. 運動器系のアセスメント
◆10. 感覚器系のアセスメント
◆11. 顎口腔系のアセスメント
◆12. 精神状態・知的機能のアセスメント
【3章 事例で学ぶ よくある症状・訴えから異常を見抜くフィジカルアセスメント(角濱春美)】
(1)急に暑くなった日、しきりに眠いと言っている
(2)認知症があり、「転んだけど大丈夫」と話す患者さん
(3)寝たきりの患者さんの体温が38.0℃あった
(4)SpO2が平常時より低く90%だが「苦しくない」と答える
(5)嘔吐した後、元気がなくなり息をするたびゼロゼロと音がする
(6)胃瘻の患者さんの家族から「元気になってきたので、もう食べられますか?」と相談された
(7)元気がなく「食欲がなくて、休み休みしか食べられない」と訴え、歩行すると息切れしている
(8)家族から「崩れ落ちるように倒れて、意識がなかったようだ」と報告があった
(9)食事を摂らず、大量に嘔吐した
(10)5日前からインフルエンザにかかり、ずっと排便がない
(11)普段は朝に排尿のある患者さんが、夜から朝まで排尿がない
(12)蓄尿バッグに「尿が出ていない」と、家族から報告を受けた
(13)「朝、起きたら左足だけが腫れていた」と言う患者さん
(14)糖尿病の患者さんから「靴擦れが良くならない」と相談された
(15)家族から、腹部に発疹があると相談された
(16)臀部が広範囲に赤くなっている
(17)家族から「ご飯を食べにくそうにしている」と報告があった
(18)家族から「ボケたかもしれない」と訴えがあった
(19)「何もする気が起こらない」と言う患者さん
・索引

お客様の声

高齢者のフィジカルアセスメントに着目した一冊で事例やポイントが書かれていてとてもためになりました。成人のフィジカルアセスメントの本は持っていましたが、高齢者では違うところも多いので購入してよかったです。(看護 臨床看護一般)


特養に勤めています。病院と違い医師が常駐していないため、病状を見極めたり受診するかどうかの判断が難しい場合もあります。 「これぐらいで来たの?」「なんでもっと早く来なかったの?」などと言われることも。また金銭面で余裕がない方などは、むやみに受診に行けば負担をかけてしまいます。この本は基本的なことから事例のアセスメントまでカラーで見やすく、本を開くことが億劫になりません。(看護 介護施設)


訪問看護で高齢者の利用者さんが多く、この本を手に取りました。加齢による変化を改めて図解などの工夫で分かりやすく確認できました。事例も臨床で活かせるものでした。忙しい日々の中でも勉強に取りかかりやすかったです!(看護 その他)


イラストも柔かいイメージでとても見やすいと思いました。施設での経験が長く、全体的な患者様の状態を網羅できる本を探していたのでとても助かりました。(看護 その他)


ヘルパーで利用者の様子を観察するときの参考になります。(介護福祉士)


有料老人ホームで看護師として勤務しています。臨床経験も少なく、高齢者との関わり方にも不安があったのですが、よくある事例を通して、看護師として何をアセスメントすればよいのかが、図解でも非常に分かりやすく書いてありました。今後の勤務でも活かせる内容でした。介護士さんとも共有していいケアに繋げられたらいいなと思っています。(看護 その他)


凄く見やすかったです。看護師新人でも、ベテランでもためになります。(看護 臨床看護一般)


高齢者の特徴を知ることで関わり方が変わり、信頼関係を築くことができ、治療や日頃のケアをスムーズに行うことができると思います。そのヒントをくれた一冊でした。(准看護師)


事例があって仕事をする上で、とても分かりやすくて良いです。また、カラーでとても見易いです。(看護 その他)


個人病院に勤務している看護師です。今まで搬送を伴う事例に遭遇したことがなかったですが、もしものときの症例が大変分かりやすく、今後の看護にいかせそうです。(看護 助産・産婦人科)


高齢者のアセスメントで気をつけたいポイント、よくある症状・訴えの事例が参考になりました。(看護教育 教員)


成人期と高齢期の違いを改めて学びなおすことができました。(看護 臨床看護一般)


訪問先ではいつも1人なので、判断に迷うことが多々ありますが、具体例が多く、大変役に立ちます。訪問看護ビギナーもベテランも必携の一冊です。(看護 臨床看護一般)


高齢者の看護は意思疎通が難しくて毎日悩んでいましたが、この書籍を毎日持ち歩き、少しづつ自信につなげたいです。もっと患者さんに寄り添って頑張りたいと思います。(看護 臨床看護一般)