発行 : 2016年10月
サイズ : A5判 256頁
ISBN-10 : 4-8404-5829-4
ISBN-13 : 978-4-8404-5829-0
商品コード : 302180200
在庫 : 在庫あり(申込可)
書籍
メディカのセミナー濃縮ライブシリーズ
Dr.服部とNs.神山のズバッと秘訣を伝授!!がん疼痛の治療とケア
メディカ出版の大人気セミナーのエッセンスを凝縮!がん疼痛コントロールの奥義が、話し言葉でスッと入ってくる!
発行 : 2016年10月
サイズ : A5判 256頁
ISBN-10 : 4-8404-5829-4
ISBN-13 : 978-4-8404-5829-0
商品コード : 302180200
在庫 : 在庫あり(申込可)
大人気セミナーを本でも楽しめる!
メディカ出版の大人気看護セミナー1日分のエッセンスを、話し言葉そのままに読みやすく再現! がんの痛みの治療法の基本からペインクリニック的疼痛治療までを、看護からの視点も絡めて紹介。
3,300 円(税込)
目次
【1時間目 がんの痛みを知る】
(1)緩和ケアとは
(2)そもそも痛みって何でしょう?
(3)がんはなぜ痛いのでしょうか?
(4)がんの痛みは画像で見える
(5)がんの痛み治療と一緒に考えるべきこと
【2時間目 鎮痛薬のここが知りたい! 其の一(アセトアミノフェン、NSAIDs、トラマドール)】
(1)がん疼痛治療薬の使い方と分け方
(2)アセトアミノフェン
(3)NSAIDs全般
(4)症例による治療の流れ
(5)トラマドール
(6)症例による治療の流れ(トラマドールを処方)
【3時間目 鎮痛薬のここが知りたい! 其の二(オピオイド〈医療用麻薬〉、神経障害性疼痛治療薬)】
(1)オピオイド(医療用麻薬)の使用、その前に! 知っておきたい基礎知識
(2)オピオイド(医療用麻薬)の種類
(3)オピオイド(医療用麻薬)の特徴と時間
(4)オピオイド(医療用麻薬)を使った治療の流れ
(5)[副作用への対応1] 吐き気
(6)[副作用への対応2] 便秘
(7)鎮痛補助薬
(8)知っておきたいオピオイド注射薬の使用方法
(9)PCAポンプ(患者自身が調節する鎮痛方法)
(10)症例で学ぶ PCAポンプの使い方
【4時間目 投与時の注意とコツ】
(1)オピオイド(医療用麻薬)開始時のコツ
(2)オピオイド(医療用麻薬)を効果的に使いこなす!
(3)疼痛ケア成功のコツ
(4)看護師だからこそできること
(5)痛みを聞き出す・評価する
(6)患者・家族を指導する
【5時間目 神経ブロックのここが知りたい!】
(1)疼痛治療科としてのがん疼痛治療最前線
(2)[症例1] 硬膜外カテーテルで痛みの悪循環から脱却!
(3)[症例2] 神経ブロックの実際
(4)[症例3] インターベンション治療の紹介
(5)[症例4] 子宮頸がんの痛みのあまり、「眠ること」を希望する患者
(6)[症例5]「動けること」の意味
(7)[症例6] 激しい痛みへの緊急対応
(8)[症例7] ぎりぎりまで痛みの治療をした例
(9)[余 談] 実は看護師のメンタルも守るPCAポンプ
(10)[まとめ] そこにベネフィットがある限り、痛みの除去に挑み続ける
【6時間目 質疑応答】
◆Q1 … レスキューを一定回数使用してベースアップすることは、オーバードーズになってしまいますか?
◆Q2 … 痛みが強くレスキューも効果が少ないものの、入退院を繰り返す患者さん。退院時に看護師が指導できることはありますか?
◆Q3 … フェンタニル持続静注は今後、広く使われていきますか?
◆Q4 … ゾメタ(R)の使用について詳しく教えてください。
◆Q5 … 服部先生の施設ではオピオイドの自己管理を行っていますか? 行っているのであれば、どのように行っていますか?
◆Q6 … 研修などで学んだことを、職場のメンバーにうまく伝えられずに悩んでいます。何かいい方法はありますか?
◆Q7 … 患者のトータルペインを評価するための共通のシートはありますか?
◆Q8 … ベースの薬を、予定時刻より前倒しで投与したら、次の予定時刻の前に効果が切れてしまいますが……、それでもいいのですか? また、そのような判断を看護師がしてもいいのですか?
◆Q9 … 腹水で苦しんでいる患者さんに対する効果的な鎮痛薬はありますか?
◆Q10 … 膀胱がんの患者さんが、腎不全による苦痛に苦しんでいます。何か苦痛を緩和できる方法はありますか?
◆Q11 … アセリオ(R)の投与量の指標は体重だけですか?
◆Q12 … 私の施設では、終末期になってもフェントス(R)テープを使っていることが多いです。早期にモルヒネの注射薬に切り替えるべきではないでしょうか?
【Kouyama's Column】
・痛みの定義を日常感覚で考えてみる!
・痛みの種類と特徴を理解しよう!
・アロディニアって何?
・がん看護の基本! トータルペインを理解しよう
・デルマトームで神経の損傷箇所を推測!
・なぜ、看護師が痛みの知識を習得する必要があるの?
・アセトアミノフェンとNSAIDsの違いは抗炎症作用があるかどうか
・麻薬を拒否する患者さんへの対応
・痛みへの対応 薬の時間は絶対に厳守!?
・吐き気をもよおすモルヒネ使用量は?
・便秘対策とおむつの話
・索 引
・おわりに
・著者紹介
お客様の声
ホスピス病棟で勤務して一年半になる看護師です。日々の疑問点の答えがこの本を読むことで解決できそうな気がしています。読みやすく何度も何度も読み深めたいです!(看護 その他)
緩和病棟に異動した私にとって、基本的なことがわかりやすく載っていました。買って良かったと思います(看護 その他)
講義を受けているような書き方なので、とても読みやすかったです。また、薬の薬効時間など具体的でわかりやすかったです。医師の視点と看護師の視点が学べるので実践的な知識となりました。患者の訴えに対しての鎮痛薬の処方はわかりやすかったです。(看護 助産・産婦人科)
図が多く、字が大きいので読みやすい。(看護 その他)