書籍
観察とアセスメントは解剖生理が9割
ICUナースのための解剖生理
発行 : 2022年7月
サイズ : B5判 152頁
ISBN-10 : 4-8404-7874-0
ISBN-13 : 978-4-8404-7874-8
商品コード : 302170240
在庫 : 在庫あり(申込可)
正誤表解剖生理から理解すれば難しくない!
ICUナースにとって「あれ? おかしいな」とちょっとした変化に気づけることは患者さんを守るうえでとても大切なこと。この気づきに必要な知識の背景として、解剖生理の理解がある。そこで解剖生理の知識をICU看護に結び付けることに特化した1冊として、第一線のエキスパートが観察・アセスメントのポイントを含めて解説!
2,860 円(税込)
解剖がわかれば異常に気付ける、リスクがわかる!
ICUナースの必須知識に絞って解説!
①解剖生理が理解できる
②知識をICU看護に結び付けられる
③観察・アセスメントのポイントと紐づけられる
業務のなかでちょっと悩んだら、ちょっと興味が出るポイントがあったら、ちょっとレベルアップしてみたかったら、そんなあなたへのヒントが詰まった一冊!
目次
・執筆者一覧
【1章 解剖がわかれば異常に気づける!臓器別の解剖生理】
■1 呼吸器
1)解剖のキホン
2)呼吸が代償されている状態とは(呼吸補助筋・頻呼吸)
3)ICUナースに必要な気道管理
4)ICUナースに必要な肺の知識
5)急激な呼吸不全はなぜ起こるのか
解剖生理で語りきれない1割のハナシ:PICS(集中治療後症候群:postintensivecaresyndrome)
6)不動・廃用
■2 循環器
1)心臓の配置と役割
2)弁の機能と障害による変化
3)体循環・肺循環と心不全
4)心房・心室:前負荷と後負荷
5)収縮と拡張、血圧
6)刺激伝導系
7)冠動脈
8)静脈・動脈
9)不動・廃用
■3 消化器
1)各臓器の配置と血流
2)食道~胃・十二指腸
3)小腸~大腸・肛門
4)胆囊・膵臓・脾臓
5)肝臓
■4 腎・泌尿器
1)腎臓・泌尿器
■5 脳神経
1)脳の解剖の基本(配置とおもな役割)
2)脳動脈・栄養血管
3)瞳孔変化・眼球運動(仕組み・評価)
4)脳脊髄液とドレーン管理
5)頭蓋内圧亢進(仕組みと症状)
6)不動・廃用
【2章 解剖がわかればリスクがわかる!ICUで大事な薬剤と生理】
■1 鎮静薬
1)鎮静薬
■2 鎮痛薬
1)鎮痛薬
■3 循環器系薬剤
1)ICUにおける循環器系薬剤の必要性
2)昇圧薬
3)血管拡張薬
4)抗不整脈薬
5)抗凝固薬
【3章 見落とし厳禁!主疾患だけで解決しない解剖生理】
■1 循環動態×呼吸管理
1)有効な体位変換
■2 呼吸×腎臓
1)血液ガスからみる酸塩基平衡の所見
■3 血圧管理×体液管理
1)矛盾するベストな管理
・索引
お客様の声
知りたい情報がまとまっていました。HCU業務や後輩指導にに活かせそうです。(看護 呼吸器)
本のタイトルに惹かれて購入しました。呼吸、循環から始まり全身の解剖生理が書かれており、学生の頃とは違った臨床に役立つ内容だと感じました。(看護 呼吸器)
基本的な解剖生理学が網羅されており、簡潔にまとめられている。1冊持っていると、安心する本だと思います。(教員)
図解もあり、分かりやすく解説されていました。ICU勤務なのですが、解剖生理は切っても切れない分野なのでしっかりと復習することができました。(看護 ICU)
様々な根拠が記載されていたため、理解しやすかった。(看護 循環器(心臓血管))
気をつけるべき点は知っていても症状と発生機序がうまく結びついていなかったので、この本で理解が深まり後輩にも教えやすくなると思う。(医療・介護スタッフ)
解剖生理と共にどこに注目して観察すればよいかが簡潔にまとめられていて分かりやすかった。実際の現場ですぐ活用出来ることを学べるので買って良かったです。何から学べばいいか分からない新人の方にすすめたい1冊だと思います。(看護 循環器(心臓血管))
カラーで見やすく、理解しやすかったです。(看護 看護管理、がん(化学療法・放射線治療・緩和ケア))