すぐにわかる!使える! 自己導尿指導BOOK

発行 : 2012年4月

サイズ : B5判 216頁

ISBN-10 : 4-8404-4020-4

ISBN-13 : 978-4-8404-4020-2

商品コード : 302070101

在庫 : 在庫あり(申込可)

書籍

子どもから高齢者までの生活を守るCICをめざして

すぐにわかる!使える! 自己導尿指導BOOK

発行 : 2012年4月

サイズ : B5判 216頁

ISBN-10 : 4-8404-4020-4

ISBN-13 : 978-4-8404-4020-2

商品コード : 302070101

在庫 : 在庫あり(申込可)

疾患・状況別に具体的な対応や工夫も紹介

清潔間欠導尿(CIC)の基礎知識に始まり、アセスメント、指導方法、継続管理、トラブル対処方法などをくわしく解説し、患者のQOLを高めるCICが指導できることを目指す。疾患・状況別に具体的な対応や工夫も紹介する。指導用チェックシート、説明用パンフレット収載。

著者

首都大学東京健康福祉学部看護学科准教授 田中 純子 編著

神奈川県立こども医療センター小児看護専門看護師 萩原 綾子 編著

3,520 円(税込)

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目次

・推薦のことば
・はじめに
・編集・執筆者一覧
・本書のポイント
・ツールのダウンロード方法
■(1) CICの基礎知識
●1 排尿に関する基礎知識
●2 CICに関する基礎知識
●コラム 文献レビュー:CICに関する研究の動向
■(2) CICの方法
●1 CICのアセスメント
●2 CICの指導方法
●3 CICの継続管理
●4 CICにおける感染管理
●5 CIC用具一覧
・ツール CIC説明用パンフレット(子ども用・成人用)
・ツール 指導用チェックシート
■(3) 排尿障害と発達課題
●1 小児
●2 成人
■(4) 疾患・状況別のCIC
●1 二分脊椎の子ども
・Lecture CICの回数と考え方
・Q1 何歳から子どもが自分でCICを実施できる?
・Q2 CICの指導がうまくいくコツは?
・Q3 就学支援にあたってのプロセスは?
・Q4 子どもが外出先でCICをするコツは?
・Q5 キャンプなどの宿泊教室はどうする?
●2 下部尿路再建術後の子ども
・Lecture 下部尿路再建術の適応
・Q1 CICの方法は?
・Q2 子どもへのセルフケア指導のコツは?
・Q3 日常生活の注意点は?
●3 脊髄損傷の患者さん
・Lecture 脊髄損傷と排尿障害
・Lecture 脊髄損傷患者の排尿管理
・Q1 受傷後,どのくらいでCICを開始する?
・Q2 CICに必要な身体機能は何?
・Q3 注意しなければならないことは?
・Q4 車いすに座ったままCICをするには?
・Q5 手指に麻痺がある場合の工夫は?
・Q6 尿失禁がある場合の工夫は?
●4 子宮全摘術後・ストーマ造設術後の患者さん
・Lecture 骨盤内臓器術後の排尿障害
・Q1 術後どのくらいでCICを開始できる?
・Q2 自分で排尿できず,不安を感じている患者さんに,どう声をかける?
・Q3 自分で排尿できる人もCICをしたほうがよい?
●5 糖尿病の患者さん
・Lecture 糖尿病による下部尿路機能障害
・Q1 尿意がまったくない場合,CICのプログラムはどうする?
・Q2 糖尿病による視力障害がある場合,尿道口を見ないで導尿するには?
・Q3 糖尿病による視力障害がある場合,物品はどうすればよい?
・Q4 糖尿病による視力障害がある場合,導尿が終わったことをどう確認する?
●6 神経難病の患者さん
・Lecture 神経難病の排尿障害
・Q1 急性期から慢性期の排尿管理の流れは?
・Q2 神経難病の患者さんにおけるCICの注意点は?
・Q3 神経難病でのCICの費用負担はどうなっている?
●7 前立腺肥大症の患者さん
・Lecture 前立腺肥大症と排尿障害
・Q1 尿が出なくなったときだけ行う場合の指導のポイントは?
・Q2 前立腺が大きくて膀胱内への突出が顕著な場合には,どのようなカテーテルが必要?
・Q3 出血時はどうする?
・Q4 挿入しやすいカテーテルは?
●8 膀胱がんによる代用膀胱造設後の患者さん
・Lecture 代用膀胱(臍部からの自己導尿型)の手術方法と管理のポイント
・Q1 臍部からのCICの方法は?
・Q2 代用膀胱患者の尿性の特徴は?
・Q3 禁制型代用膀胱では,膀胱洗浄は必要?
・Q4 自排尿型代用膀胱でもCICをすることはある?
●9 透析患者さん
・Lecture 透析患者さんのCIC
・Q1 透析患者さんの導尿回数はどのように決める?
・Q2 CICにともなう尿路感染を予防するための注意点は?
・Q3 CIC以外の排尿管理方法には,どのようなものがある?
●10 薬剤性排尿障害の患者さん
・Lecture 薬剤性排尿障害とは
・Q1 向精神薬を服用している患者さんへのCIC指導のポイントは?
・Q2 他科の医師や看護師との連携は,なぜ必要?
●11 高齢期の患者さん
・Q1 CICが適応となる認知症患者さんの排尿管理方法はどう選択する?
・Q2 認知症患者さんのCIC指導の目標と方針は?
・Q3 認知症患者さんのCIC導入でQOLを向上させるポイントは?
・Q4 尿道カテーテル抜去後,尿閉をきたした患者さんにはどう対応する?
・Q5 ADLの低下した高齢患者さんにはどう対応する?
・Q6 尿道カテーテルを抜いてしまう人にはどう対応する?
●12 終末期の患者さん
・Q1 終末期に尿閉を起こすのはなぜ?
・Q2 終末期の排尿管理方法の選択と目的は?
・Q3 苦痛緩和とQOL向上のためのCIC指導とは?
・索引
・編著者紹介