書籍
やさしい呼吸入門書
ねころんで読める呼吸のすべて
ナース・研修医のためのやさしい呼吸器診療とケア
発行 : 2015年7月
サイズ : A5判 172頁
ISBN-10 : 4-8404-5432-9
ISBN-13 : 978-4-8404-5432-2
商品コード : 302010400
在庫 : 在庫あり(申込可)
正誤表100分で読める身につく呼吸のキホン
「体位ドレナージに根拠はあるの?」。看護ケアの素朴なギモンから、「世界一簡単な胸腔ドレーンの原理」といった研修医必見の知識まで、日常のケア・診療で明日から使える目からウロコのエッセンスが満載! 楽しい4コマ漫画つきで、100分でパッと読めて日々の業務ですぐに「違いを出せる」一冊。
2,200 円(税込)
目次
◆1. うがいのエビデンス ~水道水でいいのだ~
◆2. 体位ドレナージは有効? ~痰を転がすテクニック~
◆3. タッピング、スクイージングは有効? ~叩く!しぼる!~
◆4. SpO2 90%神話 ~サンキュッパがお得に感じる理由~
◆5. 医療従事者を騙すSpO2 ~嘘つきパルスオキシメーター~
◆6. SpO2はどこでも測定可能? ~耳でも鼻でも測れる~
◆7. SpO2が低くないのに呼吸困難感が強いワケ ~身体は頑張り屋さん~
◆8. 知っておきたい口腔ケアのエビデンス ~4つの目的~
◆9. 喀痰吸引のエビデンス ~どう吸うのか?~
【2章:症状編】
◆1. 最も効果のある鎮咳薬 ~早く咳を止めたい~
◆2. 去痰薬の種類が多すぎる ~医者泣かせの薬剤~
◆3. 呼吸困難感に対するモルヒネ ~モルヒネはこわくない~
◆4. 呼吸困難感のスケールは何が主流? ~ヒュー・ジョーンズ分類は時代遅れ?~
【3章:診察編】
◆1. 呼吸数、どうやって数える? ~数より重要なこと~
◆2. 聴診用語はウィーズとクラックルだけ! ~シンプルイズベスト~
◆3. 必見! 世界一わかりやすい胸部レントゲン写真のポイント ~正常写真は2つだけ!~
◆4. 胸部レントゲン写真の被曝 ~被曝はコワイ?~
◆5. 胸部レントゲン写真で見えない呼吸器疾患 ~主に2種類~
◆6. 呼吸機能検査で覚えるべき数字 ~「70%」~
【4章:疾患編】
◆1. いまさら聞けない呼吸器疾患 ~気管支喘息とCOPDの違い~
◆2. 明解! 吸入薬の使い方 ~患者さんの指導にそのまま使えるイラスト付き!~
◆3. そもそも間質性肺炎とは? ~わかりにくい呼吸器疾患第1位~
◆4. 気管支拡張症 ~ウィンダミア夫人症候群~
◆5. 最も出合いたくない呼吸器疾患 ~間質性肺炎の急性増悪~
【5章:治療編】
◆1. なぜCO2ナルコーシスに酸素を投与すると危ないのか? ~COPDの患者さんへの酸素投与~
◆2. 世界一簡単な胸腔ドレーンの原理 ~水封だけ覚えろ!~
◆3. 胸腔ドレーン管理のウソホント ~安静、呼吸性変動・エアリーク~
◆4. 胸膜癒着術 ~胸膜をくっつけろ~
◆5. 患者さんが突然喀血した! ~まずあわてないこと~
◆6. 死前期の大量酸素投与って必要ですか? ~おごそかな最期~
◆7. 今さら聞けない酸素療法のいろは ~何リットルから開始?~
◆8. ハイフローセラピーや非侵襲性陽圧換気(NPPV)はいつ使う? ~挿管の前に~
◆9. 酸素療法・人工呼吸器の目的 ~なぜ酸素を吸うのか~
◆10. 呼吸器科の究極の命題 ~DNARをとるなんて言わないで~
【コラム】
(1)「ガーグルベース」か「ガーグルベースン」か?
(2)別に知っておきたくないトリビア医学用語
(3)義歯の口腔ケア
(4)咳にハチミツが効く?
(5)在宅酸素療法中に喫煙すると……
(6)すべての患者さんに聴診器をあてるべきか
(7)患者さんに気管支喘息を理解してもらう方法
(8)胸腔穿刺と胸腔ドレナージって違うの?
(9)アニメや漫画で出てくる血を吐くシーンは喀血か吐血か
(10)酸素にも弊害がある
お客様の声
学生の時に欲しかったのですが、見た目の雰囲気よりお値段が高くて買えずにいました。就職してやっと買い、学生の時に無理してでも買って読んでいたらよかった!と後悔してます。でも、これからでも役立つと思いました。わかりやすいです。(看護 臨床看護一般)
後輩指導の一助となる事を期待して購入しました。今まで、なんとなく理解していた事が大変分かりやすく記載されており、期待通りかそれ以上の内容で満足でした。ありがとうございました。(医学 その他)
分かりやすい言葉で、丁寧に説明されていてよい。特に病棟編ではSpO2についての説明が詳しく、改めて勉強しなおせました。(医療スタッフ 介護)
ねころんで読めます!4コマから解説が始まったり、小話があったり、またその小話が面白い!個人的に紙の質感が好きで読みやすかったです!文章も面白くて読みやすい文章でした。教科書では学ばない、臨床で働くナースが知りたい情報がいっぱいですごく参考になりました。普段疑問に思っているけど、聞けないようなことも知ることができてスッキリです!気軽に読めて知識を増やせる、そんな本です!このシリーズ全部読みたくなりました(笑)(看護 リハビリ)
本当に寝転んで読みましたが、分かりやすく今まで曖昧だったところが明確になりました。(医療スタッフ リハビリ)
呼吸器専門の病院に勤めています。4月から約2年の育児休暇を終えて復帰することとなりました。もう一度初めからちゃんと勉強しようと思うものの教科書は読みにくく迷っていたところにこの本と出会いました。写真やユーモアなマンガもあり、重要なポイントも盛り込んでくれていて楽しく読めました。読み返して少しでも自信を持って復帰できるよう頑張ります。(看護 呼吸器)
在宅のチーム医療の一員として働かせて頂いています。この「ねころんで読める」シリーズは分かりやすく、殆どを読ませてもらってます。今後のシリーズ展開に期待しています。(医療スタッフ 薬学)
私は今年、呼吸理学療法士の資格を取得しようと勉強しています。書店で気になった本が「ねころんで読める呼吸のすべて」の本だったので購入しました。文章や4コマ漫画で楽しみながら読むことができました。1つ1つのテーマも簡潔にまとめてあり飽きがこず読みやすかったです。テーマごとの最期にあるポイントも復習となってよかったです。私が呼吸器内科で働いていた時は間質性肺炎=ステロイドでしたが、現在の治療は違うことも勉強になりました。(看護 臨床看護一般)
新人看護師として今年度から働き始め、呼吸器内科病棟に配属されました。配属されてから9ヶ月経ちましたが、呼吸器の勉強はとても難しく、分からないことばかりです。休みの日まで勉強するなんて嫌だなーと思いつつ、この本なら楽しく読めそうだと思い、購入しました。勉強が苦手な私でも退屈せず読めるのは素晴らしいです。また、楽しく知識が身についています。こんな勉強がしたくなる本にもっと早く出会いたかったです。(看護 がん看護)
新人看護師の私でもとてもわかりやすく読むことができ、こんな簡単なことも分からないの?と言われるのが怖く先輩に聞くことが出来なかったことまで理解することができ、楽しく読めました。(看護 呼吸器)
身近なドラマや雑学を交えた説明で読みやすく、寝転びながらも内容に引き込まれていく感じでとても勉強になる1冊です。(看護 その他)
説明がわかりやすい。吸入薬の使い方はなかなか本で見れることがないので、とても勉強になりました。(看護 リハビリ)
文字通りねころんで読める位に分かりやすくかみ砕いて呼吸について書いてあります。看護師や若手医療従事者にはとてもいい内容だと思います。購入して良かったです。(看護 臨床看護一般)
漫画や図がありわかりやすい。あとは、ポイントがまとめてあり注目して読めていいです。(看護 整形外科)
臨床経験はある程度あるが、新たな発見があった。また、後輩たちにも教えるための良いヒントになった。(看護 臨床看護一般)
喀痰吸引の参考になった。(看護 新生児・小児)
その名の通り、ねころんで読めるくらい気軽に読める本でした。猫のイラストがなんともかわいく、4コマ漫画も面白く、リラックスして読めました。また、こちらに話しかけるような文章で、内容が頭に入りやすかったです。(看護 臨床看護一般)
とても読みやすく、読みながら頭にスルスル入ってきました。イラストも可愛くてやる気が出ました!吸入についても再度学習できてとても読み応えがありました。呼吸のすべての続編も購入しようと思います。(看護 呼吸器)
ねころんで読める、というネーミングで、初めは疑心暗鬼でしたが、呼吸器内科初心者の私には読んで大満足の内容でした。ちなみに私はねころんではおりませんが。続編も読みたいと思います。(看護 臨床看護一般)
やや初心者向けの内容ですが、ある程度の解剖生理を理解していた方がより分かりやすいと思います。本書に載っていたことがそのまま授業に出ていたのでいい予習になりました。かわいいイラストとマンガでより頭に入りやすいと思いました。(看護 その他)
一気に読めました。誰でも垣根なく読めますよ。(看護 脳神経)
呼吸器の理解が深まり呼吸器疾患への興味が深まりました。内科に異動になったばかりで、とても助かっています。(看護 臨床看護一般)
呼吸器科ではないので内容を理解出来るか心配でしたが…初心者のわたしでもすごくみやすいものでした。これであれば頑張って読もうという気になれるそんな本でした。シリーズものではあるので他も買ってみようかと思います。(看護 整形外科)
呼吸器外科の病棟へ転属となったため、分かりやすい呼吸の本を探していて辿り着きました。症状から疾患、治療など幅広く載っており、今後も活用出来そうで買ってよかったです。(看護 臨床看護一般)