栄養に係るカテーテル管理(中心静脈カテーテル管理)関連
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発行 : 2018年10月

サイズ : B5判 96頁

ISBN-10 : 4-8404-6560-6

ISBN-13 : 978-4-8404-6560-1

商品コード : 301020500

在庫 : 在庫なし(申込不可)

書籍

看護師特定行為区分別科目研修テキスト

栄養に係るカテーテル管理(中心静脈カテーテル管理)関連

発行 : 2018年10月

サイズ : B5判 96頁

ISBN-10 : 4-8404-6560-6

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看護師特定行為研修、区分別科目の教科書

一定の診療の補助(特定行為)を実施できる看護師養成を目的に、平成27年からスタートした「看護師の特定行為研修制度」の区分別科目のテキスト。
  本巻は中心静脈カテーテルを要する主要疾患の病態生理やフィジカルアセスメント、 そして抜去の適応と禁忌、伴うリスク、方法と手技などを学ぶ。

著者

一般社団法人地域医療機能推進学会(JCHS) 制作

独立行政法人地域医療機能推進機構(JCHO) 監修

2,640 円(税込)

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目次

・巻頭言
・編者・執筆者一覧
【1 章 共通して学ぶべき事項】
〔1〕中心静脈カテーテルに関する局所解剖
◆中心静脈にカテーテルを留置する目的
◆カテーテル挿入経路の解剖
(1) 鎖骨下穿刺経路
(2) 鎖骨上穿刺経路(経鎖骨上鎖骨下内頚静脈合流部穿刺)
(3) 内頚静脈穿刺経路
(4) 外頚静脈穿刺経路
(5) 橈側皮静脈穿刺経路
(6) 尺側皮静脈穿刺経路
(7) 大腿静脈穿刺経路
〔2〕中心静脈カテーテルを要する主要疾患の病態生理
◆中心静脈カテーテル適応の原則
◆中心静脈カテーテルによる静脈栄養を要する疾患と病態生理
(1) 周術期および重症患者の病態生理と栄養療法
 (1)術後患者の病態生理と栄養療法
 (2)重症病態患者の病態生理と栄養療法
(2) 腸閉塞(イレウス)の病態生理と栄養療法
 (1)機械的イレウスと機能的イレウス
 (2)術後腸管癒着によるイレウス
(3) 消化管縫合不全および消化管瘻の病態生理と栄養療法
 (1)消化管縫合不全
 (2)消化管瘻
(4) 短腸症候群の病態生理と栄養療法
 (1)短腸症候群の病態生理
 (2)小腸大量切除後の臨床経過分類
(5) 重症急性膵炎の病態生理と治療、栄養療法
 (1)画像所見に基づく病態生理による分類
 (2)急性膵炎の重症度判定
 (3)急性膵炎の予後
 (4)重症急性膵炎の治療
(6) 炎症性腸疾患の病態生理と治療、栄養療法
 (1)クローン病
 (2)潰瘍性大腸炎
〔3〕中心静脈カテーテルの目的
◆中心静脈カテーテル挿入の目的
(1) 五大栄養素を経静脈的に供給する中心静脈栄養
(2) 中心静脈カテーテルの分類
 (1)末梢挿入型中心静脈カテーテルと中枢挿入型中心静脈カテーテル
 (2)中心静脈カテーテルの材質と留置期間
 (3)シングルルーメンカテーテル、マルチルーメンカテーテル
(3) 中心静脈カテーテルの臨床的な選択
 (1)短期間(3カ月以内)の栄養管理を目的として行う場合
 (2)長期間(3カ月以上)の留置が予想される場合
 (3)周術期管理(栄養管理を含む)
 (4)化学療法施行例
 (5)末梢挿入型中心静脈カテーテル(PICC)
〔4〕中心静脈カテーテルの適応と禁忌
◆中心静脈栄養と末梢静脈栄養の適応
(1) 中心静脈栄養と末梢静脈栄養の選択
(2) 各種栄養ガイドラインでの栄養管理法の選択
(3) 中心静脈カテーテル挿入部位の決定
(4) ルーメン数による感染リスクの違い
◆中心静脈栄養と末梢静脈栄養の禁忌
(1) 中心静脈栄養が禁忌である病態・疾患
(2) カテーテル挿入による合併症
(3) 生体防御能からみた静脈栄養と経腸栄養
(4) CVC 挿入における危険因子
 (1)中等度のリスク増大
 (2)軽度のリスク増大
〔5〕中心静脈カテーテルに伴うリスク(有害事象とその対策等)
◆中心静脈カテーテル挿入時における合併症
(1) ランドマーク法とエコーガイド下静脈穿刺法
(2) 中心静脈カテーテル挿入時における合併症
 (1)気胸
 (2)随伴動脈穿刺
 (3)空気塞栓
 (4)不整脈
 (5)血管壁穿孔
◆中心静脈カテーテル管理中における合併症
(1) カテーテル先端位置異常
(2) カテーテル遺残
(3) 局所的カテーテル感染とカテーテル関連血流感染症
 (1)局所的カテーテル感染
 (2)カテーテル関連血流感染症(CRBSI)
◆中心静脈栄養に伴う代謝性合併症
(1) 高血糖および低血糖
(2) 水分バランスおよび電解質異常
(3) 酸塩基平衡異常
(4) 肝機能障害
(5) 必須脂肪酸欠乏症
(6) 糖質過剰投与に伴う高炭酸ガス血症
(7) 高窒素血症
(8) 骨代謝異常
(9) 再栄養補給時症候群(refeeding syndrome)
〔6〕中心静脈カテーテルを要する主要疾患のフィジカルアセスメント
◆中心静脈カテーテルを要する主要疾患と病態
(1) 気胸のフィジカルアセスメント
(2) 随伴動脈穿刺のフィジカルアセスメント
(3) 空気塞栓のフィジカルアセスメント
(4) カテーテル先端位置異常のフィジカルアセスメント
(5) 輸液ライン管理のフィジカルアセスメント
(6) カテーテル遺残(カテーテル塞栓)のフィジカルアセスメント
(7) 局所的カテーテル感染のフィジカルアセスメント
(8) カテーテル関連血流感染症(CRBSI)のフィジカルアセスメント
■演習事例…中心静脈カテーテルの適応
【2 章 特定行為ごと学ぶべき事項 中心静脈カテーテルの抜去】
〔1〕中心静脈カテーテルの抜去の適応と禁忌
◆中心静脈カテーテルの抜去の適応と禁忌の考え方
(1) 目的を達した後の不要なカテーテルは抜去する
(2) 定期的なカテーテル入れ替えについて
(3) 無菌的挿入操作が不可能であった場合
(4) CRBSI などの感染による抜去
(5) 長期留置用カテーテル使用における抗菌薬ロック療法
(6) 真菌によるカテーテル関連血流感染症
〔2〕中心静脈カテーテルの抜去に伴うリスク(有害事象とその対策等)
◆中心静脈カテーテル抜去時のリスクと対策
(1) カテーテル離断リスクとその対策
(2) 輸液の中断に伴う反応性の低血糖への対策
(3) CRBSI による真菌性眼内炎への対策
(4) カテーテル抜去後の空気塞栓
〔3〕中心静脈カテーテルの抜去の方法と手技
◆中心静脈カテーテルの抜去
(1) 空気塞栓を予防する
(2) カテーテル抜去の手技と手順
(3) 縫合結紮閉鎖の手順
・資料編 特定行為に係る看護師の研修制度の概要
【用語解説】
・CVC
・TPN
・PICC
・ESPEN
・SCCM
・ASPEN
・BMI
・CRBSI
・SBS
・PF
・ED
・HPN
・画像下治療
・トレンデレンブルグ体位
・NPC / N 比
・CABSI