患者の「生きる」を支える意思決定支援

その選択に、寄り添う力を。看護師のための意思決定支援入門。

医療現場では、患者が人生の大きな選択を迫られる場面が少なくありません。そんなとき、看護師が果たす「意思決定支援」の役割はますます重要になっています。
本セミナーでは、「意思決定とは何か」という基本から、患者の判断能力の評価、インフォームド・コンセントの正しい理解、shared decision making（意思決定の共有）など、実践に必要な知識と姿勢を学びます。患者の意思を“点”ではなく“線”で捉える視点や、Jonsenらの臨床倫理の4分割法を用いた「患者にとっての最善」の考え方も取り上げます。
また、看護師が果たすべき3つの役割（アドボケーター、意思決定の促進者、コミュニケーションの橋渡し）についても具体的に解説。ACP（アドバンス・ケア・プランニング）が「やったほうがいいこと」から「必ずやるべきこと」へと変化する今、日常の関わりの中で患者の価値観や思いを理解することの大切さを再確認できる内容です。

＜商品内容・視聴について＞
収録時間：約40分
スライド資料：18ページ
動画視聴・資料ダウンロード期間：「セミナー受講証」メール受信日より30日間
※お申し込みのご本人様に限ります

＜プログラム＞
この講義で学べること
意思決定支援とは
意思決定支援に必要な知識①
意思決定支援に必要な知識②
意思決定支援における看護師の役割
本人にとっての最善とは
これからの意思決定支援

「意思決定」は私たちが常に行っているものであり、普段からなんとなく誰かの意思決定を支援していたり、なんとなく誰かから意思決定を支援されたりしているものです。知識や技術がなくても日常のなかで「意思決定支援」はできますが、「看護師」として行う意思決定支援は知識も技術も必要です。本セミナーが、皆様の「明日からの意思決定支援の看護実践」に役立ちますように！