ライブ配信(アーカイブ視聴付):緩和ケア・がん性疼痛看護 NEW

教科書には載っていない一歩先の緩和ケア

緩和ケア・がん性疼痛看護認定看護師 サポートセミナー ※配信日:12月20日(土)10時~16時

~緩和ケア医とがん看護専門看護師に学ぼう~

Web 残席あり

受講料 17,600円 (税込)

緩和ケア・がん性疼痛看護認定看護師 サポートセミナー ※配信日:12月20日(土)10時~16時

痛み・不安・迷いに寄り添い、患者の安心につなげる!
─ 臨床の現場で即活かせる緩和ケアの知識とノウハウを─

緩和ケア医とがん看護専門看護師の視点から、最新の国内外のエビデンスや実践的な工夫を紹介します。
受講者の臨床経験と照らし合わせながら解説する、実践に活かせるセミナーです。


【プランナーからのメッセージ】
 緩和ケアの現場では、痛みや呼吸困難、せん妄といった症状への対応、さらにはアドバンス・ケア・プランニング(ACP)や意思決定支援、心理的ケア、多職種での調整など、日々さまざまな課題に向き合うことと思います。
 本セミナーでは、これら緩和ケアのトピックに関する国内外からの最近のエビデンスや、必ずしも教科書には載っていない工夫等を、緩和ケア医とがん看護専門看護師それぞれの立場からご紹介します。
 例えば、神経ブロックを含めた集学的な痛みのアプローチの立ち上げ方と進め方、神経ブロック導入時の看護師の役割、呼吸困難やせん妄に対する薬物治療や観察とケアの工夫、ベッドサイドで活かせるポケットエコーの実際、そして患者・家族と共に進める意思決定支援などです。
 皆さまの臨床でのご経験や疑問と照らし合わせながら、適宜質疑応答を通じて一緒に考え、実践につなげていただけるような場になれば幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。

森先生
森 雅紀



※認定看護師の個人審査(更新審査)の申請要件:自己研鑽の実績(60時間の研修受講)における研修4時間分の申請が可能です。



◆スライド資料◆
スライド資料は、準備が整い次第メールにてダウンロード方法をご案内いたします。(12月中旬予定)
当日までに各自ダウンロードの上、ご準備ください。

◆アーカイブ視聴◆
セミナー開催後、アーカイブ視聴(2週間)を予定しております。
準備が整い次第メールにて視聴方法をご案内いたします。


〇申込締切日
12月19日(金)15時 予定数に達し次第 受付終了となります。
※決済方法の種類は、クレジットカード決済、コンビニ決済(前払い)、銀行振込(前払い)があります。
12月8日以降のお申し込みの場合は、クレジットカード決済のみとなります。


<プログラム>

①痛み…神経ブロックも含めた集学的アプローチ 10:00~11:10(講義60分、質疑応答10分程度)
 [講師]森 雅紀、佐久間 由美
 1. 痛みに対する薬物・非薬物的治療の最近の話題
 2. 神経ブロックも含めた集学的アプローチの立ち上げ方・進め方
 3. 神経ブロックの実施に向けた看護師の役割
 4. 痛みに対するチーム医療をどのように進めるか

 メッセージ(森先生):専門的緩和ケアに紹介される患者において最も頻度が高い症状の一つに痛みがある。痛みに対しては、薬物療法の他、看護ケアやリハビリテーション等の非薬物的ケア、放射線治療や神経ブロック・IVRなどのインターベンショナル治療を含めた集学的治療が推奨されている。本セッションでは、痛みに対する薬物・非薬物的アプローチの最近の話題を振り返り、神経ブロックも含めた集学的アプローチの立ち上げ方や進め方について例を挙げながら説明する。
 メッセージ(佐久間先生):神経ブロックを受ける患者は非常に痛みが強く、体位の保持も困難な場合がある。医師により神経ブロックが計画される時、看護師は患者の苦痛が少なく、より安全に実施されるような、調整、ケアが必要である。またブロック実施後は既存使用の薬剤の減量判断が必要となる。看護師として、どのような視点をもち、誰とどのような調整をするのかなどアセスメント~ケアの実際を紹介する。また医療チームメンバーが患者と痛みをどのように評価し支援に繋げるかの実際を考える。


② がん看護に活かすポケットエコー 11:20~12:30(講義60分、質疑応答10分程度)
 [講師]結束 貴臣
 1. 排尿のエコー(膀胱内の観察)
 2. 排便のエコー(便の有無・性状・位置・量の観察)
 3. 褥瘡のエコー(深部組織の観察)
 4. 嚥下のエコー(咽頭残留の観察)

 メッセージ:ポケットエコーはがん看護における症状緩和とケアの質向上に有用です。排尿では膀胱内容を可視化し尿閉や残尿を早期把握、排便では便の有無や性状を確認し便秘・腸閉塞の評価に役立ちます。褥瘡では深部組織損傷を非侵襲的に観察し早期対応を可能にし、嚥下では咽頭残留を確認し誤嚥リスク低減につなげます。ベッドサイドで即時に活用でき、患者中心のがん看護を支える有効なツールです。本講演では、排便エコーを中心に、明日からの臨床に役立つ知識をお話しします。


③せん妄と呼吸困難 13:30~14:40(講義60分、質疑応答10分程度)
 [講師]森 雅紀、佐久間 由美
 1. 呼吸困難に対する薬物治療の最近の話題
 2. せん妄に対する薬物治療の最近の話題
 3. 呼吸困難に対する観察~評価(適切なケアが現場でなされるために)
 4. せん妄に対する観察~評価(適切なケアが現場でなされるために)

 メッセージ(森先生):進行がん患者にとって呼吸困難やせん妄は頻度が高く、終末期が近づくにつれ徐々に増悪する症状である。オピオイドや抗精神病薬に抵抗性のことも少なくなく、治療抵抗性の苦痛になれば緩和的鎮静が必要になることもある。ランダム化比較試験や前向き観察研究をはじめ、国内外で発表された最近の知見に基づき、臨床現場でどのような薬物治療の工夫ができるのか検討する。
 メッセージ(佐久間先生):現場の看護師が同じ視点で観察し評価すること、評価に基づき、状況にあった薬剤を適切に使用することなどが求められる。そのために緩和ケアチームの看護師として、スタッフと何を共有し、準備しているかなどを紹介する。


④ ACP・意思決定支援・精神心理的ケア・ケア調整関連 14:50~16:00(講義60分、質疑応答10分程度)
 [講師]森 雅紀、佐久間 由美
 1. ACPや意思決定支援についてのエビデンスの概要と最近の話題
 2. がん医療や緩和ケアの現場におけるACPや意思決定支援の実践
 3. 患者、家族のタイミングを考慮したコミュニケーション
 4. 悲嘆が強く病状の進行や死が迫ることを受け入れがたい家族のケア
 5. 患者の希望を支えるための多職種連携のあり方と看護師の役割

 メッセージ(森先生):ACPや人生最終段階の意思決定支援は様々なところで実践が求められている。がん診療連携拠点病院の要件や、急性期病院の入院料算定の要件もなった。ACPや意思決定支援について何がわかっているのか、主なエビデンスを整理し、懐疑的な意見も含めて最近の話題を振り返り、がん医療や緩和ケアの現場においてどのように実践すればよいかを検討する。
 メッセージ(佐久間先生)治療が終盤にさしかかった時に、患者や家族と今後についてどのように話し合うきっかけを作るか、治療の継続が困難になることを見据えた具体的なコミュニケーションの取り方などを紹介する。また看取りに向けた家族ケアや、患者、家族の希望を支えるための多職種連携が上手くいった事例などから、看護師の役割を検討する。




講師

森 雅紀

総合病院 聖隷三方原病院 緩和支持治療科 部長


佐久間 由美

総合病院 聖隷三方原病院 緩和支持治療科 がん看護専門看護師


結束 貴臣

国際医療福祉大学成田病院 緩和医療科 部長

お申し込み

開催地

Web

申込締切日

2025/12/19(金)

会場

空席状況

残席あり

受講料

17,600円(税込)

備考

〇申込期限は、12月19日(金)15時 です。予定数に達し次第 受付終了となります。
※決済方法の種類は、クレジットカード決済、コンビニ決済(前払い)、銀行振込(前払い)があります。
12月8日以降のお申し込みの場合は、クレジットカード決済のみとなります。

〇受講申込には、弊社公式会員「メディカID」への登録(無料)が必要です。

〇「メディカのセミナー ライブ配信」は、メディカ出版オンラインストアからの受付に限ります。

〇お申込みされたご本人のみご視聴いただけます。複数名での申込は受け付けできかねます。必ず1名様ずつお申込みください。

「申込」と「受講料の入金」が確認できましたら、視聴手順を案内する「セミナー 受講証」メールを送信します(kango-s@medica.co.jpから届きます)。それに従って、配信日前までに「Zoom」への事前登録をお済ませください。
「セミナー 受講証」メールが届かない場合は、ご利用状況確認ページ 9.商品に関するおしらせにてご確認いただけます。
上記でご確認いただけない場合は、所定の問い合わせ先までご連絡ください。

〇お申し込み後のキャンセル・返金はできかねます。

〇インターネットに接続可能なパソコン・スマートフォン・タブレットのいずれかをご用意いただき、Wi-Fiや有線LANなど高速通信が可能なネットワーク環境でご視聴ください。

〇機器の仕様・通信環境・電波状況によっては、視聴できない、または映像・音声に乱れが発生する可能性があります。その場合の補償はいたしかねます。

〇インターネット接続にかかる通信費等はお客様負担となります。

〇配信時間外の視聴や、一時停止・巻き戻し等はできません。

〇表記の終了時刻は目安です。多少前後する場合があります。

〇映像・音声データ等の録画・複製・上映・送信等は違法となります。固くお断りします。

〇やむをえない事情により中止となった場合は受講料を返金します。

〇見逃しや受信機器の不具合等で視聴できなかった場合の返金には対応しておりません。
(セミナー開催後、アーカイブ視聴(2週間)を予定しております。)

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