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認定看護師なら知っておきたいICUケア

集中ケア認定看護師・クリティカルケア認定看護師 サポートセミナー

Web 残席あり

受講料 13,200円 (税込)

集中ケア認定看護師・クリティカルケア認定看護師 サポートセミナー

RRT、PICS、ACPがまるっと学べるセミナー!


RRTでは、対応側のチームにいるICU看護師に焦点を当てて、RRSが成熟するために何が必要であるかについて、クリティカルケア認定看護師の経験を元に学びます。
PICSでは、最新のエビデンス、ガイドライン、評価スケールなど知識やスキルをアップデートします。対策については、ABCDEFバンドル、早期リハビリテーション、急性期栄養療法の3項目にフォーカスして深堀します。
緩和ケアとACPでは、「救急・集中治療における終末期医療に関するガイドライン」改訂を意識して、ICUにおける生命維持治療の終了・差し控えに関わる緩和ケアの実際について解説します。明日から使える、緩和ケアに使えるコミュニケーションの実例も学べます。



※認定看護師の個人審査(更新審査)の申請要件:自己研鑽の実績(60時間の研修受講)における研修3時間分の申請が可能です。
セミナー受講後に確認テストをご実施いただき、合格点に達している方へ受講修了証を発行し、順次メールにてお送りいたします



<商品内容・視聴について>
収録時間:約210分
スライド資料:138ページ(講義資料136ページ+テストのご案内2ページ)
動画視聴・資料ダウンロード期間:「セミナー受講証」メール受信日より30日間
※お申し込みのご本人様に限ります

※本セミナーは、「スライド資料送付」はありません。


<プログラム>

①RRTのICUナースに望むこと (65分)
 [講師]森安 恵実(北里大学病院 救命救急・災害医療センター EICU担当 クリティカルケア認定看護師)
 1. Rapid Response Systemの概要
 2. RRTのICUナースに求められるトリアージ力
  患者評価と初期対応、RRT医師や担当診療科医師への報告
 3. RRTのICUナースに求められるコーディネート力
  要請側と出動側のスタッフのコミュニケーションを円滑にするノンテクニカルスキル
 4. RRTのICUナースに求められる教育力
  要請側の「気づき」を促す適切なフィードバック
 5. RRTの担当になっていないICU看護師に求めること
 6. RRTのキーパーソン(認定看護師、専門看護師他、推進者)に求めること

 メッセージ:患者が入院中に“防ぎ得た”、“予期せぬ”急変をすることがある。以前であれば、『その急変の後、ICUに収容し、重症化した状態から回復へ導くことがベストな診療である。』と言えたのかもしれない。しかし、最近では、急変が起きる前に予兆を察知し、専門のチーム(RRT)を起動することで、“急変を防ぐ”というコンセプトの元、Rapid Response System (RRS)を設置する施設が増えている。
 ただし、施設にとってRRSの困難な点は、設置したからといって、目標が達成するとは言えないことである。適切な起動や対応、施設としての十分なバックアップ、システムPDCA サイクルなど、施設全体のなかでそれぞれの役割が全て機能していく必要がある。この講義では、その中で、対応側のチームにいる看護師に焦点を当てて、RRSが成熟するために何が必要であるかを自身の経験を元にお伝えできればと考えている。


②PICS診療のミニマムエッセンス (70分)
 [講師]中村 謙介(神戸大学医学部附属病院救命救急科 特命准教授)
 1. PICSのコンセプト
 2. PICSに向き合うための準備
 3. PICS評価
 4. PICS対策
 (1)ABCDEFバンドル
 (2)早期リハビリテーション
 (3)急性期栄養療法

 メッセージ:Post-Intensive Care Syndrome PICSのコンセプト提案がなされ10年以上が経過し、長期予後に向き合いながら集中治療を展開することは必須のマインドとなった。
 今こそ我々は患者のPICSに対峙しその対策に尽力する、すなわちPICS診療を実践すべきである。この講義ではその核となる考え方やプラクティスのあり方を概説し、明日からのPICS診療のクリニカルパールを共有したいと考える。


③ ICUでできる緩和ケアとACP (71分)
 [講師]石上 雄一郎(飯塚病院 連携医療・緩和ケア科 医長)
 1. 緩和ケアとは 
 2. 生命維持治療終了・withhold withdrawについて
 3. カンファレンスはどうする?カルテには何を記載する? 
 4. 3ステージアプローチ SDM
 5. 看護師の家族面談前後の対話(NURSEなど)

 メッセージ:緩和ケアは決して終末期だけのものではありません。命に関わる患者全員に必要な当たり前のケアです。2014年に「救急・集中治療における終末期医療に関するガイドライン~3学会からの提言~」が発表されてから10年が経過し、ガイドラインの改訂作業が進んでいます。改訂版は集中治療・救急・循環器学会に緩和医療学会が加わった「4学会」からの提言となります。そこでは、生命維持治療の終了・差し控えに関わる緩和ケアについても周知される予定です。
 ICUで、患者家族の声を最も聞くことができるのは、最前線にいる看護師ですので、緩和ケアの鍵は看護師です。治療でできることがなくてもケアは最期までできます。この講義では明日から使えるコミュニケーションの実例を交えてお話しします。ICUでできる緩和ケアとACP をぜひ現場で実践し患者、家族へ還元してもらえると嬉しいです。


koe

●現場で困っていることがたくさん話の中に出てきたので今後に活かせそうだなと思いました。


●RRT活動を現在取り組んでいるので勉強になった。


●活動の中で普段から悩み苦しんでいる点を含めて多くの話が聞けて良かったです。


●具体的かつ、目指すべきところがよく理解できる内容であった。


●PICSについて勉強しても、実際どういった評価や看護をすればいいかわかりにくいところがありました。今回は実践できる内容を教えていただいたので、当院でも実践していきたいと思います。


●家族との治療に関する関わり方が、自分だけではなく自部署の課題だったため、言葉の選び方や提示の方法が参考になった。


●ICUでの終末期医療や緩和医療にとても困難さを感じており、医師との考えの違いにずれが出ることが多く、今回の講義で自分自身の知識を深めることができ、今後に繋がると感じた。


●認定看護師として、といった視点での講義は少なかったりするのでとても参考になった。看護師としてこういうところをケアしてほしい、できる事はなにか、それぞれの講義の中でアドバイスをいただいた気がした。RRTも実際悩んでいるところだったりしたのでとても参考になったが、緩和ケアの中でよくあるジレンマや、家族にどう話を切り出したらよいかなど、本当に具体的で納得できる内容だった。なぜうまくいかないのか、すごく腑に落ちた。


●それぞれ第一線の先生方の講義を聞けて大変参考になりました。


●ICUでの関りや意思決定へのかかわり方、特に語彙力が無いため声のかけ方に悩むことが多かったが、講義で具体的な声のかけ方や枕詞など知れたことが良かった。


●具体的な言葉かけを学ぶことができた。特に、延命・もしもの時の事について、本人がどう考えていたかなどの聞き方が参考になった。


●緩和ケアやACPについては個人的な思いも多く関係する中で、どのように対応することが適切なのか学ぶことができた。また自身の活動についても再確認することができた。

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開催地

Web

申込締切日

2026/2/28(土)

会場

空席状況

残席あり

受講料

13,200円(税込)

備考

〇動画視聴・スライド資料ダウンロードは、「セミナー 受講証」メール受信日より30日間、お申込みのご本人様に限ります。

〇お申し込み前に「動作環境」をご確認ください。

〇受講申込・動画視聴・スライド資料ダウンロードには、弊社公式会員「メディカID」への登録(無料)が必要です。

〇視聴できるのは購入者のみのため、複数名での申込は受け付けできません。必ず1名様ずつお申込みください。

〇動画視聴・スライド資料ダウンロード用の「ロック解除キー」は、「セミナー 受講証」メールにてお知らせいたします。
「セミナー 受講証」メールが届かない場合は、ご利用状況確認ページ の 9.ご注文に関するおしらせ にてご確認いただけます。
上記でご確認いただけない場合は、所定の問い合わせ先までご連絡ください。

〇お申し込み後のキャンセル・返金はできかねます。

〇講義内容は2025年9月28日に配信したセミナーを録画・編集したものです。

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