オンライン:がん
がんのくすりシリーズ
はじめてのがんのくすり 全薬剤おまとめ編
どんなくすり?/投与前・中・後の観察/患者指導
Web 残席あり
受講料 14,000円 (税込)
外来や病棟で行うがん薬物療法看護の基本の「き」を学べて、自信をもって投薬ができて、「ココ!」というポイントを押さえた患者指導やケアを実践できるようになります!
たとえば同じ「調剤されたものを投薬する・投薬中の観察をする」場合でも、投与量や投与方法、注意事項、起こりやすいインフュージョン・リアクションなど、自身にそのくすりに関する知識があるのとないのとでは、投薬する・観察することへの不安や緊張は大違いです。
本セミナーでは「全薬剤おまとめ編」として、胃・肝胆膵・小腸・大腸・腎臓・泌尿器・頭頸部・食道・乳房・肺・卵巣・子宮・血液のがんで用いる薬剤について、まず押さえておきたい、がんのくすりと看護に関する知識を厳選して薬剤師とがん看護に携わる看護師がわかりやすく解説します。
本セミナーで学べば、がんのくすりに関する不安が解消されて、自信をもってケアができるようになります!
<商品内容・視聴について>
収録時間:約720分(約12時間)
スライド資料:378ページ
動画視聴・資料ダウンロード期間:「セミナー受講証」メール受信日より60日間
※お申し込みのご本人様に限ります
※本セミナーは、「スライド資料送付」はありません
<プログラム>
※総論1~4は全シリーズ同じ講義・解説を収載しております。
総説1 がん薬物療法についての総説
総説2 がん看護の道具 ~CVポート編~
総説2-2 がん看護の道具 ~そのほか編~
総説3 取り扱いに注意が必要なくすりについて
総説4 血管外漏出の予防と対策
〇フルオロウラシル
〇シスプラチン
〇オキサリプラチン
〇テガフール・ギメラシル・オテラシルカリウム …ほか
詳細は下記プログラム欄をご覧ください。
講師
佐藤 弘樹(国立がん研究センター東病院薬剤部薬剤師)
渋谷 悠真(国立がん研究センター東病院薬剤部薬剤師)
菊池 早輝子(株式会社日立製作所日立総合病院/がん薬物療法看護特定認定看護師)
高梨 智恵(湘南鎌倉総合病院/がん化学療法看護認定看護師)
長谷川 紀代(横浜未来ヘルスケアシステム 戸塚共立第1病院/がん化学療法看護認定看護師)
大島 文乃(横浜未来ヘルスケアシステム 戸塚共立第1病院/がん化学療法看護認定看護師)
倉林 美和(独立行政法人労働者健康安全機構横浜労災病院 外来化学療法室/がん化学療法看護認定看護師)
藤本 沙耶香(徳島県立中央病院/がん化学療法看護認定看護師)
友野 亜妃子(がん化学療法看護認定看護師)
お申し込み
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開催地
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Web
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申込締切日
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2025/7/31(木)
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会場
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空席状況
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残席あり
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受講料
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14,000円(税込)
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備考
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〇動画視聴・スライド資料ダウンロードは、「セミナー 受講証」メール受信日より60日間、お申込みのご本人様に限ります。
〇お申し込み前に「動作環境」をご確認ください。
〇受講申込・動画視聴・スライド資料ダウンロードには、弊社公式会員「メディカID」への登録(無料)が必要です。
〇 視聴できるのは購入者のみのため、複数名での申込は受け付けできません。必ず1名様ずつお申込みください。
〇動画視聴・スライド資料ダウンロード用の「ロック解除キー」は、「セミナー 受講証」メールにてお知らせいたします。
「セミナー 受講証」メールが届かない場合は、ご利用状況確認ページ の 9.ご注文に関するおしらせ にてご確認いただけます。
上記でご確認いただけない場合は、所定の問い合わせ先までご連絡ください。〇お申し込み後のキャンセル・返金はできかねます。
〇講義内容は2023年12月時点のものです。
プログラム
※「がんのくすりシリーズ」には9つの部位編とおまとめ編などのセット販売がございます。プログラム内の同一薬剤名の動画については、がんの部位が異なっていても、同じ講義・解説を収載しております。総論1~4についても同じ講義・解説を収載しております。
まず押さえておくべきがん薬物療法にまつわる総説講義動画5本のほか、
薬剤ごとに「薬剤師の解説」と「看護師の解説」がセットになっています。
【おもな動画のつくり】
◆薬剤師の解説◆
◇薬理作用(初回導入あるいはレジメン変更時の第1回目で使うことが多いキードラッグについて)
◇用法用量・適応がん種
◆看護師の解説◆
◇投与時の注意事項
・投与前:要注意な検査値データなど
・投与中:投与速度(交換頻度により投与速度が異なる場合)や血管外漏出のチェックなど
・投与後:投与後の皮膚状態のチェックやフラッシュの有無など
◇副作用とその対策
などについて紹介します。
薬剤師と看護師という2つの目線で学ぶことで、より理解の深まるつくりになっています。
総説1 がん薬物療法についての総説
がん細胞とは/がん薬物療法(がん化学療法)とは/細胞障害性抗がん薬/ホルモン薬(内分泌療法薬)/分子標的薬/免疫チェックポイント阻害薬
総説2 がん看護の道具 ~CVポート編~
がん薬物療法に用いられる主な器材/押さえておきたい皮下埋め込み型中心静脈アクセスポート(CVポート)/CVポートの代表的な造設場所/どんな患者にCVポートは必要?/CVポートを用いての点滴投与のイメージ/CVポート専用の針:ヒューバー針/CVポートの利点・欠点/CVポートトラブルを回避するポイント:①針の固定②パルシングフラッシュ/カテーテル閉塞への確認方法/まとめ
総説2-2 がん看護の道具 ~そのほか編~
がん薬物療法で用いられる主な器材:フィルター付き輸液セット/「フィルター付き輸液ルートを使用する」とは/がん薬物療法で用いられる主な器材:閉鎖式の抗がん薬輸液セット(CSTD)/抗がん薬の安全な調製・管理(安全キャビネット、スピルキット)/安全キャビネット/もしもの時のスピルキット/スピルキットとは/まとめ
総説3 取り扱いに注意が必要なくすりについて
取り扱いに注意が必要な薬剤とは?/Hazardous Drugsに位置づけられる薬物/曝露の経路/曝露による健康への影響/取り扱い作業に必要な個人防護具/Hazardous Drugsが排泄されている期間の排泄方法・洗濯方法/血管外漏出時の影響度分類/血管外漏出時の影響度による薬剤分類/血管外漏出を疑ったら?
総説4 血管外漏出の予防と対策
はじめに/血管外漏出(EV)とは・血管外漏出のリスク/患者側の因子・医療側の因子/治療開始前における血管外漏出予防策/治療中の血管外漏出予防策 :①穿刺部位選択 ②治療中の患者指導 ③輸液ポンプ? 自然滴下?/血管外漏出の鑑別/治療中・終了後の予防策/治療中・終了後の血管外漏出への対応
〇フルオロウラシル
代表的なレジメン
・(食道・頭頸部がん)FP、DCF、mFOLFOX6
・(胃がん)mFOLFOX6
・(膵臓がん)mFOLFIRINOX、nal-IRI+5-FU+l-LV
・(大腸がん)mFOLFOX6、FOLFIRI、FOLFOXIRI
〇シスプラチン
代表的なレジメン
・(食道・頭頸部がん)FP、DCF、CDDP+RT
・(肺がん)IP、CDDP+S-1、EP、CDDP+GEM、CDDP+VNR、CDDP+PEM
・(胆道がん)GC、GCS
・(胃がん)CDDP+S-1、CDDP+Cape
・(泌尿器がん)GC
・(胚細胞腫瘍)BEP、EP、VIP、VeIP
〇オキサリプラチン
代表的なレジメン
・mFOLFOX6 ±(Pmab or Cmab or BV)
・FOLFOXIRI ± BV
・CAPOX ± BV、SOX +BV
・(膵がん)FOLFIRINOX、mFOLFIRINOX
〇テガフール・ギメラシル・オテラシルカリウム
代表的なレジメン
・(胃がん)SOX、S-1+CDDP
・(大腸がん)IRIS
〇カペシタビン
代表的なレジメン
・(大腸がん)CAPOX
〇セツキシマブ
代表的なレジメン
・(頭頸部がん)PTX+Cmab、PCE、Cmab+RT
・(大腸がん)Cmab+mFOLFOX6、Cmab+FOLFIRI、Cmab+ENCO+BINI
〇パニツムマブ
代表的なレジメン
・(大腸がん)Pmab+mFOLFOX6、Pmab+FOLFIRI
〇イリノテカン/イリノテカンリポソーム製剤
代表的なレジメン
(小細胞肺がん)
・CDDP+CPT-11
(結腸・大腸がん)
・XELIRI
・FOLFIRI、IRIS
(膵がん)
・FOLFIRINOX
・nalIRI+5FU/LV(リポソーム製剤のみ)
〇エトポシド
代表的なレジメン
・(小細胞肺がん)CDDP+ETP、CBDCA+ETP
・(胚細胞腫瘍)BEP、CDDP+ETP
〇ブレオマイシン
代表的なレジメン
・(血液がん)ABVD療法(ホジキンリンパ腫)
・(胚細胞腫瘍)BEP療法
〇ビンクリスチン
代表的なレジメン(血液がん)
・CHOP±Rit療法(DLBCL:びまん性大細胞型B細胞性リンパ腫)
・DA-EPOCH±Rit療法(非ホジキンリンパ腫)
〇ダカルバジン
代表的なレジメン
・ABVD
〇パクリタキセル
代表的なレジメン
・(頭頸部がん)PTX+Cmab
・(食道がん)PTX単剤
・(非小細胞肺がん)CBDCA+nab-PTX(+Pembro)療法
〇アルブミン懸濁型パクリタキセル
代表的なレジメン
・(非小細胞肺がん)CBDCA+nab-PTX(+Pembro)療法
・(乳がん)Atezo+nab-PTX
・(胃がん)RAM+nab-PTX
・(膵がん)GEM+nab-PTX
〇カルボプラチン
代表的なレジメン
・(頭頸部がん)Pembro+CBDCA+5-FU療法
・(非小細胞肺がん)CBDCA+PTX(+Pembro)療法
・(乳がん)Trastuzumab+Pertuzumab+CBDCA+DTX
・(卵巣がん)ddTC療法
〇シクロホスファミド
代表的なレジメン
・(乳がん)AC、dose-dense AC、TC、FEC
・(悪性リンパ腫)CHOP、DA-EPOCH
〇ドキソルビシン
代表的なレジメン
・(乳がん)AC、(子宮体がん)AP
・(悪性リンパ腫)CHOP、DA-EPOCH
・(尿路上皮がん)M-VAC
〇リポソーム化ドキソルビシン
代表的なレジメン
・(卵巣がん)Doxil + BV、Doxil
〇エピルビシン
代表的なレジメン
・(乳がん)FEC療法
・(乳がん)EC療法
〇ドセタキセル
代表的なレジメン
・(頭頸部がん)DTX
・(食道がん)DCF療法(導入化学療法)
・(非小細胞肺がん)DTX+RAM療法
・(乳がん)Trastuzumab+Pertuzumab+DTX、TC療法
・(胃がん)DS療法
〇トラスツズマブ
代表的なレジメン
・(乳がん)Tmab単剤、Per+Tmab+PTX
・(胃がん、大腸がん)SP+Tmab、Per+Tmab
〇ゲムシタビン
代表的なレジメン
・(非小細胞肺がん)CDDP+GEM
・(膵がん)nabPTX+GEM
・(膵がん〈術前〉)GEM+S-1
・(胆道がん)Durva+GC
・(膀胱がん)GC
・(がん化学療法後に増悪した卵巣がん)GEM+CBDCA+BV
〇リツキシマブ
代表的なレジメン(血液がん)
・CHOP+Rit療法(DLBCL:びまん性大細胞型B細胞性リンパ腫)
・DA-EPOCH+Rit療法(非ホジキンリンパ腫)
〇ベバシズマブ
代表的なレジメン
・(非小細胞肺がん)CBDCA+PTX+Atezo+BV
・(肝がん)Atezo+BV療法
・(子宮頸がん)TP+BV療法
・(卵巣がん)CBDCA+GEM+BV
・(大腸がん)mFOLFOX6+BV、FOLFIRI+BV
〇ラムシルマブ
代表的なレジメン
・(胃がん・大腸がん)Ramcirumab±PTX、FOLFIRI+Ramcirumab
・(非小細胞肺がん・肝細胞がん)DTX+Ramcirumab、単剤投与
〇ペメトレキセド
代表的なレジメン
・(切除不能な進行・再発の非小細胞肺がん)CDDP+Pemetrexed、Atezolizumab+CBDCA+Pemetrexed、Nivo+Ipi+CBDCA+Pemetrexed、Pembrolizumab+CBDCA+Pemetrexed
〇ニボルマブ
代表的なレジメン
・ニボルマブ単剤療法
・(腎細胞がん、MSI-Hを有する大腸がん)ニボルマブ+イピリムマブ療法
・(悪性胸膜中皮腫、非小細胞肺がん、食道がん)ニボルマブ+イピリムマブ療法
・(悪性黒色腫)Nivo+Ipi療法
・(食道がん)Nivo+Ipi療法、Nivo+FP療法
・(非小細胞肺がん〔緩和的化学療法〕)Nivo+Ipi+CBDCA+PTX療法
・(非小細胞肺がん〔術前補助化学療法〕)Nivo+CBDCA+PTX療法
・(胃がん)Nivo+SOX療法
・(腎細胞がん)Nivo+カボザンチニブ療法
〇ペムブロリズマブ
・Pembrolizumabの投与方法
〇ペルツズマブ
代表的なレジメン
・(乳がん)Per+Tmab+DTX、Per+Tmab+PTX
・(結腸・直腸がん)Per+Tmab