陣田塾 看護の“知の見える化”で現場が変わる!
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発行 : 2015年7月

ISBN-10 : 4-8404-5250-4

ISBN-13 : 978-4-8404-5250-2

商品コード : 130211551

在庫 : 在庫なし(申込不可)

専門誌

ナーシングビジネス2015年夏季増刊

陣田塾 看護の“知の見える化”で現場が変わる!

より良い看護実践のための概念化スキル教えます!

発行 : 2015年7月

ISBN-10 : 4-8404-5250-4

ISBN-13 : 978-4-8404-5250-2

商品コード : 130211551

在庫 : 在庫なし(申込不可)

看護の質を上げるリーダーシップを学ぼう

「より良い看護の探求」にはゴールはない。看護のマネジャーとして、部門全体の看護の質を高めるためにはスタッフが持つ看護の知を拾い上げ、広め、深める働きかけが必要であり、そのカギとなるのが概念化である。看護のプロ集団を統括する師長として1ランク上を目指そう。

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目次

【第1クール 個人の知の見える化】
<ようこそ、看護現場学実践講座へ!>
◆はじめに、本講座の説明をします
◆看護現場学の話の前に、私自身のヒストリーから
・聖マリアンナ医科大学病院で師長、副部長に
・短大教員時代に感じた「もやもや」
・私を変えたクルト・レヴィンの言葉
・再びマリアンナへ
・看護師は「辞められない」時代に
<まず、看護現場学について話しましょう>
◆看護現場学が芽生えたきっかけ
・教員時代の講義~「教育らしさ」から「私らしさ」へ
・演繹的学習法と帰納的学習法を使い分ける
  ・相手に合わせた講義法の気づき/演繹的学習法(演繹法)
  ・帰納的学習法(帰納法)/看護現場は帰納法がポイント
  ・「私の看護論」という研修プログラム
◆看護現場学に欠かせない理論との出会い
・「武谷三段階論」と「認識の三段階連関理論」
・教育時代の体験から生まれた『看護現場学への招待』
  ・「認識に導かれた実践」/エキスパートナースへの道
◆「善き実践」に至る認識の三段階
・認識ののぼり・おりで話す
・本質に至る認識の三段階の三角形
・概念化能力によって問題の本質をつかむ
・看護師によって異なる実践の質
◆「看護の知」を「見える化」するのが看護現場学
・苦い経験から生まれた看護現場学
・現場の看護師のサポートをしたい!
<「忘れられない場面」から本質をつかむ>
◆さあ、ワークを始めましょう!
・私が忘れられないALSの患者さん
・大学院での「なぜ?」を追究する
◆ワーク1:概念化シートに個人で書いてみる
  ・(1)忘れられない場面/(2)なぜ、記憶していたのか?
  ・(3)私がこだわる看護の領域とは?
  ・(4)見えてきたことは? これからどのように考え続けていく?
  ・いま、私が大切にしている看護
・「書く」ことの意味
  ・「考える」から「書ける」/暗黙知と形式知の違い
◆ワーク2:仲間と「ナラティブ」する
・仲間とのナラティブが知を広げ、深める
・心に残るのはなぜ?
◆では、ワークシートの種あかしです
・ワークシートは認識の三段階にリンクする
・感性的認識を概念的・理性的認識へ
・忘れられない記憶が未来を育てる
◆ワーク3:さらなるナラティブで知を広げ深める
・話し合っている事柄に名前をつける
<自身の看護をフォーカスする>
◆ベナーの実践領域と照らし合わせてみよう
・塾生とのディスカッション
◆自分のストーリーにテーマをつけよう
・これからの行動表明をする
  ・現象から構造へ抽象化する
◆こだわってきたことを「私の強み」にする
・「業務の繰り返し」から脱出する「実践知」
・ジェネラリストこそ「強み」をもとう
◆看護の知を広げて育てていく
◆「私の看護観」ではなく「私の実践論」を持つリーダーになろう
〔どうしても書けないときには……〕
【第2クール チームの知の見える化】
<チームを育てる力を身につけるために必要なこと>
◆個人からチームマネジメントへ
◆認識に裏づけられた行動をしていますか?
・認識と行動の一貫性を図る
・認識と行動の不一致から気づけること
◆自分の言葉で「より良い看護」を語ろう
◆無意識を「意識化」しよう
・無意識にできている行動を言語化する
・認識と行動をつなげる
・認識と行動はバラバラになりやすい
◆スピリッツのベクトルを合わせよう
・価値を共有する仲間とは
・日常の実践の中でのカンファレンス
◆ワーク1:認識ののぼり・おりのトレーニング
・自分で自分をみる
  ・第1クールで学んだことを書き出す
  ・概念化シートに記入する/グループで話し合う
・塾生とのディスカッション
◆ワーク2:仕事の内容を概念化しよう(ワークプレイス法)
・「私の仕事・業務」から「私たちの仕事・業務」へ
  ・毎日の仕事を書き出す
  ・「私たちの仕事」にするには、を話し合う
・仕事のとらえかたで質が変わる
◆突然の欠勤者。どう対応しますか?
◆これから必要な看護師像を考えよう
・暗黙知と形式知、対立から両立へ
・暗黙知と形式知の終わりなき循環
・技術と実践を磨いてこそのエキスパート
◆「実践共同体」になるためにリーダーがすること
・言語化する、行動する
・チームのメンバーが同じ方向を向いているかを確かめるには
・看護のリーダーが管理するものは何?
・経験学習ができる職場づくりを
〔チームづくりに向けて、自分のチームの成熟度を把握することが大切〕
◆時代とともに看護現場は進化します
◆リーダーに求められる能力も進化します
◆問題解決にも認識の三段階を生かそう
・看護現場の問題は3種類
・問題解決には人を巻き込む
◆マネジメントの3つの役割
◆組織デザイン──マリアンナの事例に学ぶ
・定着させたい価値を共通言語にして、広めていく
・価値を共有する意味
【第3クール プロフェッショナルの知の見える化】
<本当のプロフェッショナルを目指しましょう>
◆プロフェッショナルとはどんな人でしょうか?
◆プロフェッショナルとは「考え続け、実践し続けていく人」
〔リフレクションと看護現場学〕
◆キャリア発達=年数でしょうか?
◆プロフェッショナルの素地は学生から育てよう
・学生には現場を丸ごと見せる
・優れた技を見せて、学びの促進を目指す
・学生は想像以上によく見ている
・忘れられない患者さんを思う機会をつくる
◆皆さんをエキスパートへ導く看護現場学
◆あなた自身の看護の行動指針をもとう
◆あなたの「看護論」を育てよう
・スピリッツは更新される
・看護観から看護論へ~揺り戻し、学び直し、修正を続ける
・具象化から抽象化するプロセスが「概念化」
・教育を認識の三段階で組み立てる
・管理を認識の三段階でとらえる
◆経験学習による学び
◆知をそぎ落としてシンプルな言葉で表現─座右の銘
◆これからの看護が目指すもの
・社会的共通資本としての看護
〔語りを重ねて、看護の知を共有していく ──個からチーム、組織へ〕
【付録】
・概念化シート
・ワークショップ記録用紙
・私の看護実践論のワークシート
・概念化ワークシート
・索引

お客様の声

概念化について分かりやすい書籍になっていると感じた。色使いも優しく、読みやすいと思う。(看護 その他)
現場の指導は、なんとなくこのようにした方がいいだろうという考えはありましたが、その根拠がなかったので自信をもってできてはいませんでした。しかし、この本に出会ってハッキリと方針が決まり、自信を持って指導にあたれるようになりました。(看護 手術室)