専門誌
ハートナーシング2021年春季増刊
カラダまるごと調査隊
どう関係する? 心疾患×他臓器(肺・脳・腎臓・消化器)の病態生理
心疾患と併存症のつながりが見える!/“全身を見るセンス”が身につく!/イラスト中心の解説&フカボリ解説
発行 : 2021年4月
ISBN-10 : 4-8404-7330-7
ISBN-13 : 978-4-8404-7330-9
商品コード : 130052150
在庫 : 在庫あり(申込可)
サイズ : B5判 256頁
正誤表心疾患と併存症の関係がビジュアルでわかる
循環器病棟でよく見かける、心疾患×併存症が影響し合う36の事例をもとに、「心疾患やその治療と他臓器の関係性」「心疾患が併存すると特に危険な患者さん」について解説。イラスト中心で学ぶ、“心疾患患者さんの全身を診る”ためのガイドブック!
4,400 円(税込)
カートに追加しました心臓との関連が深い代表的な臓器を大きな図解で解説!必須知識をサクッと確認!
イラスト&図表中心の解説でパッと概要をつかみ、テキスト解説でより詳細なメカニズムをフカボリ!
心疾患の胸以外の症状、薬物療法の副作用、カテーテル治療後・外科手術後の合併症、呼吸器疾患や消化器疾患などと併存している場合の危険性など、相互に関連する病態の知識が深まる一冊!
目次
1) 心臓と呼吸器
2) 心臓と脳
3) 心臓と腎臓
4) 心臓と肝臓・膵臓・胃
■第1部 心疾患と治療でカラダに何が起きる?
◇第1章:心疾患で胸以外の症状が起こる!?
FILE 1) 心筋梗塞で呼吸困難になった!
FILE 2) 大動脈弁狭窄症や僧帽弁閉鎖不全症で息切れが生じた!
FILE 3) 左心不全で呼吸困難になった!
FILE 4) 不整脈でめまいや失神が起こった!
FILE 5) 狭心症で肩が痛くなった!肩こりが起こった!
FILE 6) 右心不全で食欲不振になった!
◇第2章:心疾患への薬物療法でほかの部位に副作用!?
FILE 7) ACE阻害薬で空咳が出た!
FILE 8) ACE阻害薬やARBで腎機能障害が起こった!
FILE 9) β遮断薬でめまいが起こった!
FILE 10) 抗血小板薬で頭痛や意識障害が起こった!
FILE 11) Ca拮抗薬で歯肉増殖が起こった!
FILE 12) Ca拮抗薬で頭痛や頭重感が生じた!
FILE 13) 肺高血圧治療薬で肝機能障害が起こった!
◇第3章:心疾患へのカテーテル治療・外科手術後にほかの部位に合併症が…!
FILE 14) 腎不全
FILE 15) 無気肺
FILE 16) 脳梗塞
FILE 17) 高血糖
FILE 18) 反回神経麻痺
FILE 19) 対麻痺
◇第4章:心疾患からほかの疾患に…!ここに注意!
FILE 20) 心房細動で脳梗塞が起こった!
FILE 21) 心筋梗塞後に高次脳機能障害が生じた!
FILE 22) 心筋梗塞後に抑うつ症状が出た!
■第2部 心疾患にほかの疾患が併存していると危険?
◇第1章:呼吸器疾患の場合
FILE 1) 慢性閉塞性肺疾患(COPD)を併存しているとなぜ危険?
FILE 2) 気管支喘息が併存しているとなぜ危険?
FILE 3) 睡眠時無呼吸症候群だとなぜ不整脈になりやすいの危険?
FILE 4) 肺高血圧症からなぜ右心不全になるの?
◇第2章:内分泌・代謝/消化器疾患の場合
FILE 5) 糖尿病を併存しているとなぜ危険?
FILE 6) 腎機能障害(腎不全)を併存しているとなぜ危険?
FILE 7) 透析中だとなぜ危険?
FILE 8) 肝機能障害が併存しているとなぜ危険?
◇第3章:脳神経疾患・認知症の場合
FILE 9) 脳神経疾患を併存しているとなぜ危険?
FILE 10) 認知症が併存しているとなぜ危険?
◇第4章:フレイル・サルコペニア・低栄養の場合
FILE 11) フレイル・サルコペニアを併存しているとなぜ危険?
FILE 12) 低栄養だとなぜ危険?
◇第5章:精神疾患・うつ病の場合
FILE 13) うつ病を併存しているとなぜ危険?
FILE 14) 統合失調症を併存しているとなぜ危険?
お客様の声
複数の既往歴を持つ心疾患の患者さんを担当することが多いため、心疾患だけでなく、他の疾患からも患者さんをアセスメントすることに、とても役立ちました。ありがとうございます。後輩にもお薦めしていきたいです。(看護 循環器)
イラストも多く分かりやすく、専門誌ならではの内容が普段の病態の理解につながりました。(看護 一般内科)
心不全と関連した各種疾患について、学ぶことができた。わたしには難しかったので、ここからさらに学習を深めたいと思いました。(看護 がん)